田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年08月

東北応援隊ボランティア隊として3日間、災害ボランティアをしてきました。
これで4回目となるボランティア隊。やっと私も参加できました。今回は女性ふたりだけ。
18日深夜に出発。19.20日は早朝から石巻市尾崎(おのさき)で瓦礫撤去。
21日は遠野経由で大槌町に入り、種まき会に参加しました。
 
ボランティアの拠点から作業する尾崎までの途中に大川小学校があり、
行き帰りにその前を通ります。
わずかに残った校舎の一部と、供えてある花や千羽鶴やお菓子が見え
思わず涙が出そうになりました。
 
地盤沈下して水の中に見える家の土台。あちこちに積まれた瓦礫の山。
ついさっき引き上げられ、警官に調べられている無残な姿の車。
やはり映像で見るのと、自分の目で見るのでは大違い。
どこまでが住宅地だったのか、どこまでが川だったのか、どこからが本当の海なのか・・・
言葉を失うほどショッキングな光景でした。
 
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尾崎の現場。
まだまだこんな状態。
 
 
すぐ近くには牛が死んでいて、
「菌が怖いので近づかないように」
と注意されました。
 
衛生状態もまだ良くない。
 
 
 
 
 
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砂に埋まり、
いろんな物かからまった
網はそう簡単には
引き出せません。
本当にやっかいでした。
全部掘り出すのに
丸二日かかりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
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この中からまだ使えそうな漁具を分別します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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お昼ご飯の風景。
 
朝、それぞれ自分でおにぎりを握って持って行きます。
 
 
この日は5団体くらいが
来ていました。
 
外国人のボランティアもたくさんいます。
 
 
 
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崩れた家
散乱する生活用品
からまる網
 
それでも花は咲くんですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一日目の午後にかなり大きな地震があり、作業を中断して高台に避難しました。
津波警報が解除されるまで待機。
現場で地震に遭うとやはり緊迫感が。
 
21日は、別便で岩手に入った「日高市における自然エネルギーの推進を求める請願」提出者の紙さんと
遠野市で支援活動をしているIさんと遠野市社会福祉協議会で待ち合わせし、大槌町へ移動。
仮設住宅に住む方たちが作物や花を育てることで元気になるように、
というプロジェクトの作業に参加しました。
この様子は次回に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

一般紙でも報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、
7月31日の埼玉知事選挙で、日高市選管が投票数の集計「ミス」をしたという件。
今日の全員協議会で選管事務局、選管委員長、市長、副市長から説明と謝罪がありました。
 
各投票所からの報告数と実際の票数が81票合わなかったため、
無効投票数180票から81票減らして数を合わせ、県の選管に報告した、というもの。
「弁解の余地なし」として市の選管は県の選管から厳重注意を受けたという。
 
う~~~ん、これって「ミス」じゃないでしょ。「故意のごまかし」でしょ?
 
各議員からもいろいろ追求されていましたが、
中には「日高市が白い目で見られるから困る」といった角度からの発言もありました。
 
問題はそんなことじゃないでしょ。
 
選挙は民主主義の入り口ですよ。市民参画の入り口ですよ。
だいたい1票の重さをなんと心得ているんでしょうか?
 
無効票だって1票。白紙にも市民県民の意思があるんですよ!
そんなこともわからず、「有効票数は間違いないんだから、
無効票数ごまかして報告しちゃえ」って考える人たちが
この仕事に就いてるのはどうなんでしょう?
 
もしかしたら職務体制や職場の風土にも問題があるのかもしれません。
今度の一般質問で聞きたいと思います。
 
 
今夜から21日まで、石巻に行ってきます。
15日にアップした安全靴、持って行きます
 
 

注文してあった議員用の防災服が手元に届いた。
以前このブログで議員の防災服のことを書いたら、
「ぜひアップして」というコメントがあったので載せてみます。
写真が不鮮明でごめんなさい。
 
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今月の27日に高萩小学校で行われる防災訓練に着ていきます。
 
総額21,730円。
9,000円の補助が出るので
自腹は12,730円。
一番高いのが安全靴で8,900円。
 
仕事で安全靴を履く夫が
「俺、ワークマンの2,000円くらいのしか履いたことないな~」
 
服の素材を見たら
ポリエステル90%
綿10%
 
あらら、火が付いたら・・・?
 
「防災服」じゃなくて
「活動服」っていうのかな?
 
いや、「防災訓練服」かな。
 
 
 
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以前にも書きましたが、災害が起きた時、市の災害対策本部の動きは
マニュアル化されていますが、では議会はどう動けばいいのか?
 
