田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年07月

今日は午後、高萩北公民館でみんなの会の議会報告会を開きました。
といっても来てくれたのは会員や友達ばかり5人。
しかも数日前から体調を崩していた平井議員が欠席。
私と、広川前市議で進行しました。
 
6月議会の報告がひととおり終わった後は、
知ったメンバーだから、ざっくばらんに話し合いました。
自然エネルギー推進の請願の話から、いつしかゴミの有料化の話へ。
たった5人でも違った意見が出て、興味深かった。
どんな小さい集会でも発見があります。会を重ねることが大切です。
・・・・でもやっぱり知った顔ばかりというのでは広がりませんね。
次回はもっと人に来てもらえるようにしないといけない!と反省。
 
 
お隣のプラム(たぶん)の枝がうちのほうに少し侵入している。
そしてそこにアゲハ(たぶん)の幼虫が!おっきい!模様がハデ!正直鳥肌
しかもフンはうちの玄関前に落ちる。ちょうど庭仕事をしていた夫に「とって」と頼んだ。
しかし・・・・
夫「○○さ~ん、ここ、アゲハかなんかの幼虫いますけど、どうしますぅ~?」 (え、聞くの?
お隣さん「あら~、かわいそうだからそのままでいいんじゃないかしら」 (ええっ
夫「そうですね、さなぎになるまでに被害はあと葉っぱ10枚くらいの感じですしね」 (・・・
お隣さん「ほほほ・・・」
で、幼虫はまだいて、フンは落ち続けている。
でももう気にならない、というか逆の意味で気になる。
さなぎ→羽化・・・・見たいからそこでしてよ!
 
夫とお隣さんののんびりした会話で命拾いをした幼虫。
その会話を聞いて反省半分、拍子抜け半分の私。
でも楽しみもできたし・・・・まいっか。
 
・・・・・ほんとにアゲハなんでしょうか
 
 
 

毎年行っている「子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム」
息子も中学生になり、一緒に行ってくれないので昨日、一人で行ってきました。
 
以前は何家族もでツアー組んで、オリンピックセンターにお泊まりしながら
人形劇や舞台劇みたり、ワークショップに参加したりしたんだけどなあ。
 
フォーラム自体は10日間やっているのですが、今年は一日しか行けないので、
立て続けに人形劇2つ、外国作品1つ、朗読劇1つ、計4作品観てきました。
 
子どもが観たいと思うものと、おとなが子どもに観せたいものは違うこともあるけれど、
どうみても「子どもをバカにしてんのか?」という作品もある。
いくら子どもが笑っていても、その場限りの笑いでしかないようなものは
観せる価値がないと思う。
楽しい作品でも、悲しい作品でも、観た後に小さい希望みたいなものが
ほっこり残るような、そんな作品を子どもたちにみせたいと思う。
 
でも、このご時世、劇団も苦しい。
いい作品を作りたくても資金と人材が・・・
なでしこJAPANでさえ、アルバイトしながらやってたりする日本だから、
児童劇団に充分な資金が行き渡っているはずがない。
スポーツや芸術を「ぜいたく」とみなすお国柄だからね。
 
このフォーラムでもらったチラシの片隅に、
「スウェーデンでは、子どもにお芝居を観せることは法律で決められています」
と書かれていました。日本と比べると・・・ため息が出ますね・・・。
日本でももっと「アート」が日常に、できれば学校教育の中に
取り込まれればいいなあ、と思います。
 
 
 

今日の午前中、会報のポストインをしました。
朝7時半くらから始めたのですが、8時すぎたらもう暑くて・・・
4時くらいから始めないとダメみたいです
 
夕方からは、今月末に予定している子ども劇場の「チャレンジキャンプ」の説明会。
どんな子たちが来るか楽しみにしていました。
友達と一緒に申し込んできた子もいたけど、ひとりの子のほうが多かったので、
最初緊張していた様子でしたが、アイスブレイクゲームをいくつかやるうちに
すっかり溶け込んで、班別メニューを決める頃には
みんなうるさいくらいしゃべってました。
 
イメージ 1
 
キャンプのテーマ
 
「自然とのふれあい、
人とのふれあい、
自己の発見」
 
ケチャップ嫌いなのに
班別メニューが
「ケチャップご飯」って
・・・それもひとつの
チャレンジなのか?
 
