田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年11月

26日(土)、日高くるくるねっとhttp://kurukuru-net.jimdo.com/の学習会へ。
今回は小川町のNPOふうどhttp://www.foodo.org/  の桑原さんのお話をききました。
 
詳しくはくるくるねっととふうどのHPを見ていただくとして、
私がこの学習会で学んだことは、こういう取り組みは、
地域の住民、行政、NPOなどが、その事業の意義や公共性をしっかり理解して、
協働して継続的なモチベーションを持ってやっていくこと。
継続したモチベーションを保つにはやはり採算性を確保しなけばならないこと。
 
でもハナから「採算性がないから無理」と決めつけてはいけないと思います。
だってみんなが意義や公共性を理解するのにも時間がかかると思うし、
事業がうまく回るまでにも時間がかかるし、
採算性が見えてくるのにはもっと時間がかかるかもしれない。
ようするにじっくり腰をすえてあきらめずに地域ぐるみで取り組むことが大事。
 
私たちが日々出している生ゴミを資源としてバイオガスがつくられ、
ガスは燃料として利用され、
ガスとともにできる液肥は生産農家で利用され、
生産農家できた野菜などが家庭や給食で使用される。
そこで出たゴミはまたバイオガスの資源となって・・・くるくる循環。
 
なんかすごく未来的!
地域ぐるみでそれができたら、みんなの生き方が変わってくるだろうなあ。
食べ物や自然や自分の住んでいる場所や地球に対する考え方も変わるだろうなあ。
子どもたちの考え方にも大きく影響するだろうなあ。
日高市でもなんとかできないか・・・学習を重ね実践へ・・・・
 
 
27日は午前中、清流マーケットへ。出店数も多く、賑やかでした。
東北応援隊もこぢんまりと出店。
またまた音楽隊の演奏もあり、ほんとにすてきな空間と時間でした~。
私は野菜とアクセサリーとゆずジャムとパンを買って大満足。
 
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午後は日高市青少年の主張大会へ。
いつもなんとなく女子のほうがしっかりはっきり内容もうわて、っていう感じだけど、
今年は男子も頼もしかった。
男子新体操を頑張っている小学生とか、保育士目指している男子高校生とか、
男女共生的にも好ましい内容があって聞き応えがありました。
「おとながもっとしっかりしてください!」っていう感じのものもあって、聞いてて背筋が伸びる思いでした。
 
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ピンぼけ
ごめんなさい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今日は12月議会前の全員協議会でした。
 
報告事項がいくつかあったのですが・・・
またまた市役所の怠慢な仕事ぶりが発覚。
ある法人から固定資産税を取りすぎていたということがわかったというのです。
 
法人側からの指摘でわかったということですが、なんと10年以上も前から取りすぎていたと。
それを還付するのだが、その額なんと4千万以上。
しかもそのうちの1千万は還付加算金。(つまり私たちの税金から払うということ)
 
原因は?という議員側からの質問に、税務課長の
「当時の部課長級の職員が全員退職してしまっているのでわからない」というお答え
 
「そのことはうちのじいちゃん死んじゃったからわからないのよ~」
 
たとえが悪かったらごめんなさい。
家庭ではそれ、ありそうな話ですけど、組織でそれはダメでしょ!?
役所って、引き継ぎ引き継ぎしてもわかるようになってなきゃいけないところでしょ?
 
選管の問題と同じ。
過ちそのものももちろん信じがたいけど、
なにより原因究明と再発防止対策への姿勢が問われます!!!
そして市民の税金を使う以上、きちんと公表と説明責任を果たしてもらいたいです。
 
 
 
 

今日は有志のお父さんお母さんたちが、高麗小学校付近の放射線量を
測って歩くというので同行させてもらいました。
 
屋上からの雨樋の下とか、体育館裏のしめったところとか、
高そうな場所を測って歩きました。
祝日ですが、学校敷地内は校長先生と教頭先生に一緒にまわっていただきました。
そのあと、巾着田や高麗公民館付近、歩道橋などを測りました。
 
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結果は体育館付近の雨樋の下が
0.3マイクロシーベルトくらい。
 
