田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2023年12月

ひと言で言って、時間に追われた一年でした。
時間管理の下手さと仕事の遅さがその一番の原因なのですが、
常に宿題を抱え、何をするにも焦りみたいなものを感じていました。
時間に余裕を持てないというのは、つまり人間に余裕がないということか(´□`)
反省。
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ざっとこの一年を振り返ると・・・

【1月】
・政権交代を埼玉9区から! 野党共闘がいっこうに進まないことに焦りを感じ、近隣の無所属議員有志とともに、SIMH₂Oという立憲民主党候補者を応援する勝手連を結成
(ちなみにSIMH₂Oは狭山市、入間市、毛呂山町、飯能市、日高市、越生町の頭文字)

【2月】
・6日、東京高裁で議員辞職勧告決議裁判(控訴審)の口頭弁論があり、即日結審。
・SIMH₂Oのメンバーで立憲民主党本部を訪問し、野党共闘や地域の課題について泉健太代表に要望書を手交。
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【3月】
・3月議会。国保の特別会計など3議案に反対。一般質問は「地域包括支援センターの機能強化」と「市民コメントの意義と効果」について。
22日、東京高裁で控訴審判決で敗訴。最高裁に上告。議会の自律権の壁は厚く、高い。いやしかし、私への辞職勧告は絶対に不当であり、各地の議会でハラスメントに悩む地方議員のためにも勝ちたい。
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【4月】
・9日投開票の県議選で、応援していた入間市の立憲民主党せんつい京子さんが当選。入間市初の女性県議誕生。(日高市選挙区は無投票で残念!)
23日投開票の日高市市議会選挙にて1位当選。17~22日の選挙運動期間中、選挙カーを使わず歩き通した。一緒に歩いてくれたスタッフや友人、投票してくださった有権者、気にかけてくださったすべての方々に感謝!
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【5月】
・議会ハラスメント仲間(笑)の土屋由希子元湯河原町議と梅野智恵子野々市市議とともに湯河原散策の旅。夜はとことん呑んで楽しかったなあ!

【6月】
・6月議会。マイナンバー関連の条例改正に反対。一般質問は、「教員不足」、「学校給食の無償化」「子どもへの性的グルーミング」、「高齢者のごみ出し支援」について。
・日高市議会においては、私は期待していた会派も組めないどころか、「新ひだか政策研究会」なる任意の会(議員16人中14人が所属)が結成されたことによって、議会運営から排除された形での活動を余技なくされている。(これについては後日書くつもり)

【7月】
・娘2人が卒業した自由の森学園の選択授業で「市議会議員という仕事」について講義をさせていただき、貴重な経験になった。
・鎌倉市内を長嶋竜弘市議に案内していただきながらお話でき、勉強になった。
・社民党党首福島みずほ参議院議員が飯能市民会館で講演。私も登壇予定だったが、県議選期間中なので断念。

【8月】
・日高市の事業「ひ・まわり探検隊」で子どもたちと「平和カルタ」作り。子どもたちの感受性と創作力に感服。
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【9月】
・9月議会。決算特別委員として審議。一般質問は「障がい者スポーツ」、「公立保育所のあり方」、「ナラ枯れ」について。

【10月】
・埼玉県議会のトンデモ「虐待禁止条例改正案」に振り回された。全国の子育て当事者、支援者の猛反対で結局撤回。
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・総務福祉常任委員会で木更津市と茂原市へ視察。木更津では市議の田中紀子さんと再会。
長野県栄村へ行き、村議の松尾真さんに会う。性別・年代を超えて通じ合えた。
・武蔵台公民館文化祭に一箱古本で、高萩北公民館文化祭にコーラスで参加。楽しかった!

【11月】
・これも議会ハラスメント仲間(笑)の沼津市議の山下ふみこさんの報告会へ。酷い議会があちこちにあるから、ネットワークで励ましあう。
・第9回ピース・フェスティバル。5日間に650人以上の参加者。しかし、今年また新たな戦争が起こってしまい、胸が痛い。
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【12月】
・12月議会。特別職の期末手当引き上げ、補正予算など5議案に反対。一般質問は、「国民健康保険」「認知症基本法」「学校給食」について。


悔しいこともいろいろあったけれど、
ファミリーサポートや子ども食堂のボランティアも楽しくやれたし、
コーラスや短歌で下手ながら癒しの時間を持つこともできました。
街頭でのスタンディングやマイクアピールもよくやりました。
近隣の議員仲間とのタイムリーな勉強会もとても有意義でした。
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たくさんの仲間や支援者さんに恵まれ、いい一年でした。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、よいお年をお迎えください。
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野党がだらしない?信用できない?政権担当能力がない?

