今日のニュースから。
 以下引用

愛知県蒲郡市議会が12日、傍聴に訪れた小学生10人が議場の傍聴席に入ることを認めなかった。市議会の規則で「児童や乳幼児は傍聴席に入れない」となっているためという。付き添っていた母親の一人は「日頃、『市民に開かれた議会』と言っているのに残念だ」と話した。

 傍聴しようとしたのは市立三谷東小学校の1~6年生。午前11時半ごろに8人が、午後1時ごろに2人が、計3人の保護者と一緒に議会事務局で手続きをしようとした。だが、議会事務局職員から「傍聴できない」と説明され、市役所1階にあるテレビで議会の様子を見た。三谷東小はこの日、振り替え休日だった。

 市議会の規則では、議長が認めれば乳幼児や小学生も傍聴席に入れる。だが、大場康議(やすのり)議長は朝日新聞の取材に「規則に基づいて判断した。乳幼児や児童の入場を認めると、議事進行で問題が生じる可能性があるし、際限がなくなる」と説明した。(6月12日Yahooニュース)

引用終わり

さて、日高市議会だったらどうしたでしょうか。
日高市議会傍聴規則では第7条の4項で、
「児童および乳幼児は傍聴席に入ることができない。ただし、議長の許可を得た場合は、
この限りではない」 とあります。

2010年だったと思います。私の質問の傍聴に赤ちゃんを連れた女性が来てくれました。
議長の許可が出て傍聴は許されましたが、会議中に赤ちゃんがぐずりだしました。
女性はいったん傍聴席を出て、また戻って来ましたが、
そこで議長がその女性に傍聴席から出るように命じました。
理由は、赤ちゃんの声が録音に支障があるからというものでした。
赤ちゃんは泣いたわけではありません。
少しぐずっただけで、私にはその声は気になるほどではありませんでした。

「赤ちゃん 親子」の画像検索結果

若い女性が傍聴に来てくれることはそうありません。
傍聴者を増やすキャンペーン中の今では歓迎されるのでしょうけれど、
その頃はまだまだ「傍聴させてやる」という感じだったと思います。
だから、ちょっとでも差しさわりがあると退出を命じたのでしょう。

しかし、赤ちゃんの声が録音に支障があるというのなら、現在の議会はどうでしょう。
最後列の議員たちの私語は目に余ります。
あの傍若無人な私語と発言者に対する揶揄は録音に支障ないのでしょうか。
あの時の赤ちゃんの声の何倍もうるさい!

今議会で、傍聴に来てくれた川越市議が、
「私語はありえない!上から見たら財布やスマホを開いている議員もいた。
うちの議会では議場に私物は持ち込み禁止だから信じられない」と言っていました。

乳幼児や児童の入場を認めると、議事進行で問題が生じる可能性がある??

7月21日には「子ども議会」が開かれます。
子どもたちに市議会を見てもらうことに何の規制が必要でしょうか。
教育上も見てもらったほうがいいでしょう。
逆に、今の市議会は子どもたちに胸を張って見てもらうに堪える議会でしょうか。
「子ども議会」のお手本になれる議会でしょうか。

全員協議会で、会議中の私語をやめるよう、意見を言わせていただきましたので、
改善されることを期待します。
・・・って、こんなこと書くの恥ずかしい!!
子ども議会をお手本にするようですね、きっと。

傍聴規則から第7条第4項は削除されるべきだと私は思います。