とうとう川の工事が始まってしまいました。
竹や木々が伐採され、重機で河原はあっという間に平らになりました。
私は地元の友人も多いので、工事に反対の意見ばかりではなく、
昔の美しい川に戻るなら、浸食による危険がなくなるなら、
遊歩道によってにぎわいが出るなら、車いすで親水できるならと
計画に賛成の方の意見も聞こえています。
相続税のために苦渋の選択で売った自分の土地に家を建てた住民が
この川の工事に反対するのを複雑な思いで見ている人もいます。
自分たちは森だったところを開発した土地に住んでいるのに
その後の開発には「自然をこわすな」と反対するのかと。
でもだからこそわかるはずです。
一度壊したら元には戻らない。
この計画はもしかしたら市や市民に恩恵をもたらすのかもしれない。
でも、自然にとってインパクトがないわけはない。
横手渓谷の美しさを台無しにしたあの遊歩道や
あいあい橋のところの要塞のような魚道
だれがどんなに「素晴らしい」と言い募ってもあれは「醜い」し「要らない」
今回の遊歩道、できてしまうならば、どうか醜くて不要なものになりませんように。
清流橋下流
木々が伐採されて
重機の威力はすごいです
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