田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年09月

9月25日(日)10時~3時、生涯学習センターで
「日高市子どもフェスティバル」が開催されます。
 
私が事務局をさせていただいている「子どもがまんなかあったかねっと やじろべえ」と
児童家庭支援センターシャロームとの共催、
資生堂社会福祉事業財団からの支援を受けての開催です。
 
基調講演はヘネシー・澄子先生の「しつけより大切な愛着の絆」
 
先生はアメリカと日本を行き来しているので、
日高で先生のお話が聴けるのは貴重です。
もう保育は定員に達してしまいましたが、ぜひご参加ください。
 
講演のほかには、
幼稚園の先生による 「保育相談」
コマやけん玉などの 「昔あそび」
ヘルスメイトさんが教えてくれる 「おやこの食育教室」
子どもたちが自由に作って遊べる 「ダンボール迷路」
市内で活動しているダンスなどの発表 「キッズ・ステージ」
があります。
 
この日は地区体育祭があったり、巾着田まつり真っ最中だったりですが
こちらにもぜひきてください!
小学生以上なら子どもだけでもOKです!(食育教室は親子での参加です)
残念ながら会場の規定で、食べ物などの販売はありませんが・・・。
 
日高市では、十数年前に子育てネットワーク主催で「子どもフェスティバル」が
数回開催されていたのですが、その後なくなってしまい、市の主催でも行われず、
市内の子どもや親子のための大きなイベントはありませんでした。
 
やじろべえでは、ぜひとも子どもたちが自由に遊べて、親たちがくつろげて、
親と支援する人たちが、そして支援する人同士がつながれる機会をつくりたいと思って
「子どもフェスティバル」を企画しました。
幸運にもシャロームさんのバックアップと、資生堂さんの支援がいただけて、
やじろべえ発足1年3カ月で実現にこぎつけました。
 
1回目なので、規模も大きくないし、やりたかった企画の半分くらいのことしか
今回はできないのですが、とにかくやってみよう!という感じです。
さて、どうなりますか・・・
 
やじろべえのメンバーは学童指導員や、幼稚園の先生、児童デイサービスのスタッフなど
支援する側の人が多いので、ぜひこれを機会に
子育て当事者である若いお母さんお父さんにメンバーになってもらいたいなあ、と思っています。
そして、日高の中でもっと子育ての輪が広がっていくといいな、と。
 
 

先日も書いたが、11日に参加した武蔵台の防災訓練では、
心肺蘇生法とAEDの使い方の訓練をひとりづつ行った。
そのとき、質問が相次いだのが、助けられる人が女性だった場合のこと。
「若い女性でも服をめくるのか」「大勢人がいる中でやっていいのか」
「心臓マッサージはブラジャーの上からでいいのか」など。
こういう質問が出るのも、実際自分が助ける立場になって訓練したから
思い当たったのだと思う。
 
昨日の新聞に、女性と災害ネットワーク埼玉という団体から県に対し、
地域防災計画に、「計画の決定過程への女性の参画を30%以上に」、
「自主防災組織のリーダーに必ず女性を入れる」
「避難所での女性責任者の登用を市町村のマニュアルに明記する」
などを盛り込むよう求めた、という記事があった。
 
阪神大震災でも中越地震でも問題になった、災害時の女性の権利の問題。
東日本大震災でも、その時の教訓がなかなか活かされていないという。
避難所のリーダーは男性ばかりで、女性の体調や要望まで心配りができない。
田舎に行くほど「まず男が先」の慣習があったり、
女性の要求をきくことは「わがまま」を通すこととされてしまったり。
 
具体的には、生理用品を男性が管理しているとか、
支援物資の中に女性用下着がない。
炊き出しやまかないは女性の役目とされ、疲れ切っている。
子どもがうるさくすると母親のせいにされ、肩身がせまい。
仕切がなく、着替えなどプライバシーが守れない。
ときには性暴力がおきる。
 
これまで防災計画の中でそういうことまで考えてきたか。
だいたい防災計画作るとき、策定メンバーの中に女性がいたのか?
 
市の防災計画にもぜひ女性の視点を入れてほしい。
 
AEDを体験した男性たちから自然に発せられた質問のように、
男性でも実践と想像力から発想できるかもしれないが、
とにかく女性のことは女性に聞くに限る。
 
そしてさらに言えば「子どもの視点」も。
大人が思いもしないことで、子どもは困るかもしれない。
子どもの子どもたる特徴である
「体が小さい」「力が弱い」「ボキャブラリーが少ない」「経験が少ない」などを
考慮した対策が必要ではないか。
そして、子どもを本当に守るなら、子どもを大人とセットで考えていてはいけないと私は思う。
子どもを一人の「人」として見なければ、その対策案はでてこない。
そしてやっぱり、子どものことは子どもに聞くに限る。
 
 
 

4日は子ども劇場の例会でした。アフリカンダンスと音楽で子どもたちもノリノリ~。
気さくで陽気な出演者たち。故郷のセネガルでは超有名な音楽家とダンサーだそうです。
 
イメージ 1
 
 
 
ダンスと音楽の他にも
アフリカの布で
いろんな着こなしを
教えてもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5日は総務福祉常任委員会。
日高市税条例の一部を改正する条例の条文がなかなか読み解けない
上位法の改正文とつき合わせると「ああ、そういうことか」とわかるんだけど、
執行部からはそんな説明もないから、自宅のPCであれこれ検索して
改正前、改正後、それから上位法の条文と格闘・・・
ほんとうに条例文ってわかりづらい!
 
