昨日、6月議会が開会しました。

正副議長選挙が行われ、山田一繁議長と大沢博行副議長が再選されました。
地方自治法では議長の任期は4年とされていますが、
多くの議会と同様、日高市議会でも申し合わせにより1年交代となっていて、
私が議員になってから再選はありませんでした。
危機の時には組織は現状維持の選択をしがちですね。
どのみち私は蚊帳の外ですけれども。

議長選挙については後日書こうと思います。

今議会に提出された議案は20議案です。
そのうちの8議案が専決処分の承認。
新型コロナウイルス感染症対策のために必要な条例改正と、
特別定額給付金(ひとり10万円)や市独自の対策を盛り込んだ補正予算です。
これは緊急を要するため議会を通さずに市長が専決したものですが、
57億円を超える額ですから、事業内容や意思決定プロセスを検証する意味で
29日に質疑をしたいと思います。

そのほか、追加の中小企業支援策などを盛り込んだ補正予算、
税金の減免や徴収猶予などの税条例改正などが6議案。
人事案件は2議案。金子副市長の再任、監査委員の選任。
市長、副市長、教育長の給料を3か月減額する条例。
総合計画の基本構想を定めることについてなどです。

今日は、売上げが20%以上減少した市内の中小企業や個人事業主に
10万円を給付する市独自の支援策を早急に実施できるよう、
補正予算1件(1億2,844万5千円)を先議し(優先して審議し、最終日を待たずに議決する)
全員一致で可決しました。
詳細はホームページ、広報、商工会を通して周知される予定です。

本会議後、代表者会議が開かれ、議員の報酬を減額する条例案がY議員から提案されました。
どう判断すべきか?

私からは、国と県への「新型コロナウイルス感染症対策の充実を求める意見書案」を説明し、各会派に持ち帰っての検討をお願いしました。これからはどんどん地方からもの申していかないと。

以前も書きましたが、6月議会は感染防止と職員が対策に専念できるよう、
一般質問は取りやめとなりました。この後の議会日程は以下の通りです。
5月29日(金) 議案質疑
6月 4日(木) 総務福祉常任委員会(傍聴不可)
   5日(金) 文教経済常任委員会(傍聴不可)
  19日(金) 委員長報告、討論、採決 閉会