田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2012年07月

みんなの会の会報ができたので、ポストインを始めた。
とにかく暑いので、早朝か夕方。
 
今朝知り合いの家のポストに入れたところで、
たまたま新聞を取りに来た彼女と会った。
私の顔と会報を見比べながら
「え?なんで?なんでまた配ってるの?」と不思議そうに問う。
選挙に落ちても以前と同じことやってるのが不思議らしい。
 
でも今回からは議員としてではなく、一市民として記事を書いている。
6月議会を傍聴して見たこと、聴いたこと、感じたこと、考えたこと・・・。
 
伝えたいことがあるなら、書いたり話したりして伝える。
やるべきことは選挙に落ちても暑くてもやる。
そうしないといられない性分だから仕方ない。
 
でも昨日の朝日新聞に挟み込まれていた「あおぞら通信」を読んで、
ぐさりと心を刺されたような気がした。
 
「あおぞら通信」は、飯能市手をつなぐ育成会の吉岡さんが毎月1回、
障害児を育てる親の「おもい」や、企画の「お知らせ」や「詩」などを
「奥武蔵エリア新聞」の裏面に書いている。
昨日のそれにはこうあった。
 
(原発反対を思っていても口に出せない人について)
「言えない」という気持ちが実はよくわかる。
だってそれは障害児の親の気持ちでもあるんです。
 
声をあげられない人を攻めるのではなくて、
声をあげにくい世の中を変えていくのが人権運動なんだと、
私は娘の母となって、たくさんのお母さんの思いにふれて学んだことでした。
 
障害のあるお子さんのことを理解してほしいって思わないお母さんはいません。
でもその前に、日々の生活のこと、他の子どもたちの気持ち、
家族としての世間体、夫との考え方のギャップ・・・
ひとつひとつがないまぜになって、24時間365日介護の母親に
のしかかってくるのです。
 
だれだって攻められるのはイヤだし、コワイ目にあうのはイヤなんです。
だからいろんなことにフタをして、とにかく頑張ってしまいます。
周りにちゃんと伝えたいことや伝えなければならないことがいっぱいあっても、
その前に、自分の気持ちに向き合ったり、
自分の気持ちを相手にきちんと向き合ってもらうための準備をする
時間がつくれないからです。
 
そうして、大切な人との間で大切なことを伝え合うということが
できなくなってしまいます。
(後略)
 
 
いかに障害児のお母さんたちが毎日時間的にも
精神的にもギリギリのところで暮らしているか・・・。
「声をあげたくてもあげられない」「あげたいけどあげたくない」
そんなおもいが伝わってきます。
 
もっと社会が、地域が、集団が、個人が成熟し、
生活のサポートもしっかりされて、いろんな意味で理解もすすみ、
誰もが自分の考えを自分の言葉で伝えたいときに伝えられるように
ならなければいけないと思う。
 
そういう世の中に少しでも近づくための努力をしないと・・・。
 
私みたいにノーテンキに言いっぱなしではダメなんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うちには3人の子どもがいるが、
一番上の娘と一番下の息子は10歳離れている。
23歳と中学2年生。
娘は18歳からひとり暮らしをしているが、盆暮れ正月しか帰ってこない。
でも今日は珍しく新宿の映画館に勤める娘が息子を誘ってくれて、
ふたりで映画を楽しんだらしい。
 
昨日から「新宿の南口ってどこ?」なんて言いながら
ひとりで出かけるのにドキドキしていた息子。
 
帰ってきたら、なにやら大きな袋を持っている。
「姉ちゃんに買い物つきあわされた。オレも洋服買ってもらったけど」
「オレは洋服なんて興味ないのにさあ、だるかった~。
しかも姉ちゃんの趣味で選ぶし~」
とか言いながらうれしそう。
 
そして、なんと「これ、お母さんにおみやげ」
といって、映画のグッズを差し出すではないか!!!
 