夜は「子どもがまんなかあったかねっとやじべえ」の会議。
いよいよ9月25日の「こどもフェスティバル」に向けてラストスパート。
みなさん巾着田まつりや体育祭と重なっていますが、
ぜひ生涯学習センターにも来て遊んでいってください。
 
9日は一般質問をしました。
「日高市における自然エネルギーの推進について」と
「県知事選における選挙管理委員会の不適正処理について」。
自然エネルギーについてはとにかく「国の動向も見ながら情報収集に努める」という。
またまた周回遅れのトップランナーになりそう!?
ゴミ有料化や排水問題が目の前にあって、自然エネルギーどころじゃない、
それって国が考えてからでいいんじゃん、っていうのがほんとのところなんだろうけど、
近視眼的な政策ばかりじゃ、魅力的なまちづくりもできないよねえ・・・
 
選管の件は新委員長にも答弁してもらい、それなりのやる気もみえましたが、
選管事務局の形ばかりの答弁には幻滅。
反省ばかりで真相はうやむや。企業ではありえないことです!
今日の総務福祉常任委員会でその件に関し、閉会中に所管事務調査をすることになりました。
とにかく再発防止のためには反省より検証です。
 
10日は第1回市民発電所実行委員会へ。
みんなで智恵とお金を出し合って市民発電所をつくろう!というプロジェクト。
6月に請願を出した「地域循環型の暮らしを進める日高市民の会」(くるくるねっと)が発信。
発電所なんていうと壮大なように思えるけど、全国では各地にあって、県内にもある。
規模的には休耕地とか保育所の屋根とかで太陽光発電したり、
川でで小水力発電したりしている。
集まったメンバーは、日高市民より飯能や狭山、入間など他市の人が多かった。
まずは始動。これから、これから
 
11日は武蔵台自治会の防災訓練へ。
はじめてAEDを使う訓練をしました。やってよかった!
いざというときのためにぜひみんなに経験してほしいと思いました。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

午後、選挙管理委員会を傍聴。
先月23日に辞任した委員長と職務代理のかわりに、補充員の二人が入った。
議事の最初に新しい委員長の選出。
順当に、年長で経験の長い方(といっても8カ月)に決定。
 
なぜ前の委員長が辞めたかについては何も言及せず、
淡々と議事が進むことに、やはり違和感を覚えたけれど、
新委員長就任のあいさつでは、知事選での件に触れ、
自らの反省と、今後の再発防止への決意を述べ、
事務局に対しては正確で迅速な事務処理を求めた。
そして、市民からの一日も早い信頼の回復を目指したい、という話をされたので、
なんかやっと血の通った言葉を聞いたような気がした。
 
私の9日の一般質問には、ぜひ新委員長からも答弁をいただきたいと思っている。
 
その後決算特別委員会を傍聴。
委員8人中新人が5人。
昨年の私がそうだったように、委員会の進め方にも慣れないし、
なにより所管ごとに説明員がめまぐるしく入れ替わり、
資料や数字の説明もそのページを探しているうちに終わってしまうような感じ。
しかも今年は常任委員会の数が2つになったので、
決算も2日で見なければならない。当然長時間になり、集中力がもたない。
そんな中で、伊藤議員は鋭く質問していて、傍聴していても勉強になった。
 
いつも思うのだけど、「委員会」とは言いながら、
全然「委員会」対「執行部」になってないんですよね~。常任委員会もそう。
あくまでも「一議員」対「執行部」。
誰かの質疑を深めるような質疑を出すでもなく、援護もなく、
議員同士で「それについてはみなさんどう思いますか?」というような話し合いもない。
なんのための「委員会」なのかな~。
 
それにしても「決算についての質疑」って、どこまでつっこめるのでしょう?
大事なことをきいているのに「それは決算に対する質疑の範疇を超えてる」とか
「それは一般質問でやれば?」と言われてしまうことが多々ある。
数字の背景や、どんな方針に基づいてその事業をやってるのかが重要だと思うんだけど・・・。
 
「決算だから言っても仕方ないけどさ・・・」と前置きして質疑するベテラン議員さんがいるけど、
決算ちゃんと見ないで予算審議できます?
 
あ~でもゴメンナサイ、自分を棚に上げました。私こそ見れてません
市民の税金の使い道をチェックするのは議会の一番大事な仕事ですから、
財政などもっと学習して、なんとかもう少し数字に強くなりたいです!
 
 
 
 

↑このページのトップヘ