そのほかの学校敷地内はそんなに高くなくて安心しましたが
昨日も書いたように、自治体によっては
除染の対象となる数値も出ました。
 
歩道橋の階段で0.2~0.3マイクロシーベルト。
 
一番高かったのは巾着田管理事務所下の雨樋の下で0.6マイクロシーベルトくらい。
 
こうやって「調べたい」と思った人たちが自分たちで調べてまわること、
市民が、人任せ行政任せではなく
自分たちで動くことは市民活動の原点ですよね。
 
放射能のことに限らず、
若い人たちがどんどん動いてまちを変えていく・・・
日高市がそんなふうになったらいいな~とか思いながら歩きました。
 
 

本日、みんなの会in日高主催の放射能に関する学習会
「原発事故~放射性物質汚染 わたしたちはどう向き合えばいいの?」
を開催しました。30名以上のかたの参加がありました。
講師は元立教大学教授 佐々木研一氏。
 
放射能について、専門的な言葉や数式を使わずに話す、ということは、
とても難しいことなのだろうと思うのですが、
言葉を選びながら丁寧にお話ししてくださいました。
また実際にガイガーカウンターを使わせていただいたり、
身の回りの放射性物質について話していただいたりしたので、
とてもよかったと思います。
 
先生は専門家として福島の事故を回避させることができなかったことを
心から悔やんでいる様子で、何度も「福島の人の立場で考えなければいけない」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
 
学習会の始まる前、早めに到着した佐々木先生と一緒に
会場である生涯学習センターの周りの線量を測定してみました。
「都内より低いですね」という先生の言葉どおり、
だいたい0.08~0.15マイクロシーベルトの値でしたが、
駐車場の一部や前の公園の隅っこは0.2~0.3マイクロシーベルトありました。
 
日高市では、子どもが利用する学校や公園、公共施設などで、
地上1センチで毎時1マイクロシーベルト以上の値が出た場所は除染する、という
方針を昨日HP上で発表しました。
安心安全課に確認したところ、
問題がある箇所が見つかれば、年内に除染するそうです。
 
毎時1マイクロシーベルト。これは埼玉県の除染基準と同じです。
しかし、県内の市町村でこれより厳しい基準を設けているところが結構あります。
桶川や滑川、朝霞は0.19、川越は0.3、東松山、さいたま、川口、戸田などは0.23です。
 
桶川や滑川の基準でいけば、今日測った場所も除染対象になりますよね。 
0.19と1.0・・・・ちがいすぎませんか?
上田知事は「県と厳しい基準の市町村との差は精神上の安定や安心の問題でしかない」と言ってますが、
県民の「安心」を、精神的なこと抜きで語るつもりなのかな?
 
とにかく私は一般質問の中で市の考えを聞いていきたいと思います。
 
 

今日は12月議会の一般質問要旨の通告締め切り日でした。
私が提出した項目は、
 
1.市民を放射性物質汚染から守るための対策について
(1)学校、保育所、幼稚園の空間線量の計測状況および今後の対策は
(2)公園、公共施設周辺の空間線量の計測状況および今後の対策は
(3)市内農産物の線量測定について
(4)子供の内部被ばくを防ぐための給食食材の線量測定および情報公開について
(5)子供たち、市民への学習機会の提供について
 
2.平成24年度から実施される中学校における武道、ダンスの必修について
(1)市内中学校における現在の実施状況は
(2)武道、ダンスを履修することで期待されるものはなにか
(3)現在の指導教諭の状況および今後の指導者要請について
(4)武道、ダンス必修に向けた環境整備について
(5)安全面等への対策は
 
3.学校防災マニュアルの見直しについて
(1)夏期休業中の学校訪問による状況把握の結果は
(2)埼玉県の学校防災マニュアル見直しへの対応は
(3)保護者、地域への周知は
(4)児童、生徒への防災教育への活用は
 
以上の3項目です。
1と3は、東日本大震災と福島原発事故後の市民、とくに子どもたちの安全を守るために
今、もっとも質しておきたい項目です。
2は、中学生を持つ親としても、きちんと聞いておきたい。
なぜ武道(日高市は剣道を選択)、ダンスなのか。
正しく効果的に指導できる教員がいるのか。導入に際しての経費は、などです。
 
議会の日程は24日の議会運営委員会、全員協議会で決定します。
 
 

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