田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2022年08月

今日のみんなの会in日高の学習会「ハザードマップを読みこなそう」@高麗公民館は満足度大でした!
市の危機管理課職員による説明はとてもわかり易く、
日頃からハザードマップを見ている人にも、こんなの配られてたっけ?と言う人にも大好評で、
講座後のアンケートには、みなさんたくさん感想を書き込んでくれました。

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昨年改定された防災ハザードマップには、水害・土砂災害、地震、ため池の災害リスクに加え、過去の災害発生履歴も地図に落とし込んであります。
また、ため池が決壊した場合の水の到達時間なども書かれています。
ぜひ自宅があるエリアの災害リスクや避難所の位置などを確認しておきましょう。

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コロナの再流行で大変忙しいときに対応してくださった職員のお二人に感謝です。

滑川町にある古民家ギャラリーかぐやの「おとうさんとぼく展」を鳩山町議の野田さゆりさんと見てきました。(8日まで開催) received_857239502329917
ナチスを痛烈に批判する挿絵を描いていたエーリッヒ・オーザー。 その後、漫画「おとうさんとぼく」で大成功すると、漫画のキャラクターがナチスのプロパガンダに利用されてしまい、嫌がったオーザーは連載を終わらせます。
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しかし、戦争が激化すると、ナチスから機関誌に敵国の風刺画を描いてほしいと声がかかります。生活に行き詰っていたオーザーは悩んだ末に引き受け、ナチスのためでなく愛するドイツのためと描きました。
終戦の1年前、ナチスの悪口を言ったのを密告されて捕らえられ、獄中で自殺してしまいます。
漫画「おとうさんとぼく」は、ユーモアと時折のぞく反抗心がなんともいえず心地いい。
でも、戦争は命だけでなく、才能やそこから生まれる豊かな文化も奪ってしまいます。
オーザーが今の世の中を風刺したらどんな絵を描くでしょう。 PXL_20220806_013645686

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昨日は、衆議院会館をお借りして、議会の多様性を模索する会主催「理不尽な地方議会を司法のちからで正常化」を開催しました。
自立権のある議会を正常化するのに司法の力が必要なんて情けない話ですが、そうせざるを得ない現実があるのです。
議会内ハラスメントに苦しむ議員、これから裁判を考えている議員、支援者、メディア…定員を大幅に超える40名の参加者がありました。
長丁場でしたが、終わったあとも参加者のみなさんの名刺交換、情報交換が続きました。とても有意義な会になったと思います。

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2020年に元岩沼市議の大友健さんが勝ち取った判例変更により、議会で起こったことに司法は関与しないという「却下」(門前払い)は今後なくなるだろうと思います。実際私の一審も「棄却」はされましたが「却下」は免れました。
ただ、私の辞職勧告のように法的拘束力のないものについては、議会の自律権を理由に却下・棄却してきた判例の壁は厚く、裁判所がその違法性まで踏み込めないのが現状です。
しかし、過去、DVは家庭内のこと、いじめは校内のことと警察や司法が関わらなかったように、議会ハラスメントに対する考え方も今後変わっていくでしょう。議会ハラスメントは、議員の人権侵害だけでなく、選んだ有権者に対する権利侵害でもあると思っています。
議会を正常化するとは、議員が議員としての仕事を普通にできること、ちゃんと二元代表制を理解して市民に向いた議会になること(そうじゃない議会が多いからこんなシンポジウムをしなくちゃならない)。
それには、議会内だけでがんばっても、もちろん司法に頼るだけでもだめで、住民とともに運動しながら、根気よく、議会内外の意識を変えていかなくてはならないのです。
一方で、これまで見えなかった議会ハラスメントを裁判という公的なまな板の上にのせることは、たとえ負けても社会的な意味は大きいし、議会を正常化し、議会に関わる人たちの意識を変えていくことに貢献できると思っています。


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