2022年08月
意見を聞かない議長
全員協議会でした
全員協議会でした。
重要な案件が4つ。
①広域飯能斎場(飯能市、日高市、狭山市)の建替えについて。
資料には現地建替えで進めることと、令和11年を目途に完成ということしか書いてないので、以下の質問をしました。
・着工は?→来年度に基本計画をつくり、着工は令和9年度を予定。
・日高市の負担は?→20%、約5〜6億円
・財源は?→補助金は見込めないので、有利な貸付金を利用する。
・現在も火葬件数が多く、待機日数が長いと聞いているが、建替え完成までしのげるのか?→稼働時間を延長するなどして一日の火葬数を増やして対応する。
以上はあくまでも現段階での予定や金額であるとの市長からの念押しがありました。
現在、3市の死亡者数は約3000人ですが、ピークとなる令和18年には4200人を超える予想です。
多死社会となり、弔い方も変化しています。感染症への対応や環境面の配慮も求められます。
何より財源捻出が課題でしょう。年度ごとの負担金の返還金をプールするなど建替えへの財政的な備えがありません。
②高根児童を廃止し、「出張ひろば おひさま」に。
令和6年度に高根小中学校が統合されることに伴い、現在小学校内にある高根保育室を廃止して、令和5年度から高麗川南公民館の和室と保育室を使って出張ひろばを実施するというものです。
週2回月曜と水曜の10〜4時、対象は未就園児とその保護者。
週2回月曜と水曜の10〜4時、対象は未就園児とその保護者。
私はこれは子育て支援の後退だと思います。
現在はコロナで予約制ですが、月曜から土曜の9〜5時ならいつでも遊びに行けるというのが高根保育室の素晴らしいところでした。
小学生も遊べ、大型の遊具もあり、支援員さんの心のこもった手作りおもちゃや掲示物もすてきです。
この環境は公民館の和室ではなかなか作れないと思います。
小学生も遊べ、大型の遊具もあり、支援員さんの心のこもった手作りおもちゃや掲示物もすてきです。
この環境は公民館の和室ではなかなか作れないと思います。
高根保育室の設置は要綱に拠るものなので、議会には諮られません。
予算審議はできますが、利用者の声を聞いてみたいです。
予算審議はできますが、利用者の声を聞いてみたいです。
③高麗川駅の整備について。
5本の線路と2本のホームをまたがなければならない自由通路と駅舎の整備計画。
12月にJRとの協定締結、年明けに地元説明会、3月に着工予定。完成し共用ができるのは令和8年度。
12月にJRとの協定締結、年明けに地元説明会、3月に着工予定。完成し共用ができるのは令和8年度。
総事業費約33億6500万円のうちJR負担6156万円、残りは市の負担(国庫補助金約16億5200万円、土木債14億8560万円、基金等約1億6500万円)です。
市の中心部の活性化には重要な駅の整備ですが、市の負担33億JRは駅舎の部分しか出さない厳しいですね。
④給食費の改定について。
令和5年度から小中学校とも月額500円アップし、小学校4300円、中学校5200円に。
おかずを一品増やすそうですが、食器の数は増やせないので添えるくらい?。
値上げの是非については、校長や保護者で構成される学校給食センター運営委員会ではとくに意見なく了承されています。
おかずを一品増やすそうですが、食器の数は増やせないので添えるくらい?。
値上げの是非については、校長や保護者で構成される学校給食センター運営委員会ではとくに意見なく了承されています。
しかし、500円アップで一品増やしてやっていけるのは同時に調理の外部委託をするからでもあります。
外部委託については、保護者などからの意見聴衆も不十分であり、メリットとデメリットを比べても私には委託の是非を判断できなかったため、昨年12月議会に出された補正予算に反対しました。
外部委託については、保護者などからの意見聴衆も不十分であり、メリットとデメリットを比べても私には委託の是非を判断できなかったため、昨年12月議会に出された補正予算に反対しました。
ひ・まわり探検隊 平和を学ぶ編
投稿が前後してしまいましたが、7月24日(日)、奥武蔵ピース・ラボで、ひ・まわり探検隊「平和を楽しく学ぼう!」(@武蔵台公民館)の講師をつとめました。
※「奥武蔵ピース・ラボ」は平和に関する活動をしています。具体的には、紙芝居、ピース・フェスティバル、自然保護活動などです。
ウェブサイト http://madmakochan.livedoor.blog/archives/15237608.html)
ピース・ラボとしては初めてのひ・まわり探検隊。
ひ・まわり探検隊では初めての平和に関する講座。
当初は、絵本や資料を読んで子どもたちに戦争と平和について考えてもらうことを考えていたのですが、NHK for school というサイトにある子ども向けの動画を見て、そこから想像を広げてピース・カルタを作ろう、という計画にしてみました。
https://www.nhk.or.jp/school/
ところが、著作権の関係で、その動画を学校以外で鑑賞することはできないというのです。
そこでNHKに交渉してみました。
そうしたら、ひ・まわり探検隊の趣旨を理解してくださり、みんなで見ることはできないが、同じ場所にいても一人一人が端末で見るのならOKと言ってくださいました。
それはそうですよね。誰でも見られるようにアップされているわけですから。
しかも、子どもたちにはGIGAスクール構想で一人一台の端末を支給されている!
