田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年06月

今日は飯能日高子ども劇場の総会でした。
第26年度に入った劇場ですが、会員数の減少が続いています。
子どもたちが演劇を観たり、キャンプなど自然と仲間にふれあうことで、
感性を磨き、友達をつくり、さまざまなことを学び、心豊かに育ってほしい。
自分の内側をみつめたり、社会に目を向けたりする機会になってほしい。
そう願って続けてきた活動ですが、長引く社会の閉塞感が劇場にも影を落としています。
 
私が入った十数年前は、会の理念や活動内容に賛同して入会する人がほとんどでした。
だから会費を払った上に汗水たらして活動を支える人がたくさんいました。
「したい活動があるなら自分たちでお金を作ればいいじゃない」
「人が足りないなら連れてくればいいじゃない」ということが普通でした。
 
それから少したつと、高い会費がネックになりました。
理念には賛同しても「払った分の見返り」がなければやめていく人が多くなりました。
 
そして今は・・・なにがネックなんでしょう?
どうやらお金の問題ではないみたいなのです。
会費を月1200円から年3600円にするという試みをしてみたところ、なんと問い合わせゼロでした。
では活動に興味がないかというとそうでもなくて、
キャンプやウォークラリーなどのイベントにはドッと応募がくるのです。
 
誰かがお膳立てした単発のイベントには来るけど、継続的な活動には来ない。
自分(の子ども)が楽しむだけのお金は払うけど、労力提供なんて想定外もいいとこ。
なんだかそんな風潮なのです。
 
やりたいことをゼロからつくる。仲間とケンケンガクガクやりながらつくる。
それが楽しいのになあ~。・・・と私なんかは思ってしまうのだけれど・・・
いや、めんどくさいですよ、実際は。でもそれを上回る喜びがあるんと思うんです。
 
十数年前は子育て支援もそんなになかったから、自分たちでやるしかなかった。
日高にも自主的な子育てサークルがたくさんあったのです。
でも今は数えるほどしかない。
講師がいたり、保健師さんや子育て応援隊が来てくれるところには行くけど、
自分たちで集まって、活動を考えながらやってるサークルがどんどんなくなっている。
 
飯能市などは子育て支援が充実してきて、
「無料で」「行きたいとき行けて」「子どもをみてくれる人がいる」ところがあちこちにあるので、
毎日そういうところを渡り歩いているお母さんたちがふえているそうです。
もちろんそれが悪いと行っているわけではありません。
子育てをサポートしていく場をつくることは絶対必要です。
 
しかし、本当の子育て支援ってなんだろう、と考えてしまいます。
そこに行ってお母さんが癒される・・・大切です。
しばらく子どもをみてもらってほっとする・・・もちろん大事な時間です。
親も子どももそこで気の合う友達をみつける。・・・素晴らしいことです。
 
でも、そこに来て人と話したり、人の子どもとふれあったり、プロのアドバイスを受けたりする中で、
いろんなことに気づいて、それについて考えて、行動できるような親になれるように
促すのが本当の支援じゃないのかなあ、と私は考えています。
うまく表現できないのですが、「答」を渡すんじゃなくて「ヒント」を与えてくれるところ、
あるいはまず自分の課題に気づくきっかけを与えてくれるところ、そんな感じでしょうか。
 
たとえば「男女共同参画」なんていうと引いちゃうかもしれないけど、そういうことを
お母さんやお父さんが、自分の家庭や仕事や子育てに結びつけて考えられるようになれば
少し生活のストレスが減ったり、子育てについての認識が変わるんじゃないでしょうか。
社会にももっと目が向くようになるかもしれません。
 
たとえば目先のことで悩んでいるお母さんに「こうしたら」と言うんではなくて、
「自分の子どもにどういう人になってほしいの?」と問いかけてみるとか。
 
親が自ら気づく場所。
 
でもそういう場所になるにはまず、お母さん、お父さんたちが支援者と信頼関係を築いて
「ここは居心地がいい」と思えないといけないんですけどね
 
 
 
 

今日は青空マーケットの日。もちろん東北応援隊も出店しました。
先月に続いてまた雨模様。それでも今日は外でやることに。雨や湿気も楽しんじゃう感じ?
写真から伝わるかしら。とても素敵な空間でした。
 イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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きくらげ
子どもたちが採っていました。
 
 
 
 
 
