田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年02月

21日、女性のための政治スクールの企画で、
女性に関する国の予算について、各省庁の担当者に聞く会が
衆議院第一議員会館で開かれました。
(すっごい立派な建物でした!
 
1時から5時まで、入れ替わり立ち替わり担当者が説明。
厚生労働省などは参加者より多い数の官僚がずら~~~っと並び、
次々に立て板に水状態でしゃべります。
ついていくのがやっとでしたが、
それでも23年度の国の予算はこんなふうになっているのね、
ということがわかってきました。
 
質疑も活発に行われましたが、その回答を聞いていると、
予算関連法案が通るかどうかわからない中でも、
官僚の方たちは粛々と自分の仕事をやるのみ、という印象でした。
今回は女性関連の予算についてだったので、
男女共生や子育て支援、医療、介護、女性の起業支援などが中心でしたが、
そこからはずれた質問には「今日はその担当者が来ておりませんので・・・」。
あ~~省庁間だけでなく、省庁内でもきっちり縦割りなんだね・・・
 
そして今日24日、日高市の第1回定例会が開会しました。
23年度予算を見てみると、あ、これが21日に聞いたあの施策か!
というのが見えてきました。
恥ずかしながら初めて国の予算と市の予算、つまり私たちの生活が直結している!
と実感しました。
慎重に審議しなければ、と改めて思ったのでした。
 
議会が早く終わったので、犬の散歩がてら
巾着田~天神橋下~旧新井家までの遊歩道の工事を見に行きました。
県の水辺再生事業ですが、う~ん、わたし的には
「もう川をいじらないで!!」と言いたい。
 
小学生のころ、ここで泳いだ、潜って遊んだ。
それがこんなになっちゃってる・・・・胸が痛みます。
途中で出会った方も「川がかわいそう」と言っていました。
 
観光資源として整備するのと、川を自然のまま残すのと
日高にとってどちらがいいのか??
これも多くの方と議論して、本当に日高市民にとって良い
選択ができればと思っています。
                                           奥に見えるのが旧新井家
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
か・・・河原が・・ない・・・                                                                                          

昨日、初めて全員協議会(全協)が公開されました。
議会前に施行部から説明事項や連絡事項を伝える会です。
しかし、実際には市長が招集する全協と、
議長が招集して議員と議会事務局だけでやる全協があります。
今回公開されたのは前者のみ。(2つあるのもどうなのよ)
市民の皆さんに見てもらいたいのはむしろ後者。
誰も見ていないから、気を許してくだらないジョークが飛んだり、
中傷まがいの言葉が出たり、時には怒鳴ったりする声も。
 
この日もひどいものでした。
そもそも全協を公開することに議員全員で合意ができていなかった。
議会改革検証委員会という、任意の委員会で決まった「公開」を、
12月議会の全協で議会改革検証委員会委員長がみんなに「伝えた」だけだった。
「決定事項」だと思っていた議員もいれば、そうじゃないと思っていた議員もいた。
私も「決定」だとは思っていなかった。
もちろん、公開に反対する議員はいないが、公開までの段取りが全くできていないのに、
いったいどうやって公開するんだ?
納得できない議員と、なし崩しにやろうとする議長と委員長。当然紛糾。
 
だいたい市民への周知ができていない。
議会だよりにも載っていない。
ホームページにも載っていない。(ほんの数日前にアップされたが)
それがいきなり地元新聞1紙だけに「公開決定」と報道された。
やり方が稚拙すぎる。
 
しかし、すでに傍聴希望者が待っている。
10時から公開のはずが、10時半を過ぎても議員同士の意見がまとまらない。
とにかくいったん納めて、執行部と傍聴者に入ってもらい、「公開」全協は始まった。
 
始まったが、40分以上待たされたあげく、傍聴者に資料は何も渡されない。
せま~い隅っこに椅子を並べて窮屈そうに聞いている。
なんだか申し訳ない。
 
午後、事態を収拾すべく「非公開」全協が開かれたが、
課題整理しないまま話し合うから、また訳が分からなくなる。
何が間違ってこうなったのか。
この問題にどう対処すればいいのか。
今後こういうことのないようにするにはどうしたらいいのか。
それを冷静に話し合わなきゃいけないのに、朝と同じ堂々めぐり。
 
さすがに私、キレました。ちょっと声荒げちゃいました
しかし結局何も決まらないまま、散会。
あ~~もう、学級会以下!!
小学4年生の国語の教科書に「話し合いの仕方」について載っているから、
議員のみなさん、読んでください!!

