田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2016年01月

日高市にある県立日高特別支援学校の防災に関する取り組みが
兵庫県で開かれた「ぼうさい甲子園」で優秀賞を受賞しました。

ぼうさい甲子園 
日高特別支援学校の発表

映像の中で発表をしている齋藤先生とは昨年の夏
埼玉県男女共同参画推進センターの
男女共同参画アドバイザー養成講座で知り合いました。

体に障害のある子どもたちを災害から守るために
支援学校では担当の齋藤先生を中心に
防災について懸命に学習、実践されています。
今回の受賞をこれからの出発点にしたいという謙虚な姿勢も素晴らしいです。

障がいのある人や子どもと接する機会の少ない私たちにとって
災害の時どんな困難があるのか、どんなことが必要なのか
想像できないことが多いので、それを知るだけでも有効なことだと思います。

日高特別支援学校は県立ではありますが日高市内にある学校です。
今後、避難訓練や福祉避難所などの取組で市と連携していけたら良いですね。

とうとう川の工事が始まってしまいました。
竹や木々が伐採され、重機で河原はあっという間に平らになりました。

私は地元の友人も多いので、工事に反対の意見ばかりではなく、
昔の美しい川に戻るなら、浸食による危険がなくなるなら、
遊歩道によってにぎわいが出るなら、車いすで親水できるなら
計画に賛成の方の意見も聞こえています。

相続税のために苦渋の選択で売った自分の土地に家を建てた住民が
この川の工事に反対するのを複雑な思いで見ている人もいます。

自分たちは森だったところを開発した土地に住んでいるのに
その後の開発には「自然をこわすな」と反対するのかと。

でもだからこそわかるはずです。
一度壊したら元には戻らない。

この計画はもしかしたら市や市民に恩恵をもたらすのかもしれない。
でも、自然にとってインパクトがないわけはない。

横手渓谷の美しさを台無しにしたあの遊歩道や
あいあい橋のところの要塞のような魚道
だれがどんなに「素晴らしい」と言い募ってもあれは「醜い」し「要らない」

今回の遊歩道、できてしまうならば、どうか醜くて不要なものになりませんように。

イメージ 1
                               清流橋下流

イメージ 2
                 木々が伐採されて

イメージ 3
               重機の威力はすごいです

イメージ 4

私の支持母体である「みんなの会in日高」の今年度の事業計画に
「自治基本条例について学習する」という項目があります。
男性会員の提案で当初の計画に追加したのですが、
正直いうとこれまで一回も学習会を持てていないので
計画倒れになりそうな気配です(泣)

こういうことは「必要だ!」と思った人が時間も労力も使って
積極的に取り組まないとなかなか進まないものです。

「自治基本条例に関する市民意見交換会」
朝霞市でこんな取り組みがされているようです。

朝霞市に自治基本条例が必要かどうか検討を重ねてきた市民の会が
市の支援を受けて意見交換会を2回にわたって開くというものです。
リンク先のブログには下のように書かれています。

市民が主役のまちづくりを目指すには、市民と市の職員が互いに協力し、知恵と力を出し合って、地域の課題、行政の課題などに取り組むことが大切です。自治基本条例はその応援をするためのものです。

でもすでに条例をつくる前の段階から市民と市が協力し合っています。
日高市もこういう感じでいけないかしら。

はい、その前に、私たちが時間と労力をかけて学習しないとですね。

あ、でもその前に議会基本条例かなぁ~
先週、東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市の4市議会合同の
研修会があったのですが、
4市の中で議会基本条例を定めていないのは日高市議会だけです。

議会基本条例については来週、平井議員と勉強会に行く予定です。









もう本当に自分にも市にもガッカリ。ガッカリ。ガッカリです。

高麗川まるごと再生プロジェクトの日高市分については
先月の日高市部会で全工区について計画が承認され、
発注済み区間については
もういつ工事が始まってもおかしくない状況です。

そこで、発注済み区間の工事の日程と、
未発注区間の入札についての情報を教えてもらおうと
一昨日市の産業振興課に行きました。
すると「知りません。県に聞いてください」と言う。
(この対応はないだろと思って抗議しましたが、それについては長くなるので割愛)

