議員になって初めての委員会視察研修に行って来ました。
文教厚生委員会です。
群馬県伊勢崎市の小学校教科分担制と
新潟県上越市の子どもセンターを見てきました。
小学校での教科分担制は音楽や理科、家庭科などで
すでに行われていますが、国語や算数、社会などでも分担制にすることで
教員の負担軽減、複数の教員で子どもの様子をみられる、
中学校での授業環境へのスムースな移行など、効果があるということです。
これは経費もかからず、むしろ日高のように学級数が少ない学校のほうが
コマ数のやりくりが複雑にならず、やりやすいかもしれません。
子どもにとっては担任以外の先生とも接することで、視野もひろがり、
担任と相性が合わない場合などはとくにいいかもしれません。
説明してくれた教育委員会の方が「あくまでも目的は子どもが輝くために、です」
と、熱くその理念を語ってくれました。
上越の子どもセンターはもともとショッピングセンターだった建物の中にあり、
広くて明るくて、同じフロアには国際交流協会やボランティアセンターも入っています。
子どもセンターはマミーズ・ネットというNPOが市から委託されて運営しています。
その運営方法や市との連携についてもっと聞きたかったし、
ちょうど集まってきたママやパパやおじいちゃん達にも話をききたかったし、
上越の進んだ子ども支援や子どもの権利条例についてもききたかったのですが、
ほかの委員さんはあまり興味がなかったのか、予定時間前に終わり。
視察研修のあり方については疑問がいっぱいです。
長時間バスに乗り、宿泊までしたのに、研修時間は2日間で3時間にも満たない。
事前学習も事後検討もしない。こんなんでいいんでしょうか!?
上越市子どもセンター。
広くて明るくて心地よい。
全体のスペースはこの3倍以上。
毎日来るお父さんもいるとか。
泊まったホテル近くの
「世代間交流コーナー」
学校帰りの中高生が備え付けのiPadで
遊んだり学習したりしていました。
机に突っ伏して寝ている子もいれば、
熱心に英語の勉強をしている子、
オセロで対戦している子・・・。
その向こうにはおじいちゃんと小さな男の子が汽車の模型で遊んでいました。
こういう空間、いいなあ。
目的無くてもぷらっと寄れる。
世代関係なく、そういうところがほしいよね。
以前私がした「中高生の居場所を」という
一般質問に対する回答は
「安全面で問題がある」でした。
日高市の中高生は「危険」なのか!?