それについて、考えておいたほうがいいんじゃないか、と6月の全員協議会で提案しました。
他の議会のことも調べてみて、今度の議会で各会派で意見を持ち寄ることになっています。
 
そこで、私も被災した経験を持つ自治体や、議会改革が進んでいる議会に電話をかけて調べてみました。
神戸市、芦屋市、西宮市、栗原市、上越市、三条市、小千谷市、飯山市、伊賀市、栗山町・・・
 
しかし、ほとんどの議会でマニュアルなどなく、あまり考えていないという感じでした。
議会改革の項目として挙がっていると回答した議会もありましたが、、
話し合いは先送りされているようでした。
 
そんな中、平成7年の阪神淡路大震災で被災した芦屋市と、
平成16年の新潟県中越沖大震災で被災した小千谷市は
当時の議会の動きや取り組みをきちんとまとめて冊子にしていました。
早速それを送ってもらい、みんなの会からの提案の参考にしました。
 
二つの議会に共通していたことは、情報窓口の一本化です。
対策に追われている本部に議員個々が市民の要望など申し入れると混乱に拍車がかかる。
それを避け、要望や意見が確実に市側に届くよう、各議員からの情報は議長に集約し、
議長から災害対策本部にまとめて伝える。
 
こういうことは簡単なようで、混乱しているときにはなかなか決められない。
でも事前に決めて周知しておけば、混乱がなくすぐに行動に移せます。
 
ほかにも芦屋市では、市内を10ブロックに分け、そこに超会派で複数の議員を担当させ、
情報収集や情報提供を徹底し、情報の空白地域をつくらないようにしたといいます。
これには多分に議長のリーダーシップが必要ですね。
 
議員それぞれの考えで動くべき場面も多々あると思いますが、
緊急時に議会がひとつになって行動できるよう事前に考えておくことは、
やはり必要だと、今回調査してみて強く思いました。
 
 
 
 
 
 

7月30日~8月1日まで、子ども劇場の「チャレンジ・キャンプ」に
スタッフとして参加してきました。
30人の子ども達と、班リーダーの若者6人、スタッフ7人で秩父野外活動センターへ。
 
しかし・・・雨、雷、テント浸水、蜂の攻撃、おまけに夜中の地震・・・
今までで一番困難な目に遭ったキャンプでした。
今回がキャンプ初体験の子も多かったので、子どもたちも大変だったと思います。
 
それでも、雨の中での活動を楽しんでしまう才能がどの子にもあり、
ある女の子は、「雨の中で遊ぶことなんてないから楽しい!」と言いました。
 
芦ヶ久保駅から歩いてたどり着いた1日目の夕食は、
ひとりひとりが空き缶を使って炊いたご飯と豚汁。おかずはなし。
そのせいか「この豚汁おいしい!!」「またこの豚汁作って」と大絶賛。
なんの変哲もない豚汁が大ごちそうになるんですね。
夕食のあとのナイトハイクでは怖くて泣いてしまう子もいたけれど、
夜の森の気配を五感をめいっぱい使って感じてくれたと思います。
 
2日目は一日中雨が降り続き、プログラムの変更を余儀なくされ、
それでも体育館でのイニシアティブゲーム、火おこし体験、ダッチオーブン料理、
ターザン、スタックライン、雨天ファイヤー場でのキャンプファイヤーなど、雨にめげず楽しみました。
 
3日目は2日目にできなかったロープコースをやりました。
これこそこのキャンプのメインメニュー。
このプログラムができるのは経験豊かなスタッフのおかげ。
 
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            ロープの下はV字の谷になっていて、結構高い。
 
初めてなのにするするとできてしまう子もいれば、
緊張で力が入ってしまい、なかなか進めない子、
怖くて号泣しながらも進んで行く子、
途中リタイヤしたけど、もう一度チャレンジして成功した子、
やってる子を励ます班の仲間やリーダーの声・・・
毎年このプログラムでは子ども達のがんばりに感動して、スタッフの方が泣いてしまいます。
 
最後、テントやタープの撤収、装備の片づけや炊事場の掃除を徹底的にやり、
終わりの集いをする頃にやっと晴れ間が。こんなもんですね・・・
 
参加してくれた子どもたちに感謝リーダーになってくれた若者6人に感謝
スタッフの仲間に感謝→大人になってのこのつながり、なかなか強烈です
 
小中学生と大学生と大人がニックネームで呼び合って過ごした3日間のキャンプ。
それぞれにとっていい体験、いい思い出になったと思います。
 
あ、まだ大仕事が・・・テントと、タープと、ブルーシートを干さなきゃ~・・・
 
 
 
 

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