多くの自治体のホームページで、新型コロナウイルスワクチン接種の
外国人向けの説明を「やさしい日本語」で載せています。

行政における「やさしい日本語」の使用については、
昨年の12月議会で一般質問しました。

多言語対応も必要ですが、日本にある程度の期間住んでいる外国人には
「やさしい日本語」のほうがわかりやすいという人が多いという調査結果もあります。

とくに翻訳する時間のない災害時には必要です。
「避難して」ではなく「にげて」。
「土足厳禁」ではなく「くつをぬいで」。
そのほうが外国人に限らず誰にでもわかります。
防災無線での使用もしてほしいです。「火災発生」は「かじです」でしょうか?

先日の朝日新聞のインタビュー記事にも載っていましたが、
日本人の、言わなくてもわかるだろうとか、難しいことを難しく伝えたがる傾向は、
多文化共生の社会では変えていかなければなりません。

他の自治体のホームページを見ると、文章表現やルビのふり方もさまざまです。
まだまだ試行錯誤中ですね。
川越市のは内容がシンプルです。


朝日新聞インタビュー記事