田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2015年08月

前回、通告の一部削除を受け入れたために散々な目に遭ったので、
絶対削除には応じない!と思って提出しましたが、軽微な修正だけで済みました。

いろいろと質問したいことがあったのですが、突然浮上した川の問題をききます。
あとは、ずっとしなければと思っていたLGBTの人権についてです。
40人のクラスなら2人の割合でいると言われる
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)。
周囲の、特に教員の理解と配慮が必要です。
高麗川まるごと再生プロジェクトについては今まさに進行中のことなので
どうきくか悩んでいますが、興味のある方は傍聴お願いします。
私の質問は9月16日(水)14時半くらいからです。


  標   題
        要          旨
 
1.性的少数者(LGBT)の人権について
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 














2.市民生活部関係について
 
1.学校における理解と配慮について
(1)昨年10月に県教育長から依頼された、性同一性障害に関する調査の結果は。
(2)今年4月に文科省から出された、性的少数者の児童生徒に対して配慮を求める通知に呼応した学校の取組は。
(3)教員への周知、研修はどのように行われているか。
(4)子どもが相談しやすい環境づくりは。
2.市民生活への対応について
 (1)相談窓口の整備は。
 (2)人権について、担当課の連携の現状と今後は。
 (3)市民が提出する書類等への男女別記入欄廃止の検討は。
 (4)日高市営住宅への同性パートナー同士の入居への対応は。
(5)パートナーシップ証明書発行の検討は。
 (6)日高市男女共同参画推進条例への盛り込みは。
 
1.高麗川まるごと再生プロジェクトについて
 (1)計画の応募断念から急きょ応募するに至った経緯は。
 (2)誰が(どこが)計画案を作ったのか。
(3)庁内の連携、意思決定はどのように行われたのか。
 (4)県の方針である住民の計画段階からの参画についてどう考えていたのか。
(5)住民等へのアンケートの結果をどう生かしたのか。
 (6)日高市部会での意見をどのように吸い上げてきたのか。
 (7)沿川住民および市民への周知をこれまでどのように行ってきたのか。また今後どのように行っていくのか。
(8)3地区で行われた住民説明会で出された意見に対し今後どう対応していくのか。
 (9)安全対策、防犯対策、維持管理対策とその費用は。
10)沿川住民の理解が得られない場合の市と県の対応は。
 (11)沿川住民、市民、県との連携は今後どうしていくのか。
 


今日は飯能日高子ども劇場恒例の夏休み公演。
日高市総合福祉センター高麗の郷をお借りして
「シモシュとあそぼ、音であそぼ」。
80名ほどの参加でしたが、この盛り上がり。
最後はお父さんも赤ちゃんも、一人参加の大人もみんなでダンス!!

飯能日高子ども劇場も数年前に会員制をやめ、
少人数での運営で、活動も年に数回となっていますが、
学校公演や公民館公演もなかなか実施されなくなった今だからこそ、
地域の子どもたちにこのような舞台鑑賞の機会を提供することは
これからもずっと続けていきたいと思っています。

あ、出演のシモシュさんによると、
高麗の郷のグランドピアノはなかなか希少価値のあるピアノらしいですよ。
今日はシモシュさんの素晴らしい演奏に、ピアノも喜んでいると思います。
もっともっと出番をつくってあげたいですね!

遊歩道計画について、川を見ずに話していても仕方ないので、
急ではありましたが、有志で川を歩きました。

小さい頃から親しんできた川ですが、あらためてその美しさに魅了されました。
流れる水と周囲の緑、太陽の光がつくりだす侵しがたい景観。
なんていいところなのでしょう!

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確かに昔に比べたら水量は少なく、淵も浅くなり、
河原が荒れているところが目立ちました。

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とはいえ、ここに重機を入れて外科手術のように
川を矯正していいものでしょうか?
親水の名のもとに、コンクリートの遊歩道を造っていいのでしょうか?

今回の川歩きで、私の中では、
この工事やめてほしいという思いが大きくなりました。

侵食が進んで危険な所の護岸と、草刈りと
堆積した土砂の撤去だけではだめなのでしょうか?

もし発注済み区間の工事中止となれば、
多額の違約金が発生するでしょう。
それは県の、つまり県民の損失です。

しかし、もっともっと長期的な視点でみれば、
不要な建造物こそ次世代の負担となり、
自然環境や生物多様性の大損失へとつながりかねません。

9月議会の一般質問で、そのあたりのところと、
情報開示不足について、きいていきたいと思います。

高麗川まるごと再生プロジェクト。
この計画に疑問を持つ人たちが動き出しています。
彼らの声は県にも届いています。
私は市議という立場で、県、市、住民の方たちと話をしていく中で、
それぞれの意見や考え方にうなづけるのです。
県、市もふくめ誰もが川を良くしたいと思っているのに、
沿川住民への市の情報開示が遅すぎたために
今になってぎくしゃくしてしまいました。
(一般市民に向けてはいまだにホームページにも公報にも出ていません)
県の事業ではありますが、事業提案したのは市であり、
事業提案書には市民への周知方法も記載してあるので、
それをしっかりするべきでした。

↑リンクしたブログのような考えもあるでしょう。私も本当はそう思います。
でも、水量も上流の環境も変わってしまった今、
このまま放っておいても川がきれいになることはないでしょう。
賛否両方の意見を聞くたびに私の中でも迷いは深まりますが、
本来は計画初期(平成24年5月ぐらい)にこの迷いを
多くの市民と市が共有し、いい意味での妥協点を見出しておくべきだったのです。

ちなみに説明会で質問が出ていた環境アセスメントと、
日高市の工区の事業費について、県庁の県土整備部水辺再生課の担当者に
聞いてみました。
環境アセスメントについてはこの事業はやはり外れているとのこと。
埼玉県環境影響評価条例の対象となる事業一覧
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0501/asesu/documents/578741.pdf
環境省 環境アセスメントガイド
https://www.env.go.jp/policy/assess/1-1guide/1-4.html

日高市の工区の事業費は約3億円(H25~27年度あわせて)だそうです。

県もこのまま強行する気はありませんと言っていました。
市とも調整して今後も住民への説明機会を考えたいとのことでした。
私からは、なるべく公の場で、県の責任ある立場の方からお願いしたいと
お伝えしました。


第一回日高市総合教育会議を傍聴。
総合教育会議は、市長と教育委員会が、円滑に意思疎通を図り、
日高市の教育の課題及び目指す姿等を共有しながら、
連携して効果的に教育行政を推進していくための会議です。

 「日高市教育に関する総合的な施策の大綱(案)」を協議していましたが、
基本理念が「まちづくりは、人づくり」って、どうなのかなあ、と感じました。
教育の理念が、まちづくり・・・?

これは市長がことあるごとにおっしゃっている言葉なのですが、
これを教育の基本理念とするのは、どうも子どもたちの育ちや学び、
そして生涯学習の目的からずれているように思えるのです。

私が尊敬する教育学者の太田堯さんは
「人はつくられるのではない。人になるのだ」と言っています。

しかし心配された市長の教育に対する介入はあまりなさそうで安心しました。
「お互いにある程度の意向の反映はあるべきだが、
なにより信頼関係でやっていきたい」という旨の発言をされていました。

教育委員会のありかたが問われている昨今、
教育委員会会議にも、この総合教育会議にも、
もっと市民の関心が向けられるといいと思います。


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