田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2011年03月

明日は埼玉県議会議員選挙の告示日です。
小谷野五雄県議会議長と川田とらお市議(今日で退職ですが)の一騎打ちです。
10日の投票日に向け、明日から選挙戦が始まるわけですが、
「こんな時に選挙ほんとにやるの?」という声が多くきこえてきます。
それは震災被害の事を思えば誰しもが思う事ではないでしょうか。
 
でも、選挙はあります。
それならば、こんな時だからこそ「選挙」の意味を考えてみませんか?
 
今回は投票率が下がるという予想もあります。
でも、震災被害を受けなかった私たちが
今しなければならないことのひとつは、
この困難に臨んで、被災地を思い、国を思いながらも
さて自分の住むまちはどうしていくべきかを
真剣に考えることではないでしょうか?
 
私は川田とらおさんと会派を組んできたので、当然川田さんを応援していますが、
応援演説