田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

タグ:小学校

自分の子どもが高校生になってしまい、通うのが近くの高校でなかったりすると、
とたんに地元の子どもたちの情報が入ってこなくなります。
市の教育委員会も高校生以上の情報は把握できなくなります。

以前私が議会で日高市でひきこもりと思われる人はどのくらいいるのか
と質問したとき、担当者が国勢調査などを丁寧に調べ、
30歳以下で約100名という数字を出してきました。
この人たちを支援することは、ぐるり巡って市の利益につながります。

今日は不思議と若い子と話す機会が多くありました。
まず朝、高麗の郷で中学生たちが高齢者に混じって卓球の順番を待っていました。
春休み、遊ぶところがない、と。
家族とちょっと距離を置きたい年頃の子たちが、
お金を使わずにいられる場所がないのです。

昼間会った近所の中学生男子。
「最近どう?」と声をかけると、さらっと、
「学校行けてません。いろいろあって。でも新学期からはいくつもりです」
意外な言葉に一瞬返答に困ったけれど、
「大丈夫、ゆるゆるやればいいよ」と言うと、ニコッと笑ってくれた。

夕方、これも近所の門のところにいた男子に
「ひさしぶり~あれ?今高校生?大学生だっけ?」ときいたら
「受験失敗しちゃいました。」ぺろっ。
「浪人かあ」
「はい、やりたいことあるんで」とはにかんだ。

若い子もかまえずに気軽に声をかければ意外と話をしてくれます。
いや案外おとなと話したがっているような気もします。
そういう機会や場がないのです。
市内のせめて小学校区に一か所ずつ程度はそういう場所をつくりたいな。
不登校や学習支援が必要な子たちの居場所としても。
それらは引きこもりなどにつながりやすいとデータで示されているのですから、
その前から支援することが必要ですし、
子ども、若者支援はまず子ども、若者の声を聞くところから始めるべきです。





今日は、高麗川中学校PTAの教養講座に参加させていただきました。
一度きいてみたいと思っていた安達倭雅子さんの講演。
 
まず冒頭で、「自分で稼がない女と、身の回りのことや育児などができない男がいるということが
不幸の始まり」なんて、いきなりガツンときました。
「本当のおとな」になること、「自分で立つ」ということが、
この国においてはなかなか難しいという話から入り、釘付けになりました。
 
性を知ることは、自分の命が生まれるまでの両親、先祖の営みを考え、
自分が科学的に奇跡のような存在であることを知ることであり、自己肯定感につながる。
それは自分を大切に、人も大切にするという人権意識につながる・・・。
本当にその通りだと思います。
 
そのことを小学校3年生までに子どもに教える(安達さんは「入れる」という言い方をされていました)。
そうすると、思春期や青年期につらいことがあっても、
「自分は大丈夫!」「私はなんとかやれる!」という自己肯定感を持つというのです。
「セルフ・エスティーム教育」の究極ですね。
結果として、自分と人の、命や身体を大切に思う気持ちを育てる。これこそ人権教育です。
 
日本では「性」のことはいまだに隠したり、恥じたりしますね。
この前子宮頸がんの勉強会で、産婦人科の医師が
身近に赤ちゃんが生まれたとき、「ま~、お二人がセックスなさってできたお子さん、かわいいわね~」
とは言わないけれど、でも真実はそうでしょ、というお話をされました。
「性」は「命」につながる重要なことなんですよね。
今は学校では性教育はほとんどしないようですが、きちんとしたかたちでしてほしいですね。
 
私の娘が通った私立中・高校では、セックスや性感染症、デートレイプなどまで
保健で教わりました。もちろん男女一緒にです。
 
「寝た子を起こすような教育はいらない」という人がいるけど、
誰が寝てるって?寝てるわけないでしょ!?
中高生なんて「そのこと」で頭いっぱいでしょ?・・・って言ったら言い過ぎですけど、
その時期までに正しい知識を「入れる」ことが大事です。

おととい、学校給食センターへ、平井議員と行き、
日高市の給食の食材の安全性について、センター長のお話を聞いてきました。
 
日高産のお茶からセシウムが検出されたことや、シイタケの数値が高いことなど、
ここにきてさらに不安要素が出てきて、私のところへも小学生の保護者から不安の声が届いています。
 
日高の給食食材は、基本的に米は日高産、それ以外も主に埼玉県産、国産を使っています。
野菜や果物の洗浄の通常3回のところ、日高市は4回行っているそうです。
放射能に対するセンターの基本的な姿勢は「市場に出ているものは基本的に安全」
「市場に出ているものは、国の基準値をクリアしているものと信じる」というものです。
 
「市で食品用の測定器を購入して独自の検査はできないか」
との望んでいる市民もいるので聞いてみました。
検査の実効性、現実性、コスト、測定器の種類などについて、
もちろんセンター長もよく調べていました。
聞く限りでは実現は難しいのかな、という印象でした。
 
