田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2012年06月

Aさんが、子育て世代の交流のための活動をしようと、
自分が住む地区の集会場を借りようとした。
そしたら、顔役数人に呼び出されこう言われたそうだ。
 
「この地区で穏便に暮らしていこうと思ったら、目立つことはしないほうがいいよ」
 
なにこれ?脅しですか?
それとも彼らにとっては常識なのか?
掟なのか?
何時代の話だ?
 
自分たちの地区以外の人も入るのがだめなのか?
でもたかが親子の集まりですよ。
 
 
第5次日高市総合計画には、コミュニティ活動支援の施策として
「協働により行う地域活動の活性化と市民が積極的に参加できる体制づくりを進めます」
「地域住民のふれあいの場や地域活動の拠点となる自治会館・公会堂などの維持管理を支援し、
地域コミュニティ活動の活性化を図ります」
とある。
また、市民による協働指針には、市民の役割として
「公会堂などを憩いの場とする活用を考えます」
とある。
 
せっかく市民が場の活用や活動を考えても、
地域の人から理解されず、協力されず、しかも半ば脅されるようでは
市が総合計画をいくら進めようとしたって進まない。
 
少子化対策を進めたり、子育て世代や若者のコミュニティへの参加を促したいのなら、
こういうところから改善していかなきゃいけない。
高齢者の交流の場、三世代交流の場だって足りないのに、
地区のものだから地区の人にしか貸さないとか言ってないで活用したらいいと思う。
地域が閉じていたら活性化はない。
 
地区の住民が言っても貸してくれないなら、
施策遂行のためにも、市から区長経由で協力を求められないものだろうか。
 
そうでなくても日高市には市民が気軽に集まれる場所が少ないんだから。
 
 
 
 

6月議会最終日を傍聴。
「一般会計補正予算」、「市長の給与の減額に関する条例」、
「日高市印鑑条例の一部改正」「副市長の選任」「監査の選任」
「防災・減災ニューディールなんとか(よくおぼえてなくてすみません)の意見書」など。
 
市長の給与の減額については、総務福祉常任委員会で反対した委員がいたのに、
議場での採決では全員賛成。あれれ???
気が変わっちゃったのかな?
 
と思ったら、「防災・減災~意見書」では提案に賛成の署名をした議員が質疑をし、
議運の委員長に止められていた。
 
反対者が賛成に回ったり、賛成者が質疑したり。
もちろん意見を変えることは悪いことではない。
でも討論のすえに意見が変わるならわかるけど・・・
この「いつの間にか変わってた」っていうの、市民には理解できません。
 
人事の案件も相変わらずの提案の仕方だった。
「法の第○条の規定により提案する」だけじゃわかりません!
「なぜこの人物がこの職にふさわしいのか」の説明がないのはおかしい!
それから顔写真くらいのせてほしい。
今回の副市長候補は総務部長の桑原氏だからわかるけど、
監査候補などは議員も市報で初めてその人の顔写真を見る。
 
このことをずっと唱えてきた平井議員が議長になったのだから、
議案書の書き方改善を議長から執行部に要望してほしいなあ・・・
 
 

我が家では、エアコンの使用を控え、LED電球に買い換え、
コンセントを抜き、照明は今いるところしか点けないようにしている。
そうしてせっせと節電の努力をしている。
多くの家庭でそういう努力をしていると思うが、
しかし、一般家庭では東京電力以外から電気を買うことはできない。
 
「電気料金値上げのお願い」にむかついても、どうすることもできない。
最終的に経産大臣が値上げを認可しないよう望むしかない。
抗議や要望のメールを東電や経産省に送るくらいか。
 
しかし、霞ヶ関のお役所はどこも東京電力から電気を買ってないんだそうです。
ちなみに経産省は2010年度は丸紅から、
2011年度は昭和シェル石油から電気を購入している。
 
電気料金の値上げは、霞ヶ関にとって痛くも痒くもないんですね・・・。
 

娘が通っていた自由の森学園で知り合い、
今は岩手県に住む友人のメルマガが久しぶりに届きました。
 
彼女は農場をやりながらも近隣の学校のスクールカウンセラーをしたり、
子どもたちと劇遊びや、読み聞かせなどもやっているのですが、
今回のメルマガに載っていたエピソードにジンときてしまいました。
以下がその部分。

某中学校で、別室登校の子どもたちと
宝探しをしましたよ。
他の子どもたちは、コンサートを聴きに行って留守。
今日は、学校中が使えるのだと思ったら、
学校中を歩かせてみたくなりました。

次々、指示書きを見つけて、
次の目的地へ。
学校って広いので、全校を使うと、
本当に歩きでがあります。

そうして、教室。

ずっと行っていなかった教室で
自分のロッカーを探し、自分の机を探して、
最後に宝を探します。

教室や学校が楽しい場所になるといいなあと思います。
 
私の娘も小学校高学年で不登校になったから、
これを読んで、この子どもたちに想いを馳せてしまいました。
不登校や別室登校の子にとって、自分の教室に行くことがどんなことなのか・・・。
少なくとも私の娘は足がすくんだり、鼓動が早くなったりしたと思う。
それをこんなふうにハードルを越えさせてくれる、
彼女のようなスクールカウンセラーがそばにいてくれたら、
心を弱めている子どもたちはどんなに安心できるでしょう。
 
やっぱり教室や学校は、子どもたちにとって楽しい、
「自分の場所」であってほしいよね・・・
 
彼女はこんなブログも書いています。
子育て中のお母さんたちに読んでほしいです。

昨日、日高くるくるねっとのみんなと、
ソーラーパネル作りのワークショップに参加しました。
講師は国際NGOソーラーネットの代表、桜井薫氏。
 
ソーラーパネルの構造や作業手順を教えていただいた後、
パリンと割れそうなセルの扱いと、慣れないハンダ付けに四苦八苦しながらも
なんとか2枚のソーラーパネルができあがりました。
 
参加者15人くらいで約6時間におよぶ作業でしたが、
途中、自然エネルギーの話をしたり、昼食を食べながら交流したり、
とても楽しい一日になりました。
 
さて、このソーラーパネル、2名の勇者が各23000円で買い取っていきましたが、
どうやって使うのか、楽しみ。
コーヒーを淹れるとか、噴水に(!?)使うとかいろいろアイデアが出ていましたが・・・
パネル作って満足、ではなくて、やはりそれで作った電気を見える形にしたいですね。
 
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  ↑ セル一枚一枚にスズのリボンをハンダ付け
     セルは0.1mmの薄さなので慎重に。
 
 
 ←セルを34枚連結させ、端子をつけます。
   このあと、エタノールで洗浄し、
   ガラスをのせて全体をラミネート。
   ラミネートはトラックに積んである大がかりな
   装置で15分くらいかかりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ↓ アルミの枠をつけてできあがり。
    性能は17V 2.2A
    
 
 
 
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