9月議会最終日。
ボディーブローを何発もくらった感じ。
一発目。
平成元年度決算の認定では、決算特別委員会でも討論しましたが、
本会議でも一般会計、特別会計合わせ、賛成討論を何本か用意していました。
しかし発言要求ボタンを押して挙手をしても指名されず。
とうとう一つも討論できませんでした。私のマイクの電気光ってるのになあ。
昨夜の努力、報われず。
(日高市議会では、反対討論→賛成討論→反対討論と交互に行い、
反対討論がなければ賛成討論できないというルールです)
二発目。
「田中まどか議員に対する議員辞職勧告決議の撤回を求める請願」は、
残念ながらというか予想通りというか、賛成2、反対11、退席1で「不採択」でした。
それにしてもひどい委員長報告でした。
あれでは誰が聞いても私は極悪人です。
三発目。
請願の審議中、私は除斥されていたので、事務局のモニターでみていたら、
反対討論に松尾議員が登壇。これには参りました・・・
通る可能性のない請願に時間(エネルギー)を割くことを疑問視するような発言もあり、
それはちがう、と思いました。
※下線部分については、松尾議員の討論を聞いての私の解釈でしたが、松尾議員からそのような発言はしていないので訂正をしてほしいとのご抗議・ご要望がありました。松尾議員のブログ記事を貼り付けさせていただくことでお応えしたいと思います。松尾議員の真意をお確かめください。
https://mayoka.info/archives/1399
四発目。
除斥されている議員には、他の議員の過半数が賛成すれば、
地方自治法117条により発言の機会が与えられるのに
今回、議長が発言を許していいかどうか議場で諮らなかったので、
どうして私の発言について諮らなかったのかを事務局にききに行ったのですが、
「田中議員から発言をしたいという申し出がなかったからです」と言われました。
あちゃ~、しくじった。
朝、事務局員から「請願の時は田中議員は除斥されます」とは聞いた。
でもそのとき、発言を希望するかどうか聞かれなかった。
私の落ち度です。除斥の常連なのに(笑)申し出をしなかったのは、私の落ち度です。
だけど、聞いてくれてもよかったのに・・・
五発目、六発目もあったけど、ここには書けません。
書くとまた辞職勧告出されます(笑)
議案は請願を除きすべて可決されました。
最後に、K議員から提出された
「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書案」への
私の反対討論を掲載します。
「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書」案に反対の立場で討論いたします。
私は、憲法について議論すること自体に反対するものではありませんが、憲法を守るべき国に対して、国会での議論や国民の議論を急がせるような意見書を出すことには反対です。
意見書案の中に、国会の憲法審査会において、「議論が進展しているとは言いがたい状況にある。」とありますが、なぜ憲法改正への議論が進まないかといえば、国民世論がそれを望んでいないからではないでしょうか。
今年の5月3日の憲法記念日に際して、各メディアが行った世論調査の結果をみると、NHKでは、「憲法以外の問題に優先して取り組むべき」が78%で、「憲法改正の議論を進めるべき」の13%を大きく上回りました。朝日新聞では、「憲法改正議論を急ぐ必要がない」が72%で、「安倍政権のもとでの改憲反対」が58%でした。
8月30日発表の日本経済新聞社の世論調査では、次の首相に継続してほしい安倍晋三首相の政策を複数回答で聞いていますが、新型コロナウイルス対策を挙げた人が44%で最多、「憲法改正」は8つの政策分野のなかで最も低い13%でした。
この調査結果にもある通り、今、国会は現憲法のもとで、新型コロナウイルス感染症対策と、それによって経済的、身体的、教育的困難に直面している国民の生活を支えることに全力を挙げるべきときであり、首相も交代したこの時期に、あえて議論を急かすような意見書は出すべきではないと考えます。
また、衆議院憲法審査会においては、継続審議となっている「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」(国民投票法改正案)の問題点の解決を探るべく、参考人の意見聴取、議員間の自由討議などがされており、決して停滞しているわけではなく、慎重な審議がされていると考えます。
以上の理由から、本案には賛成できません。