田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2012年02月

アップが前後してしまいましたが、25日(土)に
平井議員と私を市議会に送り出しているみんなの会in日高の
第9回定期総会が開かれました。
 
名簿上会員は100名近くいるのですが、
会費を毎年納めていただいているのはその半分くらい。
でもみんなどこかでつながっています。
総会には20名ほどが参加いただきました。
 
せっかく集まるのに総会だけではもったいないと思い、
今回は「心と体のメンテナンス」と題しての講義と実技を
娘が通っていた自由の森学園の保健室の先生にお願いしました。
 
最新のスポーツ科学や精神医学、西洋医学から東洋医学など、
その豊富な知識を面白くわかりやすく教えていただきました。
そして「お手本はサッカーの永友」という「体幹」を意識した体の動きを
実際にみんなでやってみました。
気持ちよかった~
 
「ストレスはその日のうちに解消する!」
「ポジティブに考えるためにも体を動かそう」
 
そんな聞いたことのある言葉も、しっかりとした講義と一緒に聞くと説得力抜群です。
 
その後総会。
平井さんと私はこの会の中では「議会担当」と呼ばれています。
会員から、議員活動に対する意見や要望をききながら、
日高市のことをひとりひとりが考え、その思いを市政に届けるため、
「自分たちの中から議員を出す」「意志決定の場に女性を」ということを実践し、
それを9年間続けているこの会はすごいなあ、と改めて思ったのでした。
 
もちろん会員は女性だけじゃなく、男性もいるんですよ。
 
 
 
 

今日は10時から17時まで、座りっぱなしで腰が・・・
財団法人市川房枝記念会女性と政治センターで行われた
「国の第3次男女共同参画基本計画と平成24年度予算案を聞く会」に参加してきました。
 
各省庁において男女共同参画に関係する予算が、
どんな事業にどのくらいの額が組まれ、どのように使われるのかを、
各省庁の担当者が来て説明してくれるのです。
 
内閣府に始まり、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省。
 
印象として一番男女共生の取り組みに力を入れているのは農水省でした。
女性グループなどが行う事業・研修に対し、優先枠や加算ポイントをつけたり、
事業を行う際に女性の採用割合を要件化したりして、ポジティブ・アクションを進めています。
女性の力がなければ農業がもたない、というせっぱ詰まった事情もあるのでしょうが、
鹿野大臣が「魂入れて取り組みなさい」と職員に言っているのだそうです。
 
内閣府からは防災や復興についての男女共同参画予算や計画についての説明もありました。
 
男女共生は、教育や福祉の面で強く進めてほしいのに、文科省や厚労省はいまいちでした。
今日の参加者は、議員の他にも大学教授や研究者、各地の女性センター長さんなどが多く、
説明する官僚より詳しい方がたくさんいらっしゃったので、いまいちなところへの
質問や要望が鋭すぎて、官僚のほうがたじたじになる場面が何度もありました。
 
さて、わが日高市の男女共同参画推進のための予算ですが、
12月議会で平井議員が明らかにしたように、近隣市に較べ桁がひとつ少ない。
  坂戸市   1,325,000円
  鶴ヶ島市  1,335,000円
  飯能市   2,942,000円
  日高市     126,000円
愕然とする差です。これは24年度予算でもかわりません。
21世紀の最重要課題と言われている男女共同参画なのに、これではねえ・・・。
 

永年のボランティア活動が認められ、飯能日高子ども劇場が
飯能市社会福祉協議会から表彰されました。
発足から25年、地域のお母さんと子どもたちでつくってきた
活動が認められて、運営委員のひとりとしてうれしいです。
 
 
でも素直に喜べない気持ちもあります。
会員が700人を超えて活動もいっぱいやっていたいたころには、
役所からも学校関係者からも見向きもされず、援助もなく、ほめられもせず、
むしろ怪しまれながら、自分たちの知恵とお金だけでやってきたのに、
今会員が100人を切り、存続どうしようかという話し合いの最中に届いた朗報。
皮肉なものですね。
 
「協働」という言葉が行政のなかで使われ始めてから、
だんだんと読み聞かせや子育て講座などに呼ばれるようになりました。
でも本当だったら、放課後子ども教室の委託を受けたり、地域のコーディネーター役や、
もっと大きくいえば、文化施設の指定管理者になれるくらいの力が
ついていなくてはいけない団体だったのです・・・。
いまは担い手が少なくて、自分たちの活動を支えるので精一杯。
 
もっと以前から行政が「市民団体との協働」を考え、
市民団体の育成・援助に力を注いでくれていたら、子ども劇場に限らず、
今頃行政も信頼していろんなことを任せられる団体が
飯能市内にも日高市内にももっと多く存在したんじゃないかと思うんです。
 
もちろん市民団体が盛り上がらない原因は他にもいろいろあって、
行政への恨み言を言うつもりはありませんけれど。
 
でも・・・「協働、したいときには団体なし」 なんていう新格言ができませんように。
 
 
 

平成24年度の予算書が来た。
 
一般会計 158億9千万円 (前年より1.2%贈)
特別会計を合わせると 299億8588万8千円 (前年より2.2%贈)
 
重点施策は5つ。
 Ⅰ 歴史・風土の保全、自然エネルギーの活用
 Ⅱ 日常生活支援、健康づくりの推進
 Ⅲ 教育環境の充実
 Ⅳ 都市基盤の整備、防災対策の推進
 Ⅴ 観光の活性化、産業の振興
 
3月議会は新年度予算のほかに30の議案が提出されている。
これを10日間で見て、議案質疑や委員会審議につなげなければならない。
 
一般質問はなんと1番をひいてしまった。(くじで質問順を決める) 
明日からは担当部局へのヒアリング。
引っ込み思案な私には向いてない作業です・・・
 
 

今日が一般質問の要旨通告の締め切り日。
 
災害地の廃棄物受け入れについては流動的な状況ですが、
それに対応したかたちで聞いていきたいと思います。
行革については、どういう理念で行革を進めていくつもりなのか。
また、行革の重要な課題である公共施設のこと、補助金のことを個別に聞きます。
 
私が提出した質問事項は以下の通りです。
 
市民生活部関係
1.被災地の災害廃棄物受け入れの問題点について
(1)   災害廃棄物の広域処理の緊急性は
(2)   安全性の確認方法の妥当性は
(3)   処理に伴う経費の流れは
(4)   受け入れた場合及び問題が発生した場合の市の責任と権限は
(5)   市民の理解に向けた説明と情報開示の取組は
 
企画財政部関係 
1.第3次日高市行政改革大綱の基本的な考え方について
(1)   市長の考える行政改革の最大の目的は何か
(2)   実施計画は策定しないのか
(3)   推進および進行管理はどこが中心になって行うのか
(4)   行政評価制度導入に向けた体制整備はどうなっているのか
(5)   取組状況の公表は
 
2.第3次日高市行政改革大綱の個別改革事項について
(1)   公共施設の老朽化対策と施設運営の見直しについて
(2)   補助金及び交付団体の見直しについて
 
 

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