2023年10月
日高高校の創立50周年
市議会の危機ですよ
議会運営委員会を傍聴。
議題はタブレットの導入ほか議会改革についてでしたが、その中で聞き捨てならない発言がありました。
Y議員「このかん、新政研でも検討してきたわけですが・・・」
新政研とは、「新ひだか政策研究会」のことです。
ここには「超党派で活動し、実現性のある建設的な政策提言をする」とありますが、会派でもなく特定の問題についてのワーキンググループでもありません。任意のグループです。
この新政研については、6月の全協でY議員がサラリと「結成したのでご興味ある方はどうぞ」と言っただけでしたが、数日後にM議員のFacebookにアップされた写真を見て愕然。
日高市議会議員16人中14人が参加しており、参加していないのは共産党議員と私だけだったのです。
もちろんご興味があったので中心メンバー(と聞いていた)O議員に「私も入りたいので、規約とか会則とかあったら見せていただけませんか」とお願いしました。
「わかった」ということでしたが、1か月ほど経っても音沙汰がないので催促をしたら、「入るにはY議員の面接を受けないと入れない」というではありませんか。
私「え、面接して何を見るんですか?」
O議員「みんなと仲良くやれるかとか、協調性とか」
・・・まあ、私が入れないことはいいんですよ。
協調性がないんですから仕方ないです。
で、私が問題だと思うのは、正式な委員会である議会運営委員会で話し合われ、議会基本条例に則って全員で推進しようとしている議会改革が、部活的な任意のグループである新政研で事前に検討されているということ。
そしてそれを議会運営委員会の場で臆面もなく「新政研で検討してきた・・・」と言ってしまうこと。
日高市議会が任意のグループに乗っ取られているのです。
たとえ16人中14人の圧倒的多数派であっても、それは議会の外の話ですよ。
そこが市議会を牛耳っているのです。
「チーム議会」「議会はワンチーム」「超党派」「右も左も無い」「所属を超えて」・・・
でも入れたくない人は誘わない。初めから入れる気がない。
(あ、共産党のS議員は協調性ありますけどね。)
こちらは門戸を開いているのに拒否しているのは田中。
これが彼ら彼女らの見せたい図です。
でも実際はこういうことなのです。
このことはこれまで言わないようにしてきましたが、本当にまずいと思います。
市議会の危機ですよ。