Aさんが、子育て世代の交流のための活動をしようと、
自分が住む地区の集会場を借りようとした。
そしたら、顔役数人に呼び出されこう言われたそうだ。
「この地区で穏便に暮らしていこうと思ったら、目立つことはしないほうがいいよ」
なにこれ?脅しですか?
それとも彼らにとっては常識なのか?
掟なのか?
何時代の話だ?
自分たちの地区以外の人も入るのがだめなのか?
でもたかが親子の集まりですよ。
第5次日高市総合計画には、コミュニティ活動支援の施策として
「協働により行う地域活動の活性化と市民が積極的に参加できる体制づくりを進めます」
「地域住民のふれあいの場や地域活動の拠点となる自治会館・公会堂などの維持管理を支援し、
地域コミュニティ活動の活性化を図ります」
とある。
また、市民による協働指針には、市民の役割として
「公会堂などを憩いの場とする活用を考えます」
とある。
せっかく市民が場の活用や活動を考えても、
地域の人から理解されず、協力されず、しかも半ば脅されるようでは
市が総合計画をいくら進めようとしたって進まない。
少子化対策を進めたり、子育て世代や若者のコミュニティへの参加を促したいのなら、
こういうところから改善していかなきゃいけない。
高齢者の交流の場、三世代交流の場だって足りないのに、
地区のものだから地区の人にしか貸さないとか言ってないで活用したらいいと思う。
地域が閉じていたら活性化はない。
地区の住民が言っても貸してくれないなら、
施策遂行のためにも、市から区長経由で協力を求められないものだろうか。
そうでなくても日高市には市民が気軽に集まれる場所が少ないんだから。