昨日19日は6月議会最終日でした。
18日のブログでお伝えした通り、国の第2次補正予算が成立したのを受けて、
新型コロナウイルス感染症対策のための補正予算(第5号)が追加され、可決されました。
私は、新型コロナウイルス感染症拡大による市民への影響を鑑みて提案されていた
7月~9月の特別職の給料を市長30%、副市長20%、教育長15%減額するための条例には反対しました。
市民と痛みを分かち合いたいという気持ちは尊重しますが、反対理由を簡潔に書くと、
1.減額した分は特定のことに使えず、一般会計に紛れてしまい、
減額の総額が151万7,000円であることからも、感染症対策にインパクトがあるとは思えない。
2.3人の所得が減ったからといって、その代わりに誰かの所得が増えることもない。
その分を市内で消費したほうが地域経済に貢献する。
3.感染症拡大にともなう、3人の市民、児童生徒、職員への安全対策、支援策に対する
責任の重さ、今後も続く重責に給料の減額は見合わない。
仕事量と職責に見合う給料はもらうべきで、
これがきちんとされないと職員の給料にも影響しかねません。
反対は私ひとりで可決されました。
議員提出議案として、議員の報酬を7月~9月の3か月、10%減額する条例が出されました。
理由は市長らと同じ、新型コロナウイルス感染症の市民への影響を鑑みてです。
この議案は、一人会派の私にはタッチできないまま提案されましたが、賛成するつもりでした。
日高市議会は、コロナ対策を理由に3月議会、6月議会の一般質問を取りやめました。
そのため、3月議会も6月議会も日程が委員会含め6日間しかありませんでした。
質疑も同一議題について3回までできるのを1回までとしました。
議員がいただくのは給料ではなくて報酬(労働の対価)ということになっています。
そういう意味で減額すべきと考えていたからです。
反対するとしたら10%じゃ少ないということでしょうか。
しかし、提案者の理由を聞いてびっくりしました。
8番議員(私のこと)は議員報酬引き上げなどにずっと反対しているのに
平然とその分を受け取って供託もしていない。
自分だけは反対したというパフォーマンスだ。と壇上で言うのです。
感染症対策となんの関係があるのでしょうか。
そこで私は質疑をしました。
3か月、10%とした根拠は何か。
感染症の影響を鑑みという理由と、今のご説明との関連はどこにあるのかと。
いま説明した事だけだ、と言って、根拠も関連性もお答えいただけませんでした。
なので急きょ反対しました。この議案も反対は私だけで可決されました。
反対しても報酬は引かれます。
先日こちら↓で書いた「新型コロナウイルス感染症対策の更なる充実を求める意見書案」ですが、
http://madmakochan.livedoor.blog/archives/6158353.html
佐藤議員、齋藤議員、稲浦議員に賛成者になっていただいて本会議に提出したのですが、
残念ながら、国に対するものも、県に対するものも賛成は4人のみで否決されてしまいました。
国の第2次補正予算でカバーされたものもあり、タイミング的には遅いということもあります。
また、説明者の私の力不足、準備不足は否めません。
細かく15~6か所ほど質疑され、そのひとつひとつに誠実に答えたかったのですが、
十分な答えができませんでした。
でも内容的には賛同しただけるものではないか、と思うのですが。
今さらのうらみごとになりますが、最初に提案した代表者会議のときに質問していただければ、
そのあと修正や削除や追加などできたのにと思ってしまいました。
せめて反対理由をお聞きしたかったのですが、反対討論はありませんでしたので、
佐藤議員に用意していただいていた賛成討論は幻となりました。
(日高市議会では反対討論がないと賛成討論ができません)
閉会後に全員協議会が開かれました。
3月議会で私に出された辞職勧告決議文の中で、
台風被害に対して「また次の台風で流され、また土木業者が儲かる」と
私がSNSに書きこんだとされたことについて、
これは投稿に寄せられたコメントであって、私が書いたことではないので、
訂正の対応をお願いしていました。
それに対して決議文提出者から説明?がありました。
田中議員が書き込んだことではなくても、他者からのコメントをそのままにして
削除要求もしていないということは、田中議員も同じように思っているということだから、
決議文に問題はないという趣旨の説明?でした。
ペーパーを読んでいたので、
「文書による回答をお願いしていましたので、その文書をいただけませんか」と聞いたところ、
「ダメだ」とおっしゃるので、「なぜですか」と重ねて聞くと「いやだから」と・・・
いやだから・・・イヤだから・・・嫌だから・・・
本当に驚くことがたくさん起きる議会です。
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