東北応援隊ボランティア隊として3日間、災害ボランティアをしてきました。
これで4回目となるボランティア隊。やっと私も参加できました。今回は女性ふたりだけ。
18日深夜に出発。19.20日は早朝から石巻市尾崎(おのさき)で瓦礫撤去。
21日は遠野経由で大槌町に入り、種まき会に参加しました。
ボランティアの拠点から作業する尾崎までの途中に大川小学校があり、
行き帰りにその前を通ります。
わずかに残った校舎の一部と、供えてある花や千羽鶴やお菓子が見え
思わず涙が出そうになりました。
地盤沈下して水の中に見える家の土台。あちこちに積まれた瓦礫の山。
ついさっき引き上げられ、警官に調べられている無残な姿の車。
やはり映像で見るのと、自分の目で見るのでは大違い。
どこまでが住宅地だったのか、どこまでが川だったのか、どこからが本当の海なのか・・・
言葉を失うほどショッキングな光景でした。
尾崎の現場。
まだまだこんな状態。
すぐ近くには牛が死んでいて、
「菌が怖いので近づかないように」
と注意されました。
衛生状態もまだ良くない。
砂に埋まり、
いろんな物かからまった
網はそう簡単には
引き出せません。
本当にやっかいでした。
全部掘り出すのに
丸二日かかりました。
この中からまだ使えそうな漁具を分別します。
お昼ご飯の風景。
朝、それぞれ自分でおにぎりを握って持って行きます。
この日は5団体くらいが
来ていました。
外国人のボランティアもたくさんいます。
崩れた家
散乱する生活用品
からまる網
それでも花は咲くんですね・・・
一日目の午後にかなり大きな地震があり、作業を中断して高台に避難しました。
津波警報が解除されるまで待機。
現場で地震に遭うとやはり緊迫感が。
21日は、別便で岩手に入った「日高市における自然エネルギーの推進を求める請願」提出者の紙さんと
遠野市で支援活動をしているIさんと遠野市社会福祉協議会で待ち合わせし、大槌町へ移動。
仮設住宅に住む方たちが作物や花を育てることで元気になるように、
というプロジェクトの作業に参加しました。
この様子は次回に。