これを使わない手はない!
ひ・まわり探検隊を担当する生涯学習課に問い合わせたら、「端末の活用は歓迎」「参加者にはこちらから連絡します」と言っていただき、当日は子どもたちに学校で使っている端末(クロームブック)を持参してもらいました。
子どもたちは操作もサクサクで、何の問題もなく視聴できました。
(今回はレンタルWi-Fiを使いました。公民館のWi-Fi環境は今年度中に整備されます)
そのあと、市内の方にお借りした戦時中の国民服や防空頭巾、毒ガスマスクなどについて説明。
そしてピース・カルタづくり。こちらで用意した読み札に合わせて子どもたちに絵札を描いてもらいました。
ひとり何枚もどんどん描いていく子どもたちの勢いには驚きました。
大きくなってもこういう屈託ない積極性を失ってほしくないなあ・・・なんて思ったりして。
最後にウクライナ民話の絵本「てぶくろ」を読み聞かせして終了しました。
講座の途中で子どもたちにインタビューをしました。
戦争についてどう思う??
参加者は小学校3年生~6年生でしたが、ウクライナとロシアの事もあるのか、子どもたちは想像以上にいろんなことを知っていたし、いろんなことを考えていました。
県のピースミュージアムに行ってから戦争と平和についてずっと考えているという子、
「日本にロシアが攻めてきたら怖い」と発言した子もいました。
ご家族でそういう話をしているのでしょう。
今回は時間の関係で「日本国憲法」には深く触れられなかったのですが、
もしまた機会があったら、日本がロシアから攻められないためにはどうしたらいいか、日本が再び戦争をしないためにはどうしたらいいか、憲法に関する絵本などを使って子どもたちと一緒に考えたいと思いました。
※「奥武蔵ピース・ラボ」は平和に関する活動をしています。具体的には、紙芝居、ピース・フェスティバル、自然保護活動などです。
ウェブサイト http://madmakochan.livedoor.blog/archives/15237608.html)
ピース・ラボとしては初めてのひ・まわり探検隊。
ひ・まわり探検隊では初めての平和に関する講座。
当初は、絵本や資料を読んで子どもたちに戦争と平和について考えてもらうことを考えていたのですが、NHK for school というサイトにある子ども向けの動画を見て、そこから想像を広げてピース・カルタを作ろう、という計画にしてみました。
https://www.nhk.or.jp/school/
ところが、著作権の関係で、その動画を学校以外で鑑賞することはできないというのです。
そこでNHKに交渉してみました。
そうしたら、ひ・まわり探検隊の趣旨を理解してくださり、みんなで見ることはできないが、同じ場所にいても一人一人が端末で見るのならOKと言ってくださいました。
それはそうですよね。誰でも見られるようにアップされているわけですから。
しかも、子どもたちにはGIGAスクール構想で一人一台の端末を支給されている!
これを使わない手はない!
ひ・まわり探検隊を担当する生涯学習課に問い合わせたら、「端末の活用は歓迎」「参加者にはこちらから連絡します」と言っていただき、当日は子どもたちに学校で使っている端末(クロームブック)を持参してもらいました。
子どもたちは操作もサクサクで、何の問題もなく視聴できました。
(今回はレンタルWi-Fiを使いました。公民館のWi-Fi環境は今年度中に整備されます)
そのあと、市内の方にお借りした戦時中の国民服や防空頭巾、毒ガスマスクなどについて説明。
そしてピース・カルタづくり。こちらで用意した読み札に合わせて子どもたちに絵札を描いてもらいました。
ひとり何枚もどんどん描いていく子どもたちの勢いには驚きました。
大きくなってもこういう屈託ない積極性を失ってほしくないなあ・・・なんて思ったりして。
最後にウクライナ民話の絵本「てぶくろ」を読み聞かせして終了しました。
講座の途中で子どもたちにインタビューをしました。
戦争についてどう思う??
参加者は小学校3年生~6年生でしたが、ウクライナとロシアの事もあるのか、子どもたちは想像以上にいろんなことを知っていたし、いろんなことを考えていました。
県のピースミュージアムに行ってから戦争と平和についてずっと考えているという子、
「日本にロシアが攻めてきたら怖い」と発言した子もいました。
ご家族でそういう話をしているのでしょう。
今回は時間の関係で「日本国憲法」には深く触れられなかったのですが、
もしまた機会があったら、日本がロシアから攻められないためにはどうしたらいいか、日本が再び戦争をしないためにはどうしたらいいか、憲法に関する絵本などを使って子どもたちと一緒に考えたいと思いました。