5日は広域飯能斎場組合議会2月定例会でした。
提案された令和3年度一般会計予算と公平委員会委員の選任は
いずれも全会一致で可決されました。
一般質問は私を含めて女性議員3人が行いました。
大先輩議員によると、組合議会では一般質問はしないのがふつうなんだそうです。
それに今はコロナ感染予防のため、会議時間を短縮すべきだと。
代表者会議でも議長から「コロナですから、、、ご配慮を」と
暗に一般質問を遠慮してほしい旨の発言がありました。
しかし、斎場の課題は多いのです。
多死、葬儀の多様化、プライバシーへの配慮、斎場の老朽化、環境へ配慮、コロナ対応・・・
そして昨日の一般質問は、私を含め3人の女性議員が行いました。
議案質疑をしたのも4人全員女性議員でした。
前々日の森喜朗東京オリパラ組織委員会会長の
「女性のたくさんいる会議は時間がかかる」「わきまえない女性」発言の後だけに、
「私たち、わきまえない女だから、会議長くしてごめんなさいね」と笑い合ったりしました。
狭山市、飯能市の女性議員の一般質問は「斎場のあり方」の検討状況ついてでした。
飯能斎場は、2030年代には増える火葬需要に応えられなくなり、
2040年代には建物自体が寿命を迎えるこことがわかっています。
それををどうするか、ここ数年、専門家のアドバイスも受けながら
構成市の担当者と事務局で年に4~5回の「あり方」検討会を重ねてきていますが、
お二人の質問への答弁は「検討中」を繰り返すばかりで、
移転新築なのか、現地建て替えなのか、廃止して補助金を出し、他の斎場にお願いするのか、
構成市の費用負担はどうするのか、積み立てなどはしないのか・・・
具体的な答弁はなく、進捗状況がつかめませんでした。
私の質問は、コロナで亡くなられた方の火葬や拾骨への対応についてと
斎場職員がコロナ感染した場合の業務継続についてでした。
飯能斎場では、「国の緊急事態宣言の発効に伴う当組合における新型コロナウイルス感染防止対策の方針及び対応について」を策定し、それに基づき運営しています。
現在コロナで亡くなられた方の火葬については特定の時間を設けていますが、
感染予防の観点から通夜や葬儀は行えません。
霊きゅう車や霊安室も利用できず、拾骨も要望すれば立ち会えますが、
基本、業務委託職員が行って遺族に引き渡します。
職員はご葬家に気を遣う業務に感染防止対策が加わり、本当に大変だと思います。
しかしながら、厚生労働省と経済産業省の
「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」では、
通夜・葬儀は「遺族等の意向を踏まえて執り行うことを検討をしてください」
納棺や搬送についても「非透過性体納袋に収容・密閉されていれば遺体への感染対策は必要ない」
拾骨についても「遺骨に対する感染対策は必要ない」とあり、
利用者同士の接触・感染対策がしっかりされれば、遺体や焼骨への過度な対策よりも、
遺族の意向に沿えるよう検討すべきではないかと質問しました。
答弁では、感染防止を徹底して安定的な火葬業務を行うためであり、
当施設の現状からできないこともあるということでした。
当施設の現状とは、つまり、動線や換気、プライバシー保護などが
十分行えないという構造上のことと私は理解しました。
このような面からも「あり方」検討は重要になってくると思います。
一方、斎場職員は飯能市、狭山市、日高市から1名ずつ出向した3名のみなので、
もし職員がコロナに感染したら、たちまち業務に支障が出てしまいます。
そのときどうするのか。
各市に対策(バックアップ)を依頼してあるというのですが、
具体的にどこから誰を何人派遣するとか、出向経験職員とは話をしてるとか
こちらも具体的な答弁はありませんでした。
早急に検討し、事務局とも共有すべきではないでしょうか。
私はこれまでにも、環境影響調査の実施やホームページの改善について質問をしてきました。
そして環境影響調査費を予算計上していただき、
ホームページにはコロナ対応の記事や
組合議会の議事録などを載せていただけるようになりました。
誰もがお世話になる斎場。
遺族や関係者として利用するときには傷心を抱えている斎場。
だからこそ少しでも良い場所にするために、
議員として関わらせていただいた2年間でした。
提案された令和3年度一般会計予算と公平委員会委員の選任は
