今議会に提出された議案には、27年度決算を含めてすべての議案に賛成しました。
おかしかったのは、27年度一般会計決算の認定について平井議員が賛成討論しようとしたとき、
議場全体が「え?賛成だよ?」という雰囲気になったことです。
すかさず平井議員が「安心してください、ちゃんと賛成しますから」と言って笑いを誘いました。
佐藤議員(共産党)と平井議員と私が手を上げると必ず「反対」だと思われているらしい(笑)
議会だよりに載る賛否の表を見ていただければわかりますが、
平井議員と私はほとんどの議案に賛成していますよ。
ただ、反対するときは必ず反対理由を言うことにしています。
それに対して多くの場合賛成討論がありません。
なぜ賛成なのかを表明せずに議案を通すのには常々納得できませんでしたが、
今回は佐藤議員の6つの反対討論に対し、ほとんど賛成討論がありました。
市民に審議の過程が少しでもわかるようにするためには必要なことです。
今回、少し迷った点は、決算の不用額(予算に対して使わなかった額)が10億円超だったこと。
財政に余裕がないのに余らせる?
もっと予算の見積もりを正確にしていれば他の事業に(例えば福祉に)まわせたかもしれない。
会派みんなの会から決算特別委員として出ていた平井議員がそこをしっかり追及してくれて、
会派みんなの会から決算特別委員として出ていた平井議員がそこをしっかり追及してくれて、
その結果、入札による請負残や経費をかけずに事業効果を図る努力によるものだと理解でき、
また、次年度予算の積算において留意するということだったので、決算にについては認定しました。
もう一つ迷ったのは、補正予算案で出された、市民まつりで行われる
高麗郡建郡1300年記念花火大会のための費用500万円です。
なぜ花火?それに1300年事業にはもうかなりの(8000万超)のお金が使われています。
しかし、花火自体の経費は実行委員会が募る企業や個人からの寄付で賄われ、
市の支出ではありません。
市の予算500万円は観覧席の設置や警備、照明、保険、広報費などなので、
花火大会自体を反対できません。
今回の補正予算には合併浄化槽への転換補助金50基分の上乗せや
中学校体育館の補修など重要な予算もあったので、反対しませんでした。