田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

日高市市議会議員5期目です。
生活のすべては政治に繋がっています。
みんな(市民)の声を市政に届け、みんなと一緒に日高をより良いまちにしていきたいと思っています。

クォータ制を推進する会(Qの会)の院内集会に「女性のための政治スクール」メンバーとして参加してきました。 2024.5.23-2
女性のための政治スクール事務局長と


各政党の女性議員を増やす取り組みはそれなりにあるものの、やはり法律を変えて国としてクォータ制を導入しなければ女性の議員は飛躍的には増えないと思います。 2024.5.23-4
超党派議連会長の中川正春衆議院議員
2024.5.23-5
クオータ制に対する各党の考えをクイズ形式で問う
2024.5.23-1
宣言文を採択
超党派議連の自民党の女性議員が「我が党は、クォータ制に対して最もハードルの高い党ですが頑張ります」と挨拶していましたが、言質を取られないためか、自民党と公明党はパネラーとして参加しませんでした。
クォータ制導入も選挙制度改正も結局は政権交代しなければ無理ということですね
2024.5.23-3
フェミニスト議員連盟の共同代表・山田裕子越谷市議と
2024.5.23-6
諸先輩方と

ひとつ前に書いたノルウェーのナショナルデーを祝う「マイ祭MaiSai」。 プログラムに参加した私の感想が三井マリ子さんのブログに掲載されました。
久しぶりにまじめに文章書きました。 こちらにも載せます。

イプセン『人形の家』から平等社会への道のり

 

30分という短い時間で、こんなにも面白い!お話が聴けたこと、何ともトクした気分でした。

511日、自由学園明日館で行われたノルウェーのナショナルデー(憲法記念日)を祝う「マイ祭MaiSai」に参加したのですが、その中のスペシャルプログラムの一つ、翻訳者のアンネ・ランデ・ペータースさんと女性政策研究家・三井マリ子さんによる、イプセンの『人形の家』についてのトークのことです。

イプセンはノルウェーの劇作家で、1879年、女性解放をテーマとした『人形の家』を発表し世界的な名声を得た、と言われています。

まずアンネさんから。イプセンが最初に書いたラストシーンは、ノラは家を出て行かない設定だったが、原稿を読んだ妻のスザンナが「ノラは出ていく」と主張し、夫婦はは2週間に及ぶ論争をしたそうです。「ノラが出て行かないなら私が出ていく!」と妻が啖呵を切ったことから、イプセンは家を出て行くノラに書き変えたのではないかーーこんな刺激的なエピソードが紹介されました。

現在ジェンダー平等ランキングが常に上位のノルウェーでさえ、当時、女性は父や夫の所有物のように扱われていました。そんな時代に、女性解放運動に大きな一石を投じた作品が、夫への妻の抵抗によって生み出されたらしいことに、私は驚くと同時に心の中で快哉を叫びました。

アンネさんのお話を受けての三井さんのお話がまた興味深く、めちゃくちゃおもしろかったです。
 『人形の家』の日本初演と女性の覚醒をうたった『青鞜』の創刊が同じ19119月である奇遇や、『青鞜』が翌年の新年号で『人形の家』特集を組んだことによって、「ノラ=覚醒した女=新しい女=奔放でふしだらな女」という図式がつくられて誹謗中傷の的となってしまったことが話されました。

女性であるというだけで受け入れられず、女性が声を上げればつぶされてしまう女性史の一端を知ることができました。

さらに三井さんは、会場となった自由学園を創設した羽仁もと子さんもノラに共感し、影響を受けた一人だと続けました。羽仁さんは、日本初の女性ジャーナリストで、「意思の自由」を求め、「真の自由人」を育てるために自由学園をつくりました。ノラの「人間でありたい」という願いが「意思の自由」への飢渇だったとしたら、通じるものを感じます。

ノラの家出から140年以上が過ぎ、日本にも家を出たノラはおそらく何千万人もいました。それなのに、いまだ日本のジェンダーギャップ指数は146か国中125位。

それを嘆いてはいても、家父長制の呪縛から完全には逃れられない女性(男性)がたくさんいます。私もその一人です。だからこそ、呪縛と闘ってきた先人たちの歴史を無にしないよう、その呪縛から完全に解き放たれるために私も闘っていこうと思います。

私は、この日初めて自由学園明日館を訪れました。その造形の素晴らしさに囲まれて、ノルウェーと日本の「平等社会への道のり」を考えさせてくれた一日は、末長く私の記憶に残るはずです。

 

田中まどか(前埼玉県日高市議会議員、2024年市長選挑戦者)

5月17日はノルウェーの憲法記念日(ナショナルデー)。 11日はそのお祝いイベント、「マイ祭」@自由学園明日館(みょうにちかん)へ行ってきました。 2024.5.11-6
池袋の住宅街にある素晴らしい校舎はフランク・ロイド・ライトの設計。
庭ではハルダンゲルヴァイオリンの演奏に合わせてのフォークダンス、 室内では読書会や展示やワークショプが行われ、
講堂ではノルウェー王国大使を招いての公式祝賀会、 イプセンの『人形の家』の抜粋上演、
そして三井マリ子さんのトークなど盛りだくさん。 2024.5.11-5 芝生の庭ではフォークダンス

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ハルダンゲルヴァイオリンの演奏と民族衣装

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講堂の建築も素敵です
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イプセン翻訳者アンネさんと三井マリ子さんのトークライブ。
『人形の家』誕生のエピソードや、女というだけで虐げられていた時代に声を挙げた女性たちのこととか、めちゃくちゃ面白かったです!!

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右から2番目がノルウェー王国大使、真ん中が三井マリ子さん、左から2人目が参事官(大使代理)のリーネ さん
お天気もよく、とっても楽しい一日を過ごすことができました。 やっぱり文化(の違い)に触れるって大事ですね。 #ノルウェー
#マイ祭 #自由学園明日館

母親は無職になりましたが、娘は宮崎で活躍しているようです。
「心がざわついた思春期もアートに救われたし、世界がぐっと広がった。」 そうなのよね。大事よね。 「子どもたちがアートに出会う機会の提供」は市長選での私の公約の一つだった。
娘よ、がんばれ。
5月4日付 宮崎日日新聞 なつみ新聞記事2024.5.5_page-0001


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久しぶりの深呼吸。
4月30日、坂田マサコさんのワークショップ@女影雷山に参加しました。
前回は「シガラ」作りでしたが、今回は石と藁で水路の流れを整える?作業。 441205809_3458647710948072_8329356317338549010_n

できあがったこの石畳状のところを流れた水が透きとおっていくのを目の当たりにして、まるで浄水器!!と興奮してしまいました。 440347527_3458647774281399_5656054579036021614_n
作業はきつかったけど、とっても楽しかった!
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お昼は高萩駅前のオニギリパンチのお弁当と、こだわり屋のお豆腐。サイコー!

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