今月26日から12月議会が始まりますが、
この議会で日高市議会議員報酬の10.1%UPが提案されます。
特別職報酬等審議会の答申を受けての引き上げだそうです。
答申に書かれた引き上げ理由は、
今後議会の役割はますます重要になってくること、
開かれた議会への取組が評価できることとなっています。
そうでしょうか。
私から見たら、日高市議会の議会改革は遅々として進んでいません。
4月の改選後すぐに、平井議員と私は連名で議会改革委員会の設置を
文書で議長に要望しました。
しかしそれは各会派に却下され、今後議会改革は
議会運営委員会(議運)で進めていくということになったのです。
そこで議運の委員でもある私は、
市議会のホームページでの政務活動費(1万円/月)の
使い道の公開を提案しました。
しかし、これもすべての会派に否定されました。
(共産党は1人会派なので委員ではありません)
いまどき公開していないのは近隣でも日高市だけです。
あの号泣県議の件があったにも関わらず、必要ないというのです。
また、議会だよりの討論欄には、反対討論と賛成討論が揃ったときのみ掲載する
という決まりがあり、反対討論だけでは掲載されず、
議案に対してどんな反対意見があったのか市民に知らされません。
この決まりも変えてほしいと編集委員会で提案しましたが、
それは全員協議会(全協)で全議員に諮るべきものだというので
全協で協議してほしいと議長に文書で要望しました。
変えてほしい理由として、
市民のみなさんに議論の過程が見えるように、というのと、
民主主義の基本である少数意見の尊重 の二つを書いたのですが、
ある議員が、「だって民主主義ってのは多数決で決まるもんだろ」とつぶやきました。
これもまた否決されてしまうのでしょうか。
とにかく、政務活動費の使い道もHP公開しないで
報酬10%も引き上げるなんて、市民の理解が得られるとは思いません!!
議会報告会の開催を選挙公約にしていた議員もいますが
実現への動きは全くありません。
議会基本常条例制定への話し合いもされていません。
議会改革の道は五里霧中です。
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