今日のみんなの会in日高の学習会「ハザードマップを読みこなそう」@高麗公民館は満足度大でした!
2022年08月
おとうさんとぼく展
ナチスを痛烈に批判する挿絵を描いていたエーリッヒ・オーザー。
その後、漫画「おとうさんとぼく」で大成功すると、漫画のキャラクターがナチスのプロパガンダに利用されてしまい、嫌がったオーザーは連載を終わらせます。
しかし、戦争が激化すると、ナチスから機関誌に敵国の風刺画を描いてほしいと声がかかります。生活に行き詰っていたオーザーは悩んだ末に引き受け、ナチスのためでなく愛するドイツのためと描きました。
終戦の1年前、ナチスの悪口を言ったのを密告されて捕らえられ、獄中で自殺してしまいます。
漫画「おとうさんとぼく」は、ユーモアと時折のぞく反抗心がなんともいえず心地いい。
でも、戦争は命だけでなく、才能やそこから生まれる豊かな文化も奪ってしまいます。
司法の力で議会を正常化 シンポジウムを開きました
自立権のある議会を正常化するのに司法の力が必要なんて情けない話ですが、そうせざるを得ない現実があるのです。
議会内ハラスメントに苦しむ議員、これから裁判を考えている議員、支援者、メディア…定員を大幅に超える40名の参加者がありました。
2020年に元岩沼市議の大友健さんが勝ち取った判例変更により、議会で起こったことに司法は関与しないという「却下」(門前払い)は今後なくなるだろうと思います。実際私の一審も「棄却」はされましたが「却下」は免れました。
ただ、私の辞職勧告のように法的拘束力のないものについては、議会の自律権を理由に却下・棄却してきた判例の壁は厚く、裁判所がその違法性まで踏み込めないのが現状です。
しかし、過去、DVは家庭内のこと、いじめは校内のことと警察や司法が関わらなかったように、議会ハラスメントに対する考え方も今後変わっていくでしょう。議会ハラスメントは、議員の人権侵害だけでなく、選んだ有権者に対する権利侵害でもあると思っています。
議会を正常化するとは、議員が議員としての仕事を普通にできること、ちゃんと二元代表制を理解して市民に向いた議会になること(そうじゃない議会が多いからこんなシンポジウムをしなくちゃならない)。
それには、議会内だけでがんばっても、もちろん司法に頼るだけでもだめで、住民とともに運動しながら、根気よく、議会内外の意識を変えていかなくてはならないのです。