田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2012年11月

このところホームヘルパー2級の講習と実習を受けたり、
家のリフォームでバタバタしたり、新しい取り組みを始めたりで落ち着かず、
フェイスブックでちょこちょこっと発信してすませてしまい、
ブログ更新を怠っておりました。スミマセン。
 
今日道ばたで初めてお会いした方に「ブログ更新してね」と言われ大反省。
この前子ども劇場のハロウィン・ウォークラリーでも小学生に
「ハロウィン・ウォークラリーで検索したらまどかさんのブログが出てきて読んだよ」
と思いがけないこと言われてびっくり。
議員やめても見知らぬ方が読んでくださることに感謝。これからはまめに更新します
 
12月議会開会。久々の傍聴。
こちらは議案説明だけで30分で終わり。
 
問題は続けて行われた議会改革委員会。
相変わらず「市民のための議会改革」とはほど遠い感が。
内容はぐだぐだで書きようがないので書きませんが、
今日一番のびっくり発言はこれ↓
 
「武蔵台の議員が出した議会報告が俺のほうまでポストインされて迷惑だ」
 
あなたは「日高市の議員」であって、「俺のほうの議員」ではないです。
日高市民全体の利益を考えるべき人がそういう発言をするのは
はずかしくないですか?
 
しかも議会改革委員会の場で。傍聴者の前で。
私の隣で傍聴していた方はあきれて帰っていきました。
 
発言の主が議会改革委員会委員長だという不幸。
なにをかいわんや。
 
市民もそろそろ「おらがほうの議員さん」選びは考え直しませんか?
 

近年、市内の中学校、そして全国の中学・高校の合唱祭などで歌われている
「ヒロシマの有る国で」という歌があります。
今年の仲良し音楽祭でも歌われ、
聴いた人は「感動して涙が出た」と言っていました。
 
「わたしの国とかの国の人の生命はおなじ」
 
「ヒロシマの有る国でしなければならないことは、ともる戦の火種を消すことだろう」
 
この歌を歌うにあたって、子どもたちは歌詞の意味を深く考えたことと思います。
この歌を知った全国の多くの中高生が考えたことと思います。
 
そして、いったい誰が火種を消すのか、と。
僕たちなのか?私たちなのか?
でも大人はなにしてるの?火種を消すどころか作っているんじゃないのか、と。
 
世界のあちこちで内戦や紛争が絶えず、
国内でもきな臭いことが見え隠れしている。
中国、韓国、ロシアとの領土問題。米軍基地問題。オスプレイ配備。改憲・・・。
教育現場での君が代・国旗強制などもそう。
日々のニュースなどから感じていることは多いと思うのです。
 
それに「ヒロシマの有る国」が原子力を捨てられないでいる。
これも子どもたちには不可解なことだろうと思います。
 
どうか為政者たちが、子どもたちの歌声を裏切ることのないよう、
そしてこの歌を子どもたちに歌い継いでもらいたいと願って選曲している
教育関係者や音楽関係者のおもいを砕くことのないよう、願っています。
 
大橋巨泉さんの言葉。
「戦争とは、年寄りが始めておっさんが命令し若者が死んでいくもの」
 
そんなことにならないよう、私たちおとなが戦の火種を消す努力をしなければいけませんね。
 
 
この「ヒロシマの有る国で」を作詞作曲した山本さとしさんにお会いしたことがあります。
お会いした後、お手紙を書いたらサイン入りのギターピックを同封したお返事をくださいました。
(不覚にもなくしてしまったのですが・・・)
山本さんの歌声は合唱とはちがって穏やかで柔らかい響きなのですが、
ふつふつと怒りが湧き上がってくるようです。
 
話は戦争から離れますが
山本さんのアルバムに「ぼくの卒業式」という歌が入っています。
「いじめ」のことを歌っています。
いじめにじっと耐え、ぼくはただただ卒業式を待っている、という切ない歌です。
 
子どもたち、若者たちが人と信頼関係を結びながら、自分らしく、自由と平和を享受して
その時代時代を過ごせるような社会、世の中になるようにする。
私たちおとなのミッションです。
 
 
 
 

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