25日、高麗の郷での「日高・啄木の会」主催の講演会に参加しました。 80歳を超え、体調も万全ではない中で、このような力強い講義ができる長谷川啓先生を心から尊敬します。
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今回の講義は、広島で被爆し、過酷な人生を送った小説家大田洋子のことを主に紹介しながら、女性と戦争、女の戦争責任、そして原爆の悲惨さについてお話しされました。
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講義をお聴きして、私は、戦争や悪政の元凶は、強い立場の者が、弱い立場の者のためだと言って本人の意志を問わずに介入し、干渉し、決定する家父長制にあると、強く感じました。
弱い者たちの意見を聞かず、思いを汲み取らず、つべこべ言うな俺についてくれば間違いないのだ、というふうに作られた仕組みが今も世の中にはびこっているではありませんか。
このままでは再び戦争に向かって行く怖さを感じました。
10数年前まで日高市の男女共生会議を牽引してきた啓先生。
あの頃は啓先生はじめ強力なメンバーが男女平等を唱えて活発に活動していましたが、今は男女共同参画審議会となり、年に一度ほどの会議をするのみで啓発のための印刷物もとんとお目にかかりません。
啓先生にもう一度日高市の男女共生にカツを入れてほしいなあ!!
講演の様子は、後日飯能日高テレビでも紹介されます。