田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

タグ:ごみ問題

22日の廃棄物減量等推進審議会において、
ゴミ有料化についての答申が市長に手渡されました。
 
市長からの諮問が、「有料化するとしたらどのようにしたらいいでしょうか」
ということだから、答申の内容は「有料化反対」には絶対ならない。
委員の中には「反対」の人もいたと思うが、
「するとしたら」が前提だから忸怩たりものがあると思う。
実際、今日の答申を前に反対の立場の委員が一人辞任していた。
 
市長は有料化をなんとしてもやりたい。
熱意はわかるけど、
市民集会(私はあれは説明会であって市民集会ではないと思ってますが)をやっても、
市民の意見を集約しても、「おおむね賛成」というまとめになってしまうのは納得できない。
 
有料化の前に、やはり「減量化」に取り組むべきだと思う。
答申にも、有料化による減量の目標は10~15%、
この減量のめやすはひとり一日玉子1個分の重さです、というような文章がある。
逆に言えば、玉子1個分で有料化されちゃうのです。
 
ゴミ10~15%減量が目標の有料化をするくらいなら、
有料化しなくても毎日玉子1個分、私たちゴミ減らせませんか?減らせますよねえ?
 
とにかく答申は渡されました。
今後、6月くらいに条例案がつくられ、審議会に諮られ、
9月議会に条例案提出というスケジュールのようです。
 
最後の砦は議会です。
 
有料化については議会でも特別委員会を設けるとか、
文教経済常任委員会で所管事務調査をするとか案は出ていましたが、
なぜか先送り、うやむやにされています。
またもや議会として話し合わず、会派ごとや個々の議員の判断で
採決までいってしまうのでしょうか・・・
 
 

災害地のがれき受け入れについての市の見解はどうなのか。
今後どういう方針でいくつもりなのかが、
市議会や地域協議会への説明後もHP等に載ってこない。
市民に対する発信が弱い!とここに書こうと思っていたら、
日高市の若いお母さん、お父さんたちでつくるネットワークのブログに
私と同じ思いが書かれていました。
 
この問題は日高市だけでなく、お隣の鶴ヶ島市や飯能市の市民からも懸念されています。
空はつながっていますからね。
日高市にある煙突から出た物質は日高市上空にとどまってはくれませんから、
市外から反対の声があがるのも当然だと思います。
 
とにかく情報開示と、広域住民も納得いく丁寧な説明。
これをきちんとやるべきです。

昨日の市議会での県の説明会の前に見ておくべきでした。
1月31日に行われた上田知事の記者会見。
今日、市民の方に教えていただいて録画とテキスト版を見ました。
 
その中で記者から、昨日の私と同じ質問が出されていました。
「どの段階で住民の理解が得られたと判断するのか」と。
知事は「自治会の役員など住民を代表する方たちに説明すれば十分だと考えている」
さらに記者が「参加自由なかたちでの説明会はしないということか」と聞くと、
「参加自由ということは住民以外の人も入ってしまう可能性がある」
記者が「そういうかたちでは実施しないということでよろしいか」とだめ押しすると、
「住民以外に説明するつもりは全くありませんから」ときっぱり。
 
県知事がやらない!といったことを日高市長がするわけないなあ・・・
まずいなあ・・・
 
でも新聞によると、熊谷市では工場周辺の自治会長さんたちが
住民全体を対象とした説明会の開催を強く要望した、ということです。
日高市でも自治会長さんたちが声を上げてくれればと期待します。
 
昨日から受け入れの是非をずううううっと考えていて、ちょっとプチうつ状態です。
絶対反対の意見も理解できます。でも・・・
被災地のことを思うと私自身は「絶対反対」とは言えない。
もちろんある議員さんのように「もっとたくさん受け入れればいいのに」なんて考えてはいませんが。
本当は現地周辺での処理や再利用ができればいいのにな、とか考えたり。
 
・・・本当に難しいです。
 
 

太平洋セメント埼玉工場における災害廃棄物受け入れについて、
今日の午後、埼玉県の環境部副部長、資源循環推進課長、同主幹による
説明が日高市議会で行われました。
 
報道関係者も入り、市民の方も何人か傍聴されていました。
 
まず冒頭、ある議員から「なぜ野田首相が災害廃棄物処理は最優先課題だと言っているのに、
今日この場に復興庁の職員がひとりも来ていないのか」という質問が出されました。
県の説明員も市側も考えてもいなかった質問だったらしく、
「今日はあくまで県からの説明ですので・・・」
 
