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学生時代にはよく「脳みそがウニになった」という言い方をしましたが
今でも言うのかな?・・・言わないか・・・

昨日今日の2日間、母校の武蔵大学を会場に行われた
国際シンポジウム「教育再考」に参加してきました。
本来の対象は教師や教員養成に関わっている方ですが、
講師陣に惹かれて申し込んでしまいました。
昨日は教育学者の大田堯先生とオランダの大学講師ウィム・ウェスタマン氏の講演、
今日は元文部大臣でゆとり教育の提唱者、有馬朗人氏の講演と
オランダの教師教育者フランク・ヤンスマ氏のワークショップ&レクチャーでした。
両日とも内容が濃い!!っていうか門外漢の私には難しすぎました。
しかも10時から5時まで英語の洪水と専門用語の嵐。
今日の夕方にはホントに頭の中はウニでした。

でも、教育とは何か、学びとは何か、教師に必要な資質とは何か、
教えるとはどういうことか、オランダと日本の教育はどこがちがうか、などなど
刺激的で心に残るお話がたくさん聴けました。
これからじっくり反芻して私の仕事に活かしたいと思います。

また、休憩時間やワークショップでいろんな方と交流できました。
京都の大学教授、山形の小学校長、若い教師の方、ナゾの白髪の研究者・・・
みなさん開放的で先進的なお考えをお持ちでした。
・・・なのになぜ日本の教育はいつまでも窮屈なのでしょう?
ヤンスマ氏は「子どもに対する根本的な姿勢の違いだろう」と言っていました。
!!!やっぱり子どもの権利を浸透させないといけない!!!
とここでも確信したのでした。

それにしても大田堯先生の力強さはどうだろう。
とても92歳とは思えない声の張り、情熱。
お話が聴けて幸せ。
今度娘が通う自由の森学園でも講演があるらしい。行かねば!!