遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始、みなさんはどう過ごされましたか?
私は日頃溜めに溜めている家事やら書類整理やら。
そこへ娘の引っ越し、ネコの病院通いなどであっという間に年末年始が過ぎてしまいました。
積読本も減らず、映画も観に行けず、新年の構想も未だ立てられず、
ちょっとトホホな2017年の幕開けです。
今から立て直し!!今年も精一杯議員活動していきます。
議会報告が途中でした。
補正予算には、特別職ボーナス引き上げ分、マイナンバー関連予算、
図書館の一部業務の3年間の委託料が含まれているため反対しました。
反対討論全文です。
議案第75号 平成28年度日高市補正予算(第3号)について反対の立場から討論します。
反対理由の一点目は、特別職報酬等審議会の審議を経ずに、市長、副市長、教育長、議員の期末手当の支給割合引き上げ分が計上されていること。
二点目はマイナンバー関連、特定個人情報データ標準レイアウトの改版に係るシステム改修委託料の増額分が計上されていること。国による度重なるシステム改修によって、市の財政は圧迫されており、今後も続く可能性も否めません。
三点目は、「図書館運営事務(窓口業務委託)に係る債務負担行為補正」1億9230万円(3年間)についてです。教育委員会はじめ、新旧図書館長の、市民へのサービス向上を目指すところは何回もお話をうかがい、重々存じております。また、市長も、経費をかけても市民が本に親しむ環境を整えたいと力強くおっしゃっており、その思いには大変共感いたしました。
しかしながら、公共図書館の在り方として、一部であっても外部委託することが本当によいことなのか、私にはどうしてもそうは思えないのです。図書館員はまちのことを知り、蔵書を知り、現在の利用者はもちろん将来の利用者を見据えて本を選び、保存し、提供する役割を担っています。また他機関や市民と連携協力して行事を企画開催するなどの業務も多くあります。つまり継続的にそこで仕事をして経験を積むことが重要なのです。今回の委託で正職員、司書職員が減り、長年勤めてきた臨時職員がいなくなれば、委託先の司書が増えたとしても、結果的にサービスが落ちるのではないかと危惧します。
また、無料公開を原則とする公立図書館では、サービスの充実によって利用の増大を図り収益を見込むという民間の経営手法による事業の展開はできず、受託業者が利益を求めようとすれば、働き手の経費を抑制することになります。それが不安定雇用、ワーキングプアを生む可能性があります。
さらに、昨年6月に実施した図書館のサービス・運営の在り方についてのアンケート調査の結果を改めて見返してみましたが、開館日、開館時間、閉館時間についていずれも「今のままでよい」という答えが、他のすべての選択肢を足した点数より多いのです。もちろんこのアンケートだけでは潜在的な二-ズはわかりませんが、この結果に反するサービス拡大は図るのもいかがなものでしょうか。
以上の理由から、本議案に反対いたします。
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