その説明は、いかに災害地の廃棄物処理が困難な状態にあるか、
いかに受け入れ予定の岩手の木くずの放射線量が低いか(埼玉の廃棄物より低い)
いかに何重のチェックかされるか(運び出しからからセメント製品になるまで7回の測定)、
いかに住民の皆さんの意向を尊重する姿勢であるか、などについてでした。
 
議員側からは処理方法、安全確認の方法について、次々に質問が出されました。
また、もっと市民にわかりやすい表現や数値の比較にしてほしいといった要望が出されました。
 
私が聞きたかったことは、災害廃棄物の広域処理についての法的根拠。
 
1月末に行われた神奈川県での説明会では、環境省の担当者が、
住民の質問に「災害廃棄物の広域処理については根拠法がありません」と
困りながら答えていたけど、
今日の説明では、「キロあたり100ベクレル以下のものは一般廃棄物だから
廃棄物処理法が根拠法となります」とはっきり答えていました。
 
でも・・・これって・・・ちがうような・・・。
たしかに「広域処理のガイドライン」ではいろいろ数値いじって、
数百ベクレルでもOK、みたいになってるけど、
廃棄物処理法ではもともと放射性廃棄物について除外してるんじゃないですか?
ガイドラインはガイドラインであって法律ではないから、
本当に根拠となる法律は???やっぱりない?
だいたい震災前だったらキロあたり100ベクレル以上あったらドラム缶入れて
コンクリで囲んで保管するということだったんじゃないですか?
 
何するにも「この法律にのっとって」というのがお役所だったはず。
何をしないんでも「そういう法律はないので」あるいは
「この法にふれる可能性があるので」というのがお役所だったはずなのに。
 
もうひとつ聞きたかったのは、
住民の了承が得られれば受け入れたいと言うけど、
何をもって[了承された」と判断するのか、ということ。
 
早ければ5月には受け入れを始めさせていただきたいというけど、
住民との話し合いなどの行程が示されていないことは問題。
最終的には市長の判断だということだけれど、
市長がどこで「市民のみなさんに了承いただけた」と判断するのか。
まさか市議会と地域協議会(地元自治会など)への説明だけでGOというわけには行かないでしょう。
ぜひ住民説明会を開いていただきたいとおもいます。
 
今日の説明会の資料は地域協議会のあと、15日以降に市のHPで公開されるそうです。
 
 
 
 
 

26日(土)、日高くるくるねっとhttp://kurukuru-net.jimdo.com/の学習会へ。
今回は小川町のNPOふうどhttp://www.foodo.org/  の桑原さんのお話をききました。
 
詳しくはくるくるねっととふうどのHPを見ていただくとして、
私がこの学習会で学んだことは、こういう取り組みは、
地域の住民、行政、NPOなどが、その事業の意義や公共性をしっかり理解して、
協働して継続的なモチベーションを持ってやっていくこと。
継続したモチベーションを保つにはやはり採算性を確保しなけばならないこと。
 
でもハナから「採算性がないから無理」と決めつけてはいけないと思います。
だってみんなが意義や公共性を理解するのにも時間がかかると思うし、
事業がうまく回るまでにも時間がかかるし、
採算性が見えてくるのにはもっと時間がかかるかもしれない。
ようするにじっくり腰をすえてあきらめずに地域ぐるみで取り組むことが大事。
 
私たちが日々出している生ゴミを資源としてバイオガスがつくられ、
ガスは燃料として利用され、
ガスとともにできる液肥は生産農家で利用され、
生産農家できた野菜などが家庭や給食で使用される。
そこで出たゴミはまたバイオガスの資源となって・・・くるくる循環。
 
なんかすごく未来的!
地域ぐるみでそれができたら、みんなの生き方が変わってくるだろうなあ。
食べ物や自然や自分の住んでいる場所や地球に対する考え方も変わるだろうなあ。
子どもたちの考え方にも大きく影響するだろうなあ。
日高市でもなんとかできないか・・・学習を重ね実践へ・・・・
 
 
27日は午前中、清流マーケットへ。出店数も多く、賑やかでした。
東北応援隊もこぢんまりと出店。
またまた音楽隊の演奏もあり、ほんとにすてきな空間と時間でした~。
私は野菜とアクセサリーとゆずジャムとパンを買って大満足。
 
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午後は日高市青少年の主張大会へ。
いつもなんとなく女子のほうがしっかりはっきり内容もうわて、っていう感じだけど、
今年は男子も頼もしかった。
男子新体操を頑張っている小学生とか、保育士目指している男子高校生とか、
男女共生的にも好ましい内容があって聞き応えがありました。
「おとながもっとしっかりしてください!」っていう感じのものもあって、聞いてて背筋が伸びる思いでした。
 
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ピンぼけ
ごめんなさい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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