視察研修2日目。安曇野市の観光振興ビジョンについて。
北アルプスのふもとというスケールの違いはあるけど、
自然を観光資源としているところは日高市と同じ。
日高がおもに商業的な観点から観光客誘致をしているのに対して、
安曇野では、「安曇野暮らし5箇条」をさだめ、
まず市民の普段の暮らし・生き方に磨きをかけていこうとしている。
水、農、食、歴史、文化を大切に丁寧に暮らしていくことが観光の土台となり、
その上でのイベントやプロジェクト、おもてなしがあって、安曇野のファンが増える…
そしてそのファンが安曇野にまた磨きをかけてくれる。
5箇条の第5条には「住む人と訪れる人の協働」とありますが、
観光にもこういう理念、ビジョンが大事なんですね。
自分の住んでいる所を大切にしながら、かつ外の人にも愛してもらえる郷土に
するにはどうしたらいいのか。
今の日高市にとってとても重要なことだと思います。
観光客をお金を落とす人として見ているだけではだめですね。
大王わさび農場 一日12万トンの湧水、東京ドーム11個分のわさび園
安曇野市庁舎議場 地元林業振興のため、内装・外壁すべて地元のから松材