田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2022年10月

今日は臨時議会でした。
1件は住民税非課税世帯と家計急変世帯への5万円支給事業3億314万5千円。。こちらは全会一致で承認。

もう1件の補正予算に盛り込まれた事業は、
国からの「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」1億4,778万2千円に市の基金を3,800万円ほど加えて、物価高の影響を受けた市民や事業者に対し、負担を軽減するための支援金を給付する事業。
支援金は、公共交通機関、地域お助け隊、障がい福祉施設、医療機関、民間保育施設、子ども食堂、農業経営者、中小企業、トラック運送事業者などへ給付されます。

それと、生後6か月~4歳の新型コロナワクチン接種事業費7,535万円。
私は、ワクチンの安全性、3回で1セットの接種を期限の年度末までに終えられなかった場合の対応、副反応が出た場合の市と医師の関り、既に行われている5~11歳の接種状況、接種券の送付方法などを質疑し、答弁を聞いたうえで、反対討論をしました。

オミクロン株になって増えた子どもの感染者。なのに打つワクチンはオミクロン株対応ではない。
しかもそのワクチンはまだ十分なデータが得られていない。
他の予防接種スケジュールも密なのに年度末までに3回打たなければならない。
そもそも子どもの重症化率はインフルエンザより低く、コロナワクチンの副反応のリスクのほうが高いのです。
私はワクチン否定論者ではありませんが、とても怖くて賛成できません。

それからオミクロン株BA.4-5対応の2価ワクチンについては、
ヒトでの臨床データがないまま承認されています。
こちらも怖くて賛成できません。 こちらは賛成多数(反対は私ひとり)で可決されました。

反対討論は以下です。

議案第60号令和4年度日高市一般会計補正予算に反対の立場から討論いたします。

本予算は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、物価高騰の影響を受けた市民、事業者への支援策を講ずるなど、大変重要な事業費が含まれております。その重要性を強く認識しつつ、本予算に計上されております新型コロナワクチン接種推進事業費7,535万円については、以下の理由から賛成することができません。

 まず、生後6か月から4歳までの新型コロナワクチン接種についてです。子どもへの感染はオミクロン株流行に伴って増えましたが、特例承認されたこのワクチンはオミクロンには対応していない従来型です。オミクロン株への有効性を確保するには、3回接種が必須と言われています。2回接種では、その有効性は21.8%、6か月から1歳に限ると4.2%しか得られません。

この年代は、他の予防接種スケジュールも密な上、冬場で風邪をひきやすいため、予約してもキャンセルをする可能性が高く、特に共働きのご家庭では3回終えるのは大変なことです。質疑へのご答弁では、令和5年3月31日までに3回終えられなった場合の対応について国から示されていないということでした。子育て世帯の現状に無理解だと言わざるを得ません。

そもそも子どもの重症化率は0.01~0.02%と低いので、緊急性のないワクチンを乳幼児に接種する必要性には疑問があります。感染者数の増加に伴って子どもの重症例や死亡例も増えてはいますが、その割合はインフルエンザよりも低く、むしろワクチンの副反応リスクのほうが高いと言えます。ご答弁にあった通り、国は、ワクチンの臨床試験での有害事象について重大な懸念は認められないとしていますが、9月2日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 反応検討分科会には、5~12歳の副反応疑い報告は重篤30人・死亡1人、12~19歳では重篤502人・死亡10人という報告がされています。これらのほとんどは因果関係を評価できないとされていますが、だからこそ打つ判断をするのは怖いと感じます。それをさらに未熟な発達段階にある乳幼児に打つわけです。

このワクチンの添付文書にはこう書かれています。「本剤は特例承認品目であり、承認時において長期安定性にかかる情報は限られているため、製造販売後も引き続き情報を収集中である」「現時点での知見が限られていることから、製造販売後、副作用情報等の本剤の安全性に関するデータをあらかじめ定めた計画に基づき早期に収集する」つまりまだ実験段階ということです。私はとても怖くて乳幼児へのワクチン接種の予算に賛成することができません。

私はワクチン接種を否定しません。5歳から11歳の接種率が20%に届かないところを見ると、保護者も慎重になっていると思われ、今回も同様に最終的には保護者の判断ですが、しかし、乳幼児の場合、軽い副反応であっても体への負担が大きく、また今の長期的な安全性のデータ、担保がない中での接種は慎重になるべきだと思います。せめて接種券については、埼玉県が差し支えないと言っている申請方式にしていただけたらと思いましたが、一斉発送をするというご答弁でした。

次に、オミクロン株BA4-5対応の2価ワクチンについてですが、ヒトでの臨床試験データがないままに承認されているため、その安全性に疑問があります。こちらも私は怖くて賛成できません。