いずれも全会一致で可決されました。
一般質問は私を含めて女性議員3人が行いました。
大先輩議員によると、組合議会では一般質問はしないのがふつうなんだそうです。
それに今はコロナ感染予防のため、会議時間を短縮すべきだと。
代表者会議でも議長から「コロナですから、、、ご配慮を」と
暗に一般質問を遠慮してほしい旨の発言がありました。
しかし、斎場の課題は多いのです。
多死、葬儀の多様化、プライバシーへの配慮、斎場の老朽化、環境へ配慮、コロナ対応・・・
そして昨日の一般質問は、私を含め3人の女性議員が行いました。
議案質疑をしたのも4人全員女性議員でした。
前々日の森喜朗東京オリパラ組織委員会会長の
「女性のたくさんいる会議は時間がかかる」「わきまえない女性」発言の後だけに、
「私たち、わきまえない女だから、会議長くしてごめんなさいね」と笑い合ったりしました。
狭山市、飯能市の女性議員の一般質問は「斎場のあり方」の検討状況ついてでした。
飯能斎場は、2030年代には増える火葬需要に応えられなくなり、
2040年代には建物自体が寿命を迎えるこことがわかっています。
それををどうするか、ここ数年、専門家のアドバイスも受けながら
構成市の担当者と事務局で年に4~5回の「あり方」検討会を重ねてきていますが、
お二人の質問への答弁は「検討中」を繰り返すばかりで、
移転新築なのか、現地建て替えなのか、廃止して補助金を出し、他の斎場にお願いするのか、
構成市の費用負担はどうするのか、積み立てなどはしないのか・・・
具体的な答弁はなく、進捗状況がつかめませんでした。
私の質問は、コロナで亡くなられた方の火葬や拾骨への対応についてと
斎場職員がコロナ感染した場合の業務継続についてでした。
飯能斎場では、「国の緊急事態宣言の発効に伴う当組合における新型コロナウイルス感染防止対策の方針及び対応について」を策定し、それに基づき運営しています。
現在コロナで亡くなられた方の火葬については特定の時間を設けていますが、
感染予防の観点から通夜や葬儀は行えません。
霊きゅう車や霊安室も利用できず、拾骨も要望すれば立ち会えますが、
基本、業務委託職員が行って遺族に引き渡します。
職員はご葬家に気を遣う業務に感染防止対策が加わり、本当に大変だと思います。
しかしながら、厚生労働省と経済産業省の
「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」では、
通夜・葬儀は「遺族等の意向を踏まえて執り行うことを検討をしてください」
納棺や搬送についても「非透過性体納袋に収容・密閉されていれば遺体への感染対策は必要ない」
拾骨についても「遺骨に対する感染対策は必要ない」とあり、
利用者同士の接触・感染対策がしっかりされれば、遺体や焼骨への過度な対策よりも、
遺族の意向に沿えるよう検討すべきではないかと質問しました。
答弁では、感染防止を徹底して安定的な火葬業務を行うためであり、
当施設の現状からできないこともあるということでした。
当施設の現状とは、つまり、動線や換気、プライバシー保護などが
十分行えないという構造上のことと私は理解しました。
このような面からも「あり方」検討は重要になってくると思います。
一方、斎場職員は飯能市、狭山市、日高市から1名ずつ出向した3名のみなので、
もし職員がコロナに感染したら、たちまち業務に支障が出てしまいます。
そのときどうするのか。
各市に対策(バックアップ)を依頼してあるというのですが、
具体的にどこから誰を何人派遣するとか、出向経験職員とは話をしてるとか
こちらも具体的な答弁はありませんでした。
早急に検討し、事務局とも共有すべきではないでしょうか。
私はこれまでにも、環境影響調査の実施やホームページの改善について質問をしてきました。
そして環境影響調査費を予算計上していただき、
ホームページにはコロナ対応の記事や
組合議会の議事録などを載せていただけるようになりました。
誰もがお世話になる斎場。
遺族や関係者として利用するときには傷心を抱えている斎場。
だからこそ少しでも良い場所にするために、
議員として関わらせていただいた2年間でした。
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