3日、総務福祉常任委員会の視察で長野県塩尻市に行き、
 シティプロモーションの取り組みについてお話をうかがいました。
 日高市でも今まさにシティプロモーション動画を撮影中ですが、
塩尻市では全市あげて地域のブランド化に取り組んでいます。

そのシティプロモーションの段階が、物産品の開発や観光誘致などの地域活性化や、
移住定住促進などの地域間競争の段階から、
シビックプライド(市民の誇り)によって都市空間の価値を高める、
他地域との競合を必要としない戦略にまで進化(深化)していて、
シティプロモーションに対する日高市との認識の差を感じました。

 若者や地域おこし協力隊の起用や、例えばリクルートやSoftBankのような
ブランディングに長けた企業との連携も積極的に行っており、
新しい会議やチームを作っても結局は当て職でいつものメンバーでやってる感の強い
日高市との違いがありました。

また、塩尻市では地方創生推進課を新設し、戦略やアクションプランの作成を委託せず、
職員が苦労しながら一から作っているとのことでした。そのあたりの意識も違うなあと感じました。

でも、シティプロモーションとかブランド化って、私にはなんかちょっとフィットしない言葉なんですよね~。
最終的にはシビックプライドにたどり着くように、
要は住んでいる人がいかに自分のまちを愛せるか、
そしてその愛するまちにいかに様々な価値観を持った人々を受け入れられるか←ここ重要。
そこにかかっているじゃないかなあ、と思ったのでした。
そのためにまちのいいところ、のびしろ、新たな可能性を見つけて認めていく。
地方創生やブランド化じゃない、いい言葉ないかな。

画像に含まれている可能性があるもの:木、空、植物、屋外、自然
塩尻市役所前のヒマラヤ杉