6月議会のご報告3 一般質問②
2.高麗汚水処理場の活用について
武蔵台一丁目にある高麗汚水処理施設は、昭和52年に武蔵台団地の分譲が開始されて以降、民間の運営により、公共下水道が未整備だった武蔵台、横手台の約3000世帯の汚水を処理してきました。
当初は公共下水道につながるまでのつなぎの施設でしたが、不明水(雨水流入)の問題で下水道の基準に合わないということで県に接続計画の見直しを求められ、その対策ため暫定的に使用を続けました。
その後、平成24年に施設は市に移管され、コミュニティ・プラント条例に基づき運営されてきました。そして当初の計画からは大幅に遅れましたが、昨年度、ようやく公共下水道への接続が完了し、高麗汚水処理施設は、その役目を終えました。
 今後は使用されないこの敷地面積約0.55ヘクタール(約1,650坪)の施設について、令和4年度の当初予算には、廃止事業の施設に係る除去等のために基金5,562万円余りを取り崩すとあり、今年度は建物内のアスベスト除去と、地下にある汚水処理槽の清掃を行うとしています。
施設の処分や利活用に関して何が課題なのか、維持管理と今後の利活用はどうしていくのか聞きました。
答弁から、
▷施設内に約4千立方メートル(25mプール15杯分)の汚水が残留している。今年度はその排出処理と建物内のアスベスト除去工事を硫化水素の発生やアスベストの飛散を防止しながら行っていく。
▷廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて建物と地下構造物(地下10メートル)を撤去して更地にするには、9億円以上の経費が掛かる見込み。
▷利活用については、耐震性や経年劣化など安全面での課題が大きく、南側の土地についてもその下のコンクリート等の劣化程度が不明なため、現在のところ明確な案はない。
▷維持管理については、侵入防止、定期巡回、除草、電気代等年間数百万円かかる見込み。
施設は住宅地にあります。安全対策と、処理や改修工事の際には近隣住民や自治会に十分な周知を要望しました。