田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2020年08月

17日に一般質問の通告をしました。
日高市議会は、3月議会、6月議会ともに
コロナ感染防止を理由に一般質問を取りやめましたが、
今回はひとりの質問時間を通常60分のところを30分に短縮して行われます。
30分では追及モードでやるのは難しいので、
今回は確認モードになりそうです。

それにしても、議員の大事な仕事である一般質問を3議会に渡って制限することは、
議員が行政をチェックするために質す場、政策提言する場を
議会自らが奪うことになり、何度も言っていますが私は賛成できません。

職員が感染症対策に追われていた時期に、それに集中できるように
議会対応の負担を軽減するという理由はある程度納得できますが、
感染症への対策が標準化しつつある中では、
そして行政のコロナ対策が次の段階へ移行しつつある中では、
消毒、マスク、飛沫防止をしっかりとした上で、
議会の権能を発揮すべく、通常のあるいはそれ以上の
議会運営をすべきではないでしょうか。

一般質問の日程は9月10日、11日。
私の一般質問は11日(金)の11時くらいからです。
お時間ありましたら傍聴をお願いいたします。

通告の要旨は以下の通りです。

1.新型コロナウイルス感染症拡大以降の困窮者支援について

(1)生活保護の状況は。

(2)生活福祉資金、住居確保給付金制度の利用状況は。

(3)本市の傾向と今後の課題は。

2.福祉相談体制の充実について

(1)プライバシーと感染症対策に配慮した安全で相談しやすい環境の整備は。

(2)相談担当職員の確保及び専門性の育成は。

3.川遊び客の安全とマナー対策について。

(1)水の事故防止対策は。

(2)ごみ捨て及び路上駐車等の対策は。


IMG_20200131_190434

写真は田波目にある清水の上公園。
環境省と埼玉県の湧水リストに載っているとても素敵なところです。
(本文とは関係ありません)



お盆が終わりました。
この時期は毎年、戦争を語り継ぐ特集記事や番組が組まれます。

父は戦争のことをあまり話しませんでした。
住んでいた品川から富山に学童疎開した
当時のことは特に話しませんでした。
弟と2人でずいぶんつらい思いをしたのだと思います。
疎開してよかったことはスキーを覚えたことだけだと言っていたけど、
スキーに連れていってもらったことはありません。

疎開から帰ってきたら家はなかったそうです。
家も戸籍も焼けました。
幸い祖父母は無事だったけれど、
孤児になる可能性もあったのです。

晩年は健康のために食べていましたが、
それまではさつま芋も食べませんでした。
戦争もののドラマやドキュメンタリーも観ませんでした。
どちらも「たくさんだ」と言って避けていました。

親戚が集まって戦時中の話になると
さりげなく話題を変えたり、
庭に水を撒きに席を立ったりしていたのを覚えています。

今になってもっと聞いておけばよかったとも思いますが、
このような父の態度を見ることで、私の中に、
戦争は子どもに深い傷を負わせる、
戦争は絶対よくないという気持ちが育っていったように思います。

お酒が好きな父だったから、
仏壇にはビールと日本酒をお供えします。
またお彼岸に来てね。
ちーーーーん。

高麗の郷で議会報告会を開きました。
都内で議員をめざしている方、遠くから自転車で駆けつけてくださった方も
いらっしゃいました。ありがとうございました。

緊急事態宣言が出されたため、3月議会の報告ができなかったので、
今日は3月議会、6月議会、そして7月15日の臨時議会について、
駆け足でご報告しました。

2020.8.9議会報告会1

3月議会は令和2年度予算と、それに対する私の反対理由について、
6月議会、臨時議会はコロナ対策関連予算を中心にお話しました。

みなさんからは、令和2年度の当初予算に
私が反対した理由について多く質問をいただきました。
とくに「地域交流ひろば事業」の縮小・廃止について多く質問が出ました。
地域の資源(具体的には公会堂や自治会館)の使用についての合意の難しさや
事業を支えるボランティアの確保の難しさなどをみなさんと共有することができました。

イノシシ駆除のための予算についての質問もいただきました。
被害に遭われている方にとっては重要な問題です。

さらに、3月議会で私に対して出された議員辞職勧告について、
6月議会で私が提案した国・県に対する
「新型コロナウイルス感染症対策の充実を求める意見書案」が
通らなかったことについて、
3月6月議会で一般質問を取りやめたり、質疑を制限したり、
傍聴を制限するなどした議会運営への疑問についてをお話しました。

2020.8.9議会報告会3

終了後もあちこちで名刺交換や情報交換が行われていました。
とてもうれしい光景でした。




下記の通り、田中まどかの議会報告会を開きます。

8月9日(日)13:30~15:00
日高市総合福祉センター高麗の郷 生涯学習室

3月議会、6月議会、7月臨時会のご報告をいたします。

感染症予防のため、人数を把握したいので、メール、メッセンジャー等で参加をお知らせいただければ嬉しいです。
当日でも大丈夫です。

おまちしております。

昨日は埼玉西部消防組合議会(構成市:所沢市、狭山市、入間市、飯能市、日高市)を傍聴しました。


傍聴することは前から予定していたのですが、消防局長のセクハラ問題が持ち上がり、 
傍聴席は構成市の議員や報道関係者で満席。 
別室にはモニターが設置されていました。

記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dc1cd67f0131b70b8029ce9d0785db418154107


一般質問では3人の女性議員が取り上げましたが、本人は辞職してその場におらず、 
管理者(所沢市長)も「適切に対応した」「大変残念」の繰り返しに終始し、
質問者にとっても、傍聴者にとっても不満の残る答弁でした。
何より被害者に寄りそう言葉や今後の対策についての答弁されなかったことは大変残念でした。


6
18日に複数の女性職員からの訴えがあり、
正・副管理者が双方から個別に聞き取りをした結果、
「行為については一致したが、認識に相違があった」とし、
7
2日に戒告処分が出されたということですが、
懲罰の中では「戒告」という公表しなくてもよい軽い処分であることに納得がいかない被害者たちが、
組合議員に訴えて問題が明るみになったということです。

 

平成27年にも宴席でのセクハラがあり、
局長名で「ハラスメント防止宣言」をした経緯があるにもかかわらず、
過去の事件から学ばず、しかも今回の戒告処分は、
高い職位にある場合はより重い処分とする規定にも反しています。


一般質問終了後、ハラスメント防止に関する決議案が出され、可決されました。


消防の現場は大変厳しいと思います。常に緊張感を強いられる職場です。
そして圧倒的に男性が多い職場です。
その中で懸命に働く女性署員に対し、トップがハラスメントをするなど、本当に許されないことです。


被害を訴えることは勇気が要ったと思います。 
しかし今回被害者が声を上げ、それを議会が取り上げて追及したことは、
泣き寝入りや隠ぺいにならずよかったと思います。

Mee Too
運動などが後押しし、効果を上げているのかもしれません。

今後、さらに被害者が納得できる対応と、

5市の市民の命と財産を守る組織としてしっかりとした対策を
講じていただきたいと思います。

 

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