そこで昨日、飯能県土整備事務所に行き、同じ質問をしました。
すると、私が未発注区間だと思っていた獅子岩橋~新井橋区間は
すでに入札、発注が終わっていると聞かされました。
それも昨年の11月5日に入札、11日に契約だったと。
(44,160,000円で 株式会社日新テクノ本店が落札)

え??それって私の一般質問(12月9日)の1か月も前じゃないですか。

お蔵淵~高岡橋、獅子岩橋~新井橋、久保下橋~坂戸市境の3区間は
まだ未発注だから見直しの余地もあると思うが、この区間について
市と県とはどのような話合いをしているのか」という私の質問に
「市民団体等の意見をしっかりと受け止め、
県とともに事業が速やかに進むよう取り組んできた」という答弁しています。
答弁にもないが、その前の段階のヒアリングでも、
獅子岩橋~新井橋が1か月も前にすでに発注済みという情報は
まったく聞かされていない。

それまでの「その区間については何も決まっていません」という担当者の説明を
信じていたので、県の入札情報公開システムでの検索も
11月はかけていなかった。しくじった。

そして私は、質問の時点でとっくに発注済みだった区間を
未発注区間として質問してしまうという、おマヌケをやってしまった。
自分の情報収集能力のなさに落ち込む。

しかし、なぜ情報出ししてくれなかったのかと部長と課長に聞いた。
(聞いたと言うより問い詰めた)
そうしたら、「聞かれていないから」だというのだ。
え、だって質問してるじゃないですか。ちゃんと区間もはっきり言ってます。
すると、「いちいちそちらの質問が間違ってるかはチェックしていない」と言う。
だって、質問に答弁するんだから、チェックするとかじゃなくて気づくでしょ?

マヌケな質問にいいかげんな答弁。
情けない・・・

追い打ち。
「でも県の入札についてはこちらもそんなに知らないですよ。
そりゃ田中議員は関心があるから知りたいと思うのでしょうけど」

そっか、関心ないのか。

自分とこの川の工事なのに関心ないのか。
そうですね、「県の事業ですから」ね。
でも「県とともに取り組んできた」んじゃなかったでしたっけ?

つくづく 自分の議員としての能力上げるしかないと思う夜更けです。












高麗川まるごと再生プロジェクトについては9月議会でも質問しましたが、
その後、市民団体「リンクス高麗川」が
市長、埼玉県土整備事務所、県知事に対して
説明や広報、市部会への参加要望を提出。
11月3日には全体説明会を開かない市にかわって
リンクス高麗川が説明会を開催し、60名を超える参加者がありました。
11月10日には埼玉河川環境団体連絡協議会が県知事に対し
「高麗川まるごと再生事業(日高市分)の全面変更を求める」要望書を提出。
若いママパパたちのグループも見直し要望を出しています。

そんな状況で、工期終了期限(年度内)も迫る中、どうするのか、
未発注工区についてはまだ見直し、延期、白紙撤回もありなのではないか、
と質しました。

今議会では、他の議員が事業推進の立場からこの問題について質問をしています。
わたしの前日に質問したその議員への市民生活部長の答弁は
「今年度中に全行程完了するよう努力する」とうものでした。
しかし私への市民生活部長の答弁は
「市部会に諮る。市部会が開かれてみないとわからない」というものでした。
推進する人には間に合わせると言い、反対する人にはわからないと言う。
答弁に整合性がありません。

そこで市長に、県と直接話しているのかと聞くと
県と私とは直接話していないが、県とともに速やかに完成させたい」と答弁。
県と直接話すことも見直すつもりもないことがわかりました。

この質問の3日後、11日に「市部会」が開かれました。
リンクス高麗川の要望が一部通り、
この市部会でリンクス代表が意見を述べることが許されました。
しかし、市部会の結論は「予定通りコンクリートでがっちり造る」というものでした。
唯一、大ケヤキのところは造らないことになったようです。
高岡橋のところから降りてケヤキ手前まで行き、
そこからは引き返すしかない遊歩道。要りますか?

「リンクス高麗川」のHPとフェイスブックです。覗いてみてください。

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                           大ケヤキ

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