給食1食約30品目のうち調べられるのは1日2~3品目。それでいいのか、という問題。
検査を外部に委託した場合、費用は1品目2~3万円。期間は1週間かかり、しかも
子どもたちが食べた後の検体を調べるので、意味があるのか、という問題。
それでもやったほうがいいのか?これは私もどう考えていいのかわかりません。
 
でも産地や調べたものの数値の公表は絶対必要だと思うので、強く要望しました。
しかし、それをみた保護者がどういう反応をするか、過剰反応や風評につながらないか、
そこを盛んに心配していました。
もし「不検出」でないものや「福島産」という表示をみたときに
保護者がどう出るかがわからないので公表を控えているということです。
責任問題や、給食拒否、給食費不払いなどの問題が起きないか、といこうとなのでしょう。
 
私たち保護者が冷静に対応しそれに、センターも真摯に対応する、ということで
いいんじゃないかとおもうんですけど・・・。そんなに難しいことかな?
鶴ヶ島市はすでに公表しています。
 
「問い合わせがあれば、個別にお答えします」
これは子ども福祉課で保育所の給食についてきいたときと同じ姿勢です。
 
「情報開示」と「情報提供」のちがい。
私たちが求めているのは「情報開示」ですから、今後も要望していきたいと思いますが、
まずは教育委員会の方針をはっきりさせてもらわないと、センターも動けないですよね。
 
あとは放射能に対する感受性の問題で、「子ども基準」をつくってほしいということ。
これは昨日の国会でも質問が出ていましたが、国が早くやってくれないと。
でも私たちもきちんと声をあげないといけないですね。
 
給食センターと子ども福祉課への問い合わせや要望は数件だそうです。
ヒステリックにいうのはダメだけど、市民が声ださないのもダメなんじゃないかな。

昨日は高麗地区講演会で、日本理科教育支援センターの
小森栄治先生の講演(というより実験教室)を聞きました。
珍しい植物の種を折り紙で再現して飛ばしてみたり、
声が空気の振動で伝わるということを紙コップを使って
体感できるような実験を会場にいる全員(約300人)でしました。
楽しくて思わず大人もきゃーきゃー言いながらやってました。
もちろん小学生や中学生はすごく楽しそうでしたよ。
 
理科ばなれが言われて久しいですが、こういう面白い授業で
子どもたちが理科好き、というか身近なものに疑問や興味を持つように
なるといいなあ、と思いました。
 
県からの理科支援員配置予算は去年大幅に削減され、
日高市の支援員の人数も減りました。
それは実験準備や理科教室の整備などにも影響しています。
理科好きを育てたいならそれなりの予算をつけないと・・・と思います。
 
今日は武蔵台のショッピングセンターで福祉ネット市場が開かれました。
お目当ての「ぶどうの樹」のミルクケーキを買い込み、
かわせみの古本市で絵本を物色。
そして100円でネイルアートをしてもらいました
今日はちんどんやさんも来ていて、とてもにぎわっていました。
いつもながら福祉ネットさんのパワーはすごいです。
スタッフの方に「武蔵台から6人も議員さんが出たんだから期待してますよ!」
なんて言われて・・・ずず~~ん
 
夜は久しぶりに借りていたDVDを観ました。
「ジュリア&ジュリー」と「サンドウィッチマンライブ」
「ジュリア・・・」は、フランス料理に魅せられ、後にベストセラーとなる料理本
を苦労の末書き上げた女性と、その本の500以上のレシピを1年間で作り、
それを毎日ブログに載せるという無謀な挑戦をした女性の2つの実話。
自分の一番やりたいことを見つけ、挑戦していく、時代を超えた二人の女性の姿を描いています。
その明るさ、あきらめない姿勢に感動
 
サンドウィッチマン、絶対面白いです!大ファンです。はまってま~す
 
 

おとといは久しぶりに、長女が小学校の時のお母さん達との飲み会でした
いやいや、笑って食べて飲んでしゃべって楽しかった~
 
長女は小5の後半から不登校で、修学旅行も卒業式も出られず、
中学も私学に行ったけど、お母さん達はこうやって必ず
私にも声をかけて誘ってくれます。
そしてめったに会わなくても会えば屈託なく笑いあえる仲でいてくれます。
ありがたいことです。
 
冬休み・・・・
原稿書きや溜まった事務仕事、
そしてなにより溜まりに溜まった家事を片づけようと思うのですが、
庭仕事や家まわりの掃除をせっせとしている夫には申し訳ないけど
昨日はソファでうとうとしてばかりいました。
「1年の疲れがどっと出た」とか言い訳しながら。
決して二日酔いなどではありませぬ
 
 

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