2022年04月
市議会通信Vol.25
鳩山町のデマンドタクシー勉強会
はとタクは、町の面積が25.71K㎡と狭い、駅がない、国道がない、タクシー会社がない、町内移動できるバス路線がない、という鳩山町の特殊性を逆に活かし、国の法律改正や補助制度を上手に活用して、町内全域でデマンド運行しています。
また、毛呂山町の埼玉医大病院と坂戸市の商業地区への移動が可能です。
また、毛呂山町の埼玉医大病院と坂戸市の商業地区への移動が可能です。
利用登録すると自宅の位置が登録され、町内のどこでも乗り降りでき、予約は電話(オペレーター受)かWeb。乗車30分前まで予約可能で、東大が開発したオンデマンド交通システムが乗り合い率を高めます。
令和2年度の町の公共交通に係る経常費用(国等の補助金や運賃収入を除く)は、デマンドタクシー1300万円、町内循環バス1200万円、町営路線バス4400万円の計6900万円。
小さい町で町民の移動にこれだけのコストをかけていることに驚きます。
小さい町で町民の移動にこれだけのコストをかけていることに驚きます。
利用者の8割が高齢者だということですが、鳩山町の健康寿命は男女とも埼玉県内トップクラス。高齢者一人あたりの医療費も県内一少ない。
そしてなにより幸福度日本一の町!ということは、クロスセクターベネフィットで考えれば、交通にかけるコストは高くないのかもしれません。
そしてなにより幸福度日本一の町!ということは、クロスセクターベネフィットで考えれば、交通にかけるコストは高くないのかもしれません。
日高市とは交通事情が違うので、取り入れられない点も多いけれど、説明をしてくださった職員が、町民の生活と健康をなんとしても維持したいという熱意をもって日々研究されていることがひしひしと伝わりました。
勉強会のあとは、ニュータウンの集会所をお借りしておしゃべり…じゃなくて…情報交換をしました
まあ、みんないろいろあるけどがんばってるよね!と励ましあい、そして「また集まろうね!」で終わるのでした。
3月議会の報告をポスティング中です
子どもと女性の政策について各省庁に聞く
昨日は久々に参議院会館へ。
女性のための政治スクールの参加も久しぶりでした。
内閣府と法務省からは家族関連の民法改正、選択的夫婦別姓、DV対策などについて。
厚労省からは自殺対策、性と健康、人工中絶方法について。
国土交通省からは自然災害対策について。
官僚のレクチャー受けるたび、何回も聞く言葉が
「それは担当が違うので…」「それに関しては○○省のほうでして…」
「それは担当が違うので…」「それに関しては○○省のほうでして…」
そして同じ省庁内でも担当が細分化されすぎていて、
今日も例えば経口中絶薬の承認については話せても、
経口避妊薬や緊急避妊薬のことについては「担当が違うので…」となる。
今日も例えば経口中絶薬の承認については話せても、
経口避妊薬や緊急避妊薬のことについては「担当が違うので…」となる。
そんな中、子ども政策をまとめ、その司令塔となるべく創設される「子ども家庭庁」。
妊娠前から高校教育までの中で、母子保健、保育、児童手当、虐待、不登校、いじめ、子どもの居場所、障害、子どもの貧困、性被害などなど、やること満載だけれど、
文科省や厚労省との「連携」がうまくいくのか、いや、いまや「連携」でいいのか??
そして人材は?政策と予算だけつけてあとはみんな民間にとかやめてね。
妊娠前から高校教育までの中で、母子保健、保育、児童手当、虐待、不登校、いじめ、子どもの居場所、障害、子どもの貧困、性被害などなど、やること満載だけれど、
文科省や厚労省との「連携」がうまくいくのか、いや、いまや「連携」でいいのか??
そして人材は?政策と予算だけつけてあとはみんな民間にとかやめてね。
聞いていてもまだ細部まで決まっていないようでしたが、
庁を増やしただけということにならないようお願いしたいです。
庁を増やしただけということにならないようお願いしたいです。