4月の給食献立表と見ると、結構な頻度(13食中5食)で
タケノコ、シイタケ、干シイタケが使われている。
 
ご存じのように千葉や茨城のタケノコやシイタケから
新しい基準値以上のセシウムが検出され、問題になっている中、
献立表にも一緒に配られた「食育だより」にも放射能のことは何も書いてない。
 
教育委員会と給食センター長にこのことについて聞きました。
センター長が言うには、日高市の学校給食で使われてるタケノコとシイタケは
西で採れたもので、シイタケは原木の証明書もとっているので問題ない、とのこと。
 
しかしそのことは言わなければ誰も知らないし、
どうしてそういうことを献立表や食育だよりに載せないのか。
放射線濃度測定器を買う予算がないなら、せめて情報出しは丁寧にしてほしい。
そのことは再三お願いしているのだが。
 
センター長は5月の印刷物にはそのことを載せると約束してくれた。
給食センターのHPには
日高市学校給食センターでは、新たな基準値に基づき、細心の注意を払い食材の安全性を確保しながら学校給食を提供してまいります。
という一文をすぐに載せていただけたが、産地、数値なども開示していくべきだと思います。
 
日高市の言う「流通しているものは安全」は通用しないんですから。
愛知の幼稚園で使われた干シイタケはキロあたり1400ベクレルでした。
以前の基準値さえはるかに超える数値のものが流通して、
子どもたちが食べてしまったのです。
 
そういう事例をどう見るのか。
教育委員会の感度が試されてませんか?