22日の廃棄物減量等推進審議会において、
ゴミ有料化についての答申が市長に手渡されました。
市長からの諮問が、「有料化するとしたらどのようにしたらいいでしょうか」
ということだから、答申の内容は「有料化反対」には絶対ならない。
委員の中には「反対」の人もいたと思うが、
「するとしたら」が前提だから忸怩たりものがあると思う。
実際、今日の答申を前に反対の立場の委員が一人辞任していた。
市長は有料化をなんとしてもやりたい。
熱意はわかるけど、
市民集会(私はあれは説明会であって市民集会ではないと思ってますが)をやっても、
市民の意見を集約しても、「おおむね賛成」というまとめになってしまうのは納得できない。
有料化の前に、やはり「減量化」に取り組むべきだと思う。
答申にも、有料化による減量の目標は10~15%、
この減量のめやすはひとり一日玉子1個分の重さです、というような文章がある。
逆に言えば、玉子1個分で有料化されちゃうのです。
ゴミ10~15%減量が目標の有料化をするくらいなら、
有料化しなくても毎日玉子1個分、私たちゴミ減らせませんか?減らせますよねえ?
とにかく答申は渡されました。
今後、6月くらいに条例案がつくられ、審議会に諮られ、
9月議会に条例案提出というスケジュールのようです。
最後の砦は議会です。
有料化については議会でも特別委員会を設けるとか、
文教経済常任委員会で所管事務調査をするとか案は出ていましたが、
なぜか先送り、うやむやにされています。
またもや議会として話し合わず、会派ごとや個々の議員の判断で
採決までいってしまうのでしょうか・・・