日高市議会令和5年第1回定例会が開会しました。
1日目の今日は、市長の施政方針演説、議案説明のあと、
12月議会に議員提案され継続審議となっていた議員定数削減案(定数16→12)の採決があり、否決されました。
私も定数削減には反対の立場から討論しました。
私も定数削減には反対の立場から討論しました。
私の反対討論を下に載せておきます。
会期は3月16日までです。来年度の予算が審議されます。
お時間あればぜひ傍聴にいらしてください。
会期は3月16日までです。来年度の予算が審議されます。
お時間あればぜひ傍聴にいらしてください。
議員提出議案第2号について反対の立場で討論いたします。
この議案は、日高市議会の議員定数を16から12にするというもので、12月議会最終日に動議として出されました。議会の定数は、市民の多様な意思を市政に反映させるという意味において大変重要なことであり、動議で提案すべきことではありません。
もとより、日高市議会基本条例第16条には、「議員定数の変更を審議するに当たっては、議会が市民の意見を十分に反映できることを考慮し、人口、面積、財政力、行政課題等が類似する他の自治体と比較してその議論をするものとする。」とあります。ここで言う議論とは、日高市議会基本条例の趣旨からすれば、いきなり本会議、あるいは議会運営委員会のみで行うものではなく、全議員、さらには市民も参画の上、相当の時間をかけて議論すべきものと考えます。
私自身は、定数削減には反対の立場です。議員定数の削減は、議会の多様性を削ぎ、行政への監視能力の低下を招きます。また、人数が減ると委員会での審議が負担となると同時に、意見が偏って公正な審議ができなくなる可能性もあります。 そして、定数削減は当然選挙にも影響を与え、とくに新人の女性や若い人の進出が難しくなります。議会は地方公共団体の意思決定機関であり、議員定数を減らす議論よりも、議員一人ひとりの質を高め、いかにして民意の反映を図るかの議論の方が大切であると考えます。
以上、反対討論といたします。