だとしても、

犯罪集団みたいな今の自民党よりよっぽどましでしょ?

政治通ぶる人に怯んでいる場合じゃない。

#政権交代 

https://www.facebook.com/reel/908091820731416

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自民党・安倍派大塚拓衆議院議員がこのタイミングで政治資金パーティ!?😡
今年最後の9の日スタンディングは「良いお年を!」のプラカードで穏やかに締めくくろうと思っていたのに、ここ埼玉9区選出の大塚拓議員が25日、都内で政治資金パーティを開いたとの報道に、急遽スーパー前でのマイクアピールに変更!
9区の有権者もなめられたものです。
怒りがおさまりません。

23日、午前中は市民有志が行った現行の保険証存続の署名活動@生鮮市場TOP前に参加しました。
「マイナンバーカード作れない人がいるなら市役所に連れて行って作ってあげるのがあんたの仕事だろ!」と言われたりして、それができない方もいるということを理解されていない方も少なくないと痛感しました。 まだまだ正しい情報の発信が必要です。 (24日も10時から行われます) 2023.12.23保険証存続アピール
午後は、鳩山町立図書館を考える会主催の前川喜平氏講演会へ。 官僚だった頃のことを交えながら、今の政治について、教育について、図書館の重要性について示唆に富むお話でした。
その後の懇親会にも参加し、近隣の無所属女性議員とともに国立女性教育会館(NWEC)の存続についてご相談しました。
2023.12.23前川喜平さんと

今議会には、追加議案でもう一つ補正予算(第6号)が出ました。
この補正予算には2つの事業があります。
 ①住民税非課税世帯1世帯当たり7万円の給付
 ②物価高騰の影響を受けた市民や事業者への支援
財源は、国からの「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」4億3,700万円と
市の蓄えからの400万円弱です。

①は全国共通の事業です。
②については、各自治体が地域の実情に応じて何に使うか決めることができます。
国の「推奨メニュー」というのがあり、たいていそれに沿った使い方になります。
日高市は、今回、事業者や社会福祉法人への支援は行わず、
水道基本料金2カ月分の減免、給食費月額500円減額などを行いますが、
私が問題視したのは、エコ家電への買換え促進とバイオマスごみ袋の配布です。

家電を買換える経済力がある方向けの事業。それも何度も使えるのです。
バイオマスごみ袋を50万枚配っても、各家庭にすれば400円程度。
どちらも物価高騰対策よりもCO2削減が目的です。

毎回、非課税家庭には支援が行きますが、そのちょっと上の層の方も苦しいと思うのです。
飯能市は前回の物価対応交付金で住民税均等割のみ課税世帯に独自の支援をしました。
そのような施策の要望も入れ、以下のように反対討論をしました。


議案第68号 令和5年度日高市一般会計補正予算(第6号)について反対の立場から討論します。

本議案は、国からの「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して低所得世帯への支援、エネルギー・食料価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者への支援事業を実施するための補正予算です。

その必要性は十分理解しており、低所得世帯への支援及び水道の基本料金減免、給食費の減額については市民の生活の支援に貢献する事業と評価しております。

しかしながら、エアコンなど省エネ家電への買換えに補助金を出す地球温暖化対策推進事業1515万円は、質疑へのご答弁にもあるようにCO2削減が主な目的であり、家電を買換える金銭的余裕のある方への支援とも言えるもので、しかも同じ人が店を変えれば何度も利用できるのであれば、国の推奨メニューにあるとはいえ、物価高騰に苦しむ住民への支援という交付金本来の目的に合致しているのか疑問です。前回は賛成しましたが、今回は反対いたします。

また、バイオマスごみ袋を全世帯に配布する、ごみ減量再資源化推進事業1310万1千円については、国の推奨メニューではなく市独自の事業ですが、こちらもCO2削減が主な目的ということです。質疑に対するご答弁では、経済的支援とゼロカーボンの推進の両方に貢献するということでしたが、50万枚でCO2削減量約6.25トンの評価はともかく、各家庭20枚ずつ、価格にして400円ほどです。バイオマスごみ袋を普及させる機会とはなりますが、物価高騰対策としての効果は薄いと思います。

以上、衛生費に計上された2つの事業は、交付金本来の目的を果たすことに疑問があるため、本議案に反対いたします。 

飯能市では前回の物価高騰対策の交付金で、低所得世帯支援が届かないはざ間の世帯、具体的には住民税の均等割のみ課税の世帯に対して1万5千円の独自支援を行いました。ぜひこのような本当に苦しい世帯に届く支援をご検討いただきたく思います。


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