毎年この時期に行われる教科書展示。
23日、飯能第一小学校の会場に行ってきました。
日高市は、飯能市、入間市、狭山市と同じ教科書を使います。
同じ単元でも出版社により文章や写真など表現が微妙に違います。
↑ 展示会場は撮影できないので外の看板だけ
小学校から高校まで、すごい冊数があるのでとても見きれませんが、
私の興味の視点から、主に中学の国語でどんな小説や作家が取り上げられているか、
公民で基本的人権や男女平等についてどう書かれているか、
保健体育で性についてどう扱われているか、
道徳で人物への安易な評価がされてないかなどを見ました。
公民は教科書と先生によって、子どもたちの憲法や社会の捉え方への
影響が違ってくるだろうなと感じました。
気になったのは保健体育。
思春期の性について、教科書によって踏み込み方かだいぶ違います。
第二次性徴しか書いてなくて恋愛感情や性衝動についての記述がないもの。
本編で性行為の記述がないのに、巻末のコラムでコンドームが避妊に効果的と書いてあったり。
性の多様性、性的マイノリティの記述も少なすぎます。
実際にはどういうふうに教わるのかなあ。...
スポーツについても、オリンピック選手の活躍などを前面に出すのではなく、
すべての子どもの健康と精神のために、という視点がほしいと思ったりしました。
もちろん短い時間での拾い読みですし、素人の私見ですm(_ _)m
埼玉県内では7/3までやっているところもありますが、
飯能市立第一小学校の会場は今週金曜日6/26まで。
お昼休みは入れないのでご注意。
誰でも見ることができます。ぜひ行ってみてください。
県内の会場と日程はこちらから↓
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/news/page/2020/0605-06.html