突然の選挙が挟まり、タイミングを逸してしまったのですが、
中途半端にしたくないのでご報告します。


日高市議会12月議会でゲノム編集食品の表示義務化を求める請願が不採択とされた際、日本共産党の佐藤真議員と市民ネットワークの成田奈緒子議員が、所属する党(団体)の政策に反して不採択の判断をしたことについて、お二人に公開質問状を送り、それぞれ回答をいただいたことはご報告しました


いただいた回答に納得がいかなかったので、お二人の回答について、
上部組織である日本共産党埼玉県委員会と埼玉県市民ネットワークに見解を求めました。


回答はメールでいただきましたが、そのメールを公開するとは伝えていませんでしたので、
私が意味を改変しないよう気をつけて要点を書かせていただきます。
※は私のつぶやきです。


【日本共産党埼玉県委員会常人委員 自治体部副部長 馬場民子様からのご回答の内容】
1.ご指摘の通り、日本共産党はゲノム編集技術について、予防原則の立場に立って規制を求め、表示を義務付けるとしている。
2.それにもかかわらず、佐藤市議が請願を不採択とした理由は、現在の科学のレベルでは表示の正確性が担保できないと考え、表示はかえって消費者の混乱をもたらすと危惧したためである。(※これって消費者庁の言い分と同じですよね)
3.一方、私(馬場氏)も党も、そのような懸念はあっても表示義務化によって消費者の選択の自由は広がると考えている。
4.佐藤市議も表示の義務付けは必要であると明記しているので、より良い手段を引き続き佐藤市議と話し合っていきたい。

※なんだか行ったり来たりの回答ですが、佐藤議員の不採択の理由は政府を代弁してるだけで、党の政策、埼玉県委員会の考えとも食い違っている。なのに組織としてのスルー感が否めない


【埼玉県市民ネットワーク(県ネット) 役員会様からの回答】
1.埼玉県市民ネットワークは、ゲノム編集食品の流通に一貫して反対の立場であり、少なくとも表示義務は必須と考えている。
2.請願や意見書の賛否は、提案内容を基準に判断されるべきものと考える。(※誰が出したかとかではなくってことですね)
3.一方で、各自治体議会における議員の採決態度は、各議員が責任をもって判断するもので、個別の判断を県ネットは拘束しない。
4.今回の件で当該地域ネットとの情報共有に課題があると認識した。
5.今後は政策や基本的な立場について各地域ネット、各議員と一層の情報共有、意見交換を重ねていく。

※各自治体の政策や予算についてなら各議員の判断でもいいが、
所属団体のメインの政策に反する判断をしてはいけないと私は思います。
でなかったらそこにいる意味は?

そしてその政策ゆえに支持し票を投じている有権者への責任は?
両団体からそのことに触れる記述がなかったのは残念です。


今回の件では、請願(市民の願い)に対する議会での扱いや議員らの勉強不足や採決態度に大いに疑問でした。
また、請願審議のあり方にも改善すべき点があります。
ぜひ日高市議会議員の皆様におかれましては、せっかくの「日高市議会基本条例」を再読して、
速やかに改善に取り組んでいただきたいと思います。

ゲノム編集食品の表示義務化については、
12月議会で反対した成田議員が6月議会に提出する予定とのことですから、
引き続き注視していきたいと思います。