昨日は息子が入っている子ども会の天神講でした。
昔々から受け継がれている行事のひとつです。
地域によっては、お習字をしたり、繭玉を作ったり、
天神様まで行列をつくってお参りしたりしている所もあるようですが、
うちの地区では、新1年生を迎える行事として行っています。
6年生が中心になって会を進行し、学年ごちゃまぜになって、
自治会館や外で1日中遊びます。
この間、なるべく親は手も口も出さず、
厨房でおしゃべりしながら情報交換しています。
 
学校では少し荒れ気味の6年生たちの様子を見ようと、
校長先生がのぞきに来てくれました。
複数の地区が同じ日に天神講をやっているので、
ハシゴをしているということでした。
 
学校では見られない6年生のリーダーシップや
低学年を上手にのせたり、気を配ったりしている姿に
校長先生も驚いた様子でした。
 
そ、子どもにもいろんな顔があるんだよね。
 
4月から一緒に通学する新1年生もすっかりみんなになじんで遊んでいました。
 
全国的には子ども会をなくす地域が増え、
子どもが減ったり、役員のなり手がいなかったり、行事が縮小されたりで
地域の子ども同士の交流機会が減っているようですが、
こんな時代だからこそ、継続していって欲しいですね。
 
 
 

12日、飯能市総合福祉センターへ。
飯能市子ども家庭課主催の子育て支援フォーラムに参加しました。
 
講師は東洋大学教授 森田明美氏。
森田氏は、飯能市次世代育成支援行動計画推進委員会委員長でもあります。
そして、私の愛読書(?)、「子ども条例ハンドブック」「子ども計画ハンドブック」
の著者(共著)でもあります。
 
飯能市は平成17年から森田氏を市長懇話会に招いて、
子育て支援団体などとのネットワークづくりに力を入れてきました。
子育て支援フォーラムや子育て支援者交流会も定期的に開いています。
 
森田氏のような専門家が入っていることは心強いし、
なんといっても「子どもの権利」の専門家でもあるので、
子ども観の転換や、子育て支援・子ども支援の方向性など、
飯能市の子育て事業に、かなり好ましい影響を与えたことは間違いありません。
 
実際、飯能市の次世代育成支援行動計画後期計画には
子どもの権利の尊重についてや、社会で子どもを育てることについて、
かなりはっきり書いてあります。
 
ひるがえって、日高は?
子どもの権利について知っている職員がどのくらいいるでしょう?
子育てに関しての交流会やフォーラムやシンポジウムが
これまで開かれたことがあるでしょうか?
子どもフェスティバルでさえここ何年も開かれていません。
 
「子育て支援の充実」は市長の政策の柱の一つです。
言葉だけじゃなく、ちゃんと事業としてやってほしいし、
職員の仕事や姿勢や態度にももっと表れないといけないと私は思います。
 
 
 

昨日、今日2日間、多摩自治研究所の「議員の学校」に参加してきました。
講師は静岡大学教授の川瀬憲子氏、日本福祉大学教授の石川満氏、
そして自治体問題研究所主任研究員の池上洋通氏。
 
地域主権、憲法、合併問題、社会保障、地域福祉、2011年度予算、などなど
ついていくのがやっと、というスピードと内容でした。
休憩時間には他の参加者と「つかれますね~」^^;
 
講義ではデータを示されて、人口減少、少子高齢化、社会保障費の増大の
待ったなしの現状をつきつけられました。
百戦錬磨(?)に見えるベテラン議員さんたちからも「う~」という声が。
漠然と知っているように思っていたことの真相を見せられて、
見えないこと、気づかないこと、隠されていることを
自ら探して読み解いていかなければならないということを学びました。
毎回ここの研修は濃い!
 
でもほぼぶっ通しの講義に集中力がキレることも・・・。
すかさず講師から「あなたのまちの高齢化率は?」「財政力指数は?」
と質問が飛ぶ。ちょっと持ち直してもまたボ~っとしてくる。
いきなり「フランス革命はいつ?」!??
あ~気が抜けない・・・。
 
 
 

↑このページのトップヘ