今日は「女性のための政治スクール」で、泉田新潟県知事のお話を聞きました。
20人ほどの少人数、しかも1時間半以上たっぷり。
こんな機会はなかなかありません。
「新潟に住んでいても知事の話を1時間以上も聞けるなんてことない」と
新潟から来た方もいました。
原発とエネルギー政策の話を聞きたいと福島から来た方もいました。

イメージ 1知事の話を聞いていると、
いかに福島の原発事故への政府や東電の対応に誠意も合理性も整合性もないかがよくわかります。

それは新潟中越地震、中越沖地震のときとまったく変わっていないと。

通産省出身の知事は、政府や企業の隠ぺい体質や、どうしてそういう対応になってしまうのかもわかっていて、しかしそれではダメなのだと言い続けている。説明を求めている。
でもそれはいつもメディアで取り上げられず、
肝心の部分はカットされてしまうそうです。
脱原発へのブレない姿勢、怒りを持ちつつ理論的な発言。
これを続けることは、ご本人も「危険だと思う」そうです
会場からは「つぶされないでください」との声が。
現役官僚が書いたという本『原発ホワイトアウト』には
知事をモデルにした人物が登場しますが、おとしめられてしまいます。
ほんと、くれぐれもそんなことのないように・・・

時間が押して新潟のエネルギー政策について
くわしくきけなかったのが残念でしたが、
新潟は太陽光、地熱、海洋エネルギー、雪までも資源として
再生可能エネルギー100%を目指すとおっしゃっていました。
他の原発立地県の知事とは一線を画す泉田知事。
その政治姿勢を貫いてほしいと思います。