田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2018年03月

私の一般質問は13日(火)10時ジャストからです。
お時間ありましたら傍聴お願いいたします。
通告書は以下の通りです。




教育委員会関係
1.文化行政について
(1)本市における文化芸術の定義と位置付けは。
(2)これまでの文化行政の実績は。
(3)日高市文化協会解散について総括はしたか。
(4)文化芸術基本法への対応を含め、今後の文化行政の推進をどうしていくか。
 
総合政策部関係
1.ベンチによるやさしいまちづくりについて
(1)バス停、歩道、公園、観光地等のベンチ設置状況は。
(2)ベンチを設置することの効果と課題は。
(3)市民の寄付によるベンチ設置を考えてはどうか。
 
子ども福祉部関係
1.ヘルプマーク、ヘルプカードの普及について
(1)ヘルプマーク、ヘルプカードの意義についての認識は。

(2)ヘルプカードを作成、配布の予定及び配布対象者は。




















3月議会が2月27日から始まっています。3月5日は議案質疑でした。
32議案と議案数が多いのですが、今回も質疑した議員は4人でしたから午前中で終わりました。
お隣の飯能市議会では質疑を2日間行ったようです。

私は7議案に対して質疑しました。おもなものは以下の予算と条例改正です。
・平成30年度一般会計予算
・議員の期末手当の支給割合引き上げ
・市長・副市長の期末手当の支給割合引き上げ
・国民健康保険税率の改定

予算は12月議会に財政について一般質問したので、その答弁との整合性を見ていきました。
事業の選択、自主財源の確保、大胆な発想での歳出削減ということでしたが、
できるところから、という感じでしょうか。
似通った事業を寄せたり、公民館ごとの講座の事業費をまとめたり、
市民に身近なところから見直している反面、
プロモーション動画作成委託料のように、どんなものを、どうやって、誰がつくるのか
ほぼ白紙状態なのに計上されているものも。
例年通りの額を計上している事業も多く、見直しの余地はまだあると思います。

議員が16人いても質疑するのは数人。委員会でさえ質疑しない議員が多い。
そして痛感↓
もっと財政、企業会計に強い議員、ITに強い議員、福祉に強い議員がいたらなあ!!
議員の多様性が必要です!

議員と市長・副市長の期末手当については、国の人事院勧告、県人事委員会の勧告によって
職員の期末手当を上げるのと同時に自動的に上げるというものですが、
本来、自治体の特別職の給料や期末手当は、自治体の財政や情勢を考慮して
独自に決めるべきものだと思うのです。「地方政府」なのだから。
しかも今回は昨年10月の特別職報酬等審議会で、
議員報酬は現状維持、市長、副市長、教育長の報酬は
平成8年以来据え置かれており、職責と実績、近隣市の状況を考慮し
それぞれ11,000円、12,000円、6,000円上げることが妥当という答申が出たのに、
それは実行せずに、期末手当だけ上げる。
それはなぜかといくら聞いても、人事院勧告は詳細な調査に拠っているから
それに従うのは当然なのだと総務部長が言うばかり。答になっていない。

特別職報酬等審議会の委員さんたちの議論は真剣にいろんな角度からなされていたと思う。
答申に従わなかった理由はなんなのか。とうとう市長からの答弁はもらえなかった。

歳出削減予算が提出されて、敬老祝金もカットすることが決まっています。
市民に痛みをお願いしたこのタイミングでボーナスアップってどうなのだ?
たった0.1月分だからいいだろうって?
実は役職加算がついて給料月額×20%×0.1月なのです。
しかも29年12月分に遡って支給されるのです。

国保税については財政責任が県に移ることによって大きく税率が上がることが懸念されましたが
改定案は一般会計からの繰入金とのバランスも考えられ、
税率の伸びもできる限り抑制されたものだと思います。
しかし平均以上に負担が重くなる世帯もあり、今後の対策を望みたいところです。

国保の被保険者は所得が低い人が多い。なのに負担は増える。だからこそ十分な審議が必要のに、
改定案が諮問された昨年11月の国民健康保険運営協議会での委員の審議が浅すぎた。
事務局職員が丁寧に説明し、改定案が3案示されたのだが、その直後に委員がきいたのだ。
「で、事務局としてはどの案がいいと思ってるの?」
おいおい、はじめっから丸投げかーーー??

特別職報酬等審議会、国民健康保険運営協議会に限らず、審議会等の審議は
議会での決定に強い影響があることをもっと考えてもらいたい。
暴論かもしれないが、審議会で発言がなかった人は再任しないなど、
活発な審議ができるよう考えないといけないのではないかと思います。





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