16日、精神障害者を支援するNPO法人あおーらの施設を
民主・みんなの会の3人(広川、川田、田中)で視察してきました。
あおーらはおもに飯能市と日高市の精神的な病をもつ方と
その家族を支援しています。
飯能市内に相談、食事やクラブ活動ができる居場所、就労支援センター、
当事者が働く喫茶やカレーハウスなどの施設があり、
ひとりの人を、家族もふくめ一貫してみていけるようになっています。
この日会った当事者の方やスタッフはみんなとても明るくて、
食事も一緒にとりましたが、本当に楽しく、おいしく、素敵な空間と時間でした。
あおーらさんは、飯能市の保健センターや福祉課との連携がされていて、
当事者になにかあればすぐに対応できるということでした。
ところが日高市の対応は飯能市にくらべ「温度が低い」んだそうです。
現在日高には精神障がいの方たちが集う場所は、
家族の方とボランティアでやっている「すみれサロン」1カ所だけです。
運営への市の援助は何もありません。
日高市は毛呂山の施設やあおーらさんにお金を出しているから
日高の精神障がいの方はそこに行くようになっています。
でも実際には、電車やバスに乗って隣市に行くのは困難な人が多いので
近くで集えたり、相談できたりするところが必要なのです。
最近、すみれサロンと日高市の福祉課との話し合いがされるようになったとのことなので
今後、いい方向にいくことを願っています。
午後は日高のかわせみの施設を見せていただきました。
作業所やケアハウスなど、市内に6カ所ほどあります。
かわせみさんには知的障がいの方が多いのですが、
親の高齢化などで、ケアハウスなどに入居する人が増えていて、
今も物件を探しているとのことでした。
資金的にも大変だと思います。
障がい者支援はこういう方たちのがんばりに支えられているんだ、
っていうことを今回深く深く実感しました。
わたしたち議員にできることをきちんと考えていかなくては!と強く思いました。
こころのほーっとすぺーす「セラヴィ」
古い住宅を借りています。
ここで食事や手芸など
みんなで楽しくすごします。
視察や見学がたえないそうです。
飯能市役所脇にあるカレーハウス
スタッフと一緒にみんないきいきと
働いていました。
今度は食べに来よう!
コメント