 以上の理由から、本予算には賛成できません。

今日は、2020年3月に出された私への議員辞職勧告決議を不当として訴えた控訴審でした。
5分かからないだろうとは予想していましたが、
双方の提出書類の確認のあと、私が申請していた吉本議員の証人申請の却下、
即日結審であることと判決日の宣告をして、1分もかからず終わりました。

裁判長の態度、判決日が12月7日と期間が短いことなどから、
残念ながらいい判決は出ないだろうと思われます。

傍聴には20名を超える方が来てくださり、その後の報告会にもほとんどの方が残ってくださいました。
報告会では、弁護団から控訴理由書の説明があり、質疑応答、参加者の活発な意見交換がありました。

2022.10.24 控訴審報告会2

一審は「議会の自律権」を理由に決議の当不当を判断しませんでした。
今日の参加者のひとりがこうおっしゃっていました。
「例えば大学における自治は、学問の自由、研究の自由を守るためのもの。議会の自律権はいったい何を守っているのか。自律権を言論を抑圧するために使ってどうするんだ」と。
まったくその通りだと思います。
でもそれを議会自ら改めないから司法に判断をお願いしているのに、司法は判断しないのです。

2020年11月の最高裁判例変更では、懲罰のうち「出席停止」までは裁判所が判断するとしましたが、
それより軽い「陳謝」「戒告」、懲罰にも当たらない「辞職勧告決議」や「問責決議」は判断してくれないのです。

正直、虚しいです。悔しいです。
でも!それでも!言い続けるしかありません。
諦めたら議会が変わらないままです。それは絶対に市民の不利益です。
支えてくださるみなさん、支え合っている仲間、弁護団とともに、これからもがんばりたいと思います。

2022.10.24控訴審報告会7.jpg.mp4

私の裁判傍聴に来ていた議員仲間たちは、そのまま高速バスや新幹線に乗り、
明日の元岩沼市議大友健さんの差戻し審を傍聴するため仙台に向かいました。
みんなパワフルです。
私も行きたかったけれど、26日に臨時議会が入ったので断念。
さあ、これから議案質疑の準備です。

18日の午前中は全員協議会でした。
26日に臨時議会が開かれます。
国からの物価高騰に対応する支援金と乳幼児へのコロナワクチン接種費用などの補正予算を審議します。
午後は武蔵台公民館でおしゃべりサロンを開きました。 初めての方も含め13人の参加があり、マイナンバー制度、旧統一教会、岸田首相の評価など、
話は盛り上がりに盛り上がって、あっという間の1時間半でした。

政治の話ができるところってないから、ここに来るとみなさん心置きなく意見を言い合えるんですね。

2022.10.18

2022.10.18(3)


統一教会のせいで「ピース・フェスティバル」ってタイトルが怪しく思われるのは心外。

こちらは正真正銘市民がつくる平和のためのイベントです。
硬軟織り交ぜた企画をご用意しております。

第8回ピース・フェスティバルは、2022年11月1日~6日に開催。

今年のテーマは「つなげよう いのちと平和のバトン」

1~4日 日高市総合福祉センター高麗の郷
5日 お休み
6日 高麗川公民館

日高市、日高市教育委員会、日高市社会福祉協議会、飯能市、飯能市教育委員会、
飯能ケーブルテレビ、文化新聞から後援をいただいています。

ぜひおいでください!

第8回チラシ表_page-0001

第8回チラシ裏

戦争体験記チラシ2_page-0001
落語チラシ_page-0001
斉藤美紀子講演会 _page-0001
文化のつどいチラシ_page-0001 (1)

どんぐりの家

ウクライナのお話チラシ_page-0001

今日は100歳で亡くなった夫の伯母の告別式でした。 大正生まれ、青森生まれのシングルマザー。 どんなに苦労したでしょう。 70歳過ぎてもガラス工場に勤め、90歳過ぎても畑をやり、明るく気っ風のいい女性でした。 合掌。
葬儀は茨城のつくばみらい市だったのですが、青森から来た伯父たちは、 漁業組合長だったり、大旅館の経営者だったりで地元では「顔」なのでしょう。 待合室の会話では、首長や自民党の国会議員の名前が親し気にポンポン出てきます。 いつもおおらかで優しい伯父たちですが、 青森にとって原発、自衛隊基地、米軍の爆撃場は必要不可欠、 三沢にオスプレイ1機増えたら何億入るか、などと生々しい話をしている。
私としては非常に居心地が悪かったけれど、 「忙しいのによく来てくれたね」と私を歓迎してくれる親戚が話す言葉に、 もちろん場所をわきまえて実際に反論する気はなかったですが、 心の中でもなぜか反発できなかったのでした。
そのとき、もしこれが議員としての私だったら?とチラッと考えました。
やっぱり議員同士、あるいは議員と職員は「身内」になっちゃダメなんだな、って改めて思いました。

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