 
山形のお米の生産者の方や神奈川からのお客さんなども来ていました。
インターネットで知って遠くから来る人も多いようです。
次は7月31日の夜だそうです。
 
午後は「地域循環型の暮らしを進める日高市民の会」主催の
自然エネルギー学習会に参加しました。
茅ヶ崎で市民立太陽光発電所などの実践をしている、
「ちがさき自然エネルギーネットワーク」の代表者の方のお話を聞きました。
様々なハードルを越え、市民と行政の協働でプロジェクトを実現させている様子を聞いて、
ますます「日高でも!」と思いました。
 
 
 
 

所沢市中央公民館へ「江戸糸あやつり人形」の公演を観に行ってきました。
手板(操作板)と20数本の糸で操られる人形たちは、
繊細でありながらユーモアを感じさせるおおらかな動きでした。
人形の顔は変わらないのに、動きによって顔の表情まで変化するように見えました。
 
マリオネットとも、文楽とも違う独特の構造と操作で、
なんか芸術と職人技の合体!っていう感じで、楽しみました。
 
イメージ 1
 
 
人形遣い 上条充さん。カッコイイ
言葉使いもとってもすてきでした。
 
終演後、このお獅子に頭を噛んで
もらったので、健康に不安なしです。
 
獅子の中にはちゃんと
二人の人間(二体の人形)が入っているんですよ。
 
なんで糸が絡まらないのかが不思議です。
 
手がつらないのかなあ?
 

今日は息子のクラスの学年学級活動で、ポートボールをやってきました。
この暑さで体育館はサウナ状態。みんな汗びっしょりでした。
生徒と保護者混合チームでしたが、走れる保護者は多くなく、
たいがいはゴールマンやガードマンでしたが、私は走りましたよ~
 
でもほぼ3分しかもたない、ウルトラウーマン。ハーフの5分は無理でした
はやばやとコートを去り、宇宙の彼方に帰ったのでした。シュワッチ!
 
それにしても6年生の時とは見違えるような中1の姿が頼もしく、
女子も男子も、たった3カ月で体型や話し方や態度がこんなにも変わるものかと
ほんとうに驚きました。成長ってすばらしい~
今日は若い汗に感化され、「私も成長しなくっちゃ」と思いました
 
この夏も暑そうです。体調管理には気をつけたいですね。
日高市では20%節電を目指していますが、公共施設は28℃設定で冷房を入れるそうです。
電車も従来通り26℃設定になりましたね。
必要なところには電気を使い、省けるところは節電する。そうありたい。
だって、命と健康が一番大事ってことに、震災と原発事故で日本中が気づいたのに、
原発事故に端を発した節電で命を落としたり、体調を崩すことは絶対いけません。
 
 

6月議会が閉会しました。
各常任委員会委員長の報告のあと、採決が行われ全議案可決されました。
議案質疑では先走ってしまい、違う議案への質疑をしてしまいました
議員として全く恥ずかしい失敗です・・・猛反省。あ~思い出すたび赤面です
 
「日高市における自然エネルギーの推進を求める請願」についての委員長報告には、
質疑のあと反対討論、賛成討論がされ、採決ではなんと7人が退席。
残った10人(みんなの会、民主党、共産党、鶴声会、清流会)が賛成し、採択となりましたが、
反対討論までしてなんで退席?自分の主張どおり正々堂々反対すればいいのに。
今の日本で「自然エネルギー推進」には正面切って反対できないってことなんですかね・・・。
 
今回私は監査委員の選任に反対しました。
日高市議会で人事案件に反対が表明されることはまずないことでしょう。
今回私がなぜ反対したかというと、
委員候補が市の入札指定業者ではなくても、
それに近い生業についていることがひっかかったからです。
監査という役割から言って「李下に冠を正さず」でいくべきだと思ったのです。
また、人事案件の常ですが、なぜこの任にこの人がふさわしいのかの説明が全く不十分です。
そのことは今日も質疑で指摘されていました。
いいかげん、市もちゃんとした推薦理由を書いてきてほしいものです。
結果は賛成8、反対8、議長裁決で可決でした。
 
委員会も本会議もなんか拮抗してきた感があります。緊張感が出てきた・・・かな?
 
夕方からは議員と市長、副市長、教育長、部長との懇親会でした。
なかなかこういう機会がないので、最初は居心地が悪かったのですが、
ふつうに家族の話とか、健康の話とかしているうちに、なんとなく政策の話にもなって、
思ったより有意義な時間になりました。
お互いに「市のため」「市民のため」に働いているのですから、
たまにはファイティングポーズやガードを解かないとね
 
 
 
 
 

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