 
 
今回は大学生のスタッフがついてくれるので、子どもたちもテンションが高い。
やっぱりおじさん・おばさんより年齢が近い「おにいいさん、おねえさん」
のほうが嬉しいですよね。
子どもの頃子ども劇場の会員だった大学生が、今回スタッフとして入ってくれたことも
私にとっては嬉しいことのひとつ。
 
山登りやロープコースなど、ハードなこともやるので、
子どもたちにとって「怖い」ことや「いやな」こともあるかもしれないけど、
いつもこのキャンプを終わったあとの「ちょっと得意気な」子どもたちの顔を
また見られるのを楽しみに、年甲斐もなく(?)今年もスタッフとして頑張りたいと思います

今日は飯能市民会館で映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観ました。
飯能の若い母親たちが中心となって実行委員会をつくり、上映にこぎつけたのです。
午前の部に行ったのですが、ほぼ満席。
子ども連れの若い方から、ご年輩まで、あらゆる年代の方が来ていました。
 
映画の内容は山口県の上関原発建設に反対する祝島の住民たちを撮ったドキュメンタリー。
途中、何度も涙が出そうになった。
70,80を過ぎたおばちゃんたちが大切な海、島、生活を本気で守ろうと
30年近くも必死に抵抗する姿に胸を突かれた。
 
ミツバチの羽音ぐらい小さいひとりひとりの思いや行動も、
地球を回す原動力になるかもしれない。タイトルはそんな意味でしょう。
 
人間の持つ能力、技術、時間では制御できない原子力。
 
「どうやって直すかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください」
とは、1992年、国連の地球環境サミットで演説した12歳の少女の
自然破壊に対する言葉だけれど、原発については、
「どうやって直すかわからないものを作り続けるのはもうやめてください」
と言いたい。
 
映画の中で、腰が曲がったおばちゃんや、真っ黒に日焼けした漁師のおっちゃんの方が
白い壁を背に淡々とマイクで説明する官僚なんかより、ずっとずっと知的に見えました。
「生きる」ということの根っこを考えているかいないかの違いが表出しちゃうのかな。
哲学があるかないかか。
 
電力会社の人に、「もっと深く勉強してから出直して来い!」というおっちゃんの言葉には
映画なのに会場から拍手が沸きました。
 
観てよかった・・・。皆さんも機会があったらぜひ観て下さいね。

今夜は、東北応援隊有志によるボランティア隊の報告会でした。
先週9名で3日間石巻に行ったのでした。
持ち寄ったご飯を食べた後、ボランティア現場の写真を見ながら報告を聞きました。
 
炎天下、完全に埋まった側溝のかき出し作業、がれきの撤去、
運び込んだコンクリなどの塊を砕く作業、海岸の砂をふるいにかける作業など、
どれも本当に大変そうでした。
 
だいぶきれいになったな、と思っても、全体的に見渡せばまだまだ・・・
果てもなく、途方もなく続くと思われるがれき。
 
「ここにあるのはゴミじゃない。これでみんなが生活していたものや大切な思い出の品なんだ」
というメンバーの言葉が心に刺さります。
 
体育館に並べられた学用品や、泥だらけの写真は本当に切ない。
メンバーの中にはこの写真の洗浄を手伝った人もいて、
バクテリアに侵されていく前に一枚でもきれいにしたい!と思ったそうです。
 
東北応援隊はどんどん進化していて、東北の産物を仕入れて売るだけでなく、
こうやってボランティア隊はもう3回も行っているし、
自然エネルギーについての請願、学習会なども着々とやってきています。
呼びかけ人の私を追い越して、今や私は「ついていきます」状態
この若いパワーと行動力を心からリスペクト
 
日高にこういう集まりがあることは、ある意味「日高の資源」なんじゃないでしょうか。
毎回のように「初めまして」のメンバーがいるにも関わらず、
誰もが「ここがあるから楽しく支援できる」と思っている。これ、大事なことですよね。
 
東北支援、自然エネルギー推進、脱原発、地域循環型社会・・・
メンバーの夢は膨らむ。
「私たち妄想族だからね」とはあるメンバーの言葉。
妄想だってなんだって、考えなきゃ始まらない。
 
「人間が考えつくことは必ず人間が実現できる」・・って誰が言ったんでしたっけ?
 
 
 

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