市川房枝政治参画フォーラムに参加してきました。
2024年に予定されている介護保険制度の改正について、小竹雅子さんと小島美里さんの講義を聴いて、何ともやるせない気持ちになりました。
2000年にできた介護保険制度は、20年を過ぎて、もはや本来の理念・目的からかけ離れて、人を助けるための制度ではなく、制度を維持するための制度になってしまったようです。
改正のポイントは、
①要介護1,2の高齢者に対する訪問介護・通所介護を、総合事業(地域やボランティア)に移す
②利用者負担を原則2割に。3割負担の基準見直しも(現在は91%の人が1割負担)
③ケアプランの有料化(現在は公費)
④福祉用具貸与のみのケアプラン費・介護報酬のカット
⑤介護業界の小規模法人の大規模化
要介護1,2は軽度だから給付要らんやろ??
2割3割当たりまえ??
歩行器貸すだけならケアプラン要らない??
小規模事業所だと効率が悪い??
高齢者の実態と介護の現場を知らない財務省のお役人が、電卓叩きながら考えた机上の空論というほかありません。ふざけんな!って言いたい。