田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2015年12月

12月8日、突然、全員協議会が開かれ、一枚の紙が配られた。
そこには11月21日の私のブログの記事が全文プリントされていた。
「政務活動費も公開してないのに議員報酬10%上げるですと!」
http://madmakochan.livedoor.blog/archives/1398760.html

これがけしからんというわけです。
まだ議会も終わってないのに議案について持論を述べるとはけしからんと。
しかし、議案は11月19日に公開の全員協議会で説明されており、
傍聴人がいようがいまいが市民に公開されたのではないのか。
どんな議案が出るかは事前に地元紙にも載る。
ブログで考えを述べたことは今でも問題はないと私は考えている。

しかしこの日、さらにもう1枚の紙が配られた。
公明党から提案された
「日高市議会ソーシャルメディアの利用に関するガイドライン(案)」

そこには「禁止事項」として違法行為やわいせつな内容など8項目あり、その中に
(4)不正確な噂等を助長させる情報
(7)非公開の会議の内容に関する情報
(8)その他公序良俗に反する一切の情報
という項目がある。

(4)に関しては例えば、「安保法案は戦争につながる」と書いたらどうなのか。
「福島で甲状腺がんが多発し、関東圏で心筋梗塞が増えている」と書いたら?
それは不正確な「噂」だと言われるだろう。たとえ書いた私が信じていても。
(7)については、今これを書いている時点で私はアウト。
この全員協議会は非公開だったから。
(8)については、誰がどう判断するかによってくる。
そして判断するのはいつも多数派なのだ。

提案者である公明党の議員はこれらについて「常識の範囲内で判断する」という。
常識でいいならガイドラインなんかいらないのでは?

だがこのガイドラインはほとんどの議員の賛同を得て,
翌週の全協で採用され、即日摘要された。
たぶん今後私が何か公開されていない情報や「こんなことがありました」的なことを
発信すると、また全協が開かれてプリントが配られてしまうのだろう。
時間がもったいない!
みなさんに言わせると「あんたがそういうことするから貴重な時間を使って全協を開かなければならない」ということになるそうだが。

現在日高市議会議員でSNSやホームページで発信しているのは
16人中私のほかに3~4人しかいない。
他市の議会と比べるとかなり低い「発信率」だ。

紙でも集会でも電波でもなんでもいいが、議員は市民に対し
情報や自分の考えを発信しなければならない。議員だから。
そのやり方にガイドラインが必要だというのならあってもいい。
でも議員活動を妨げるような運用だけはしてほしくない。
議員が議員の口をふさぐようなことはしないでいただきたい。

ということを書くとまた面倒なことになるなと思ったから、更新しませんでした。
でもやっぱりおかしいことはおかしいと私は言いたい。
仕事納めが終わったから書いてみました。
新年までは怒られないから、というコソクな理由でスミマセン。

議会報告は順次いたします。大変遅れて申し訳ありません。











12月議会の一般質問の通告書です。質問は9日の午後2時半くらいからです。


  標   題
        要          旨
 
1.障がい児支援について
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 














2.市民生活部関係について
 
1.子ども・子育て支援法に基づく子育て支援施策との連携について
(1)保育所、幼稚園の障がい児受け入れ体制は。
(2)保育所、幼稚園に受け入れられなかった子への支援は。
(3)学童保育室の障がい児受け入れ体制は。
2.専門的な支援について
 (1)障がい児通所支援サービス等の拡充は。
 (2)相談支援体制の充実は。
3.学校における支援について
(1)本市の特別支援教育の成果と課題は。
(2)障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律への対応は。
4.関係する部所等の連携について
 (1)社会福祉課、子ども福祉課、保健相談センター、教育委員会の連携は。
 (2)上記の部所と施設、事業者、医療機関との連携は。
(3)今後の連携の在り方についてどう考えているか。
 
1.高麗川まるごと再生プロジェクトについて
 (1)行政評価Aランクの妥当性についてどう考えているか。
 (2)発注済み工区着工の見通しは。
 (3)未発注工区について、県とどのような話し合いをしているか。
(4)今後の市民への対応について市の考えは。
 


障がいについては大変難しいです。法律も制度もわかりづらい。行政と現場のかい離も課題です。
今回は子どもの支援について聞いていきます。
高麗川まるごと再生プロジェクトについては9月議会のあとの動きと今後をききます。
ほんとうにこの問題はどこへ向かうのでしょう。
市や県は引いたレールのまま行きたいのでしょうけれど。

あ、前回投稿した、議会だよりへの反対討論の掲載については
予想通りほとんどの会派から否決されました。
賛成していただけたのは共産党の佐藤議員だけでした。
トホホです。


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