今日午前中30分ほど、リンクス高麗川のメンバー数人と一緒に、
清流橋からお蔵淵までを工事している山口組の方に
現場で説明をしていただきました。
午後から春の嵐になるという予報。
大雨に備えて、淵から水を抜く作業が急ピッチで進められていました。
河原は駄々広く平らにされ、淵は裸にされていました。
それでも逆らうように川底の岩盤から湧水が流れてきています。
今更ながらこの工事を止められなかったことに後悔と無念がこみあげてきました。
担当者の方は何を聞いても丁寧に答えてくださり、、率直に意見交換もできました。
水との予想外の戦いで、正直なところ難儀な工事になっているとのことでしたが、
川の工事の経験も豊富で、川の工事が予定通りにはいかないことは想定内のようでした。
それにしても砂礫の多さには驚きます。
工事が終わったあと、この積み上げられた砂礫は戻されるのだろうけれど、
下流へ流れて行くのは防ぎようがないだろうなぁ。
この砂礫とてここより上流の工事の影響だろうと多くの人が思っているでしょう。
あたりまえだけど川はつながっています。
今回のような細切れぶちぶちの計画ではなく、
次世代に美しい川を残すための「川まるごと」構想が必要だったのではないでしょうか。
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