観てない映画のグッズをもらってもなあ。
しかも出がけにあげた小遣いがこれに化けたのか~・・・
 
とかいいながらうれしい母なのであった。
何がうれしいって、もちろんおみやげもだけど、
きょうだいが仲いいことがね、一番うれしい。
 
イメージ 1
 
 
 
 
  右のピンバッジ、このポーズは・・・どうなの?

学童でのパート初日は午前のシフトだったので、
あがってから午後は墨田区の夫の実家へ。
退院後の義母の様子を見に。
 
その途中、手みやげを買おうと東向島のお煎餅屋さんに寄った。
そしたら店頭に「廃油回収します」の看板。
 
あの「TOKYO油田」だ!
 
都内の飲食店や家庭の廃油(天ぷら油)を回収し、
石けんなどの製品を作ったり、燃料に再生してバスを走らせたりしている。
このお煎餅屋さんは回収ステーションのひとつなのだ。
 
染谷ゆみさんという女性が20代で起業し、
法律や様々な規制や、世間の無理解の壁を破って廃油を資源化し、活用している。
天ぷら油でバスを走らせるという、
一種「夢物語」を具現化し、行政や社会を巻き込んでいった。
その活躍は国内のメディアはもちろん、TIME誌でも紹介された。
 
その(株)ユーズ(染谷商店)が墨田区にあるので、
墨田区では区をあげて回収に努めている。
 
そうなのだ、日高くるくるねっと http://kurukuru-net.jimdo.com/
のメンバーと考えていることは
夢物語じゃなくて、一方でもう実現されている。
 
昨日生涯学習センターで開催された「日高環境ボランティア活動展」の
団体交流会で、市民発電所や廃油リサイクルのことを話したら、
「コストパフォーマンスが悪すぎる」
「発電はプロに任せた方が効率的」
「しょせん太陽光発電なんてお遊び」
という意見も出された。
環境のことに意識が高い人たちの場においても
やはりまだまだ「夢物語」なのだなあ。
 
 
そのお煎餅屋さんでは、煎餅よりも良い場所に廃油で作った石けんと、
染谷ゆみさんの本が置いてあった。
 
イメージ 1
 
 
手みやげのお煎餅とこの本を購入して、
夫の実家へ向かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「学童保育」と「パート」という言葉を並べるとなんだかしっくりしない感じ。
そぐわない、というか・・・。
 
まあ、それは置いといて・・・
 
明日から夏休み限定で高麗学童保育室で働くことになりました。
宿題みたり、川で遊んだり、一緒に走り回ったり・・・
さあ、8月末まで私の体力が持つでしょうか。
 
・・・って言いながら、結構楽しみ。
 
とにかく子どもたちの安全に気を配り、
子どもたちの気持ちに寄り添って、
子どもたちが楽しく夏休みを過ごせるよう、頑張ろうと思います。
 
でも、しちゃいそうだなあ・・・大人げないこと。
私ってば、子どもと本気でやり合っちゃったりするんだなあ。
気をつけよっと。
 

これまでなんとなく手を出さないでいたFacebookですが、
いろんな人に勧められて、遅ればせながら始めてみました。
まだまだ使い方がわからなくておそるおそるやってます
わからないのになんだか「友達」がどんどん増えていく不思議。
 
Mixiはちょっと前からやっているけど、あんまり活用できてない
でも思いがけない人と再会できたり、
離れている人の様子が写真やコメントでよくわかったり、
ある話題や写真が共感を呼ぶとワ~ッと拡散するので
SNSってすごいなあ、と思う。
 
そしてFacebookはどちらかというと社会的な話題が多かったり、
その人の考え・思想がわかったりするので面白い。
「ちょっとお知り合い」だった人との距離が一気に縮む感じもたまらない。
 
最近は自治体でもFacebookで発信しているところが増えている。
日高市も「電子自治体」をめざす、という施策があったはず。
SNSでの発信を考えてみてはどうでしょう?
 
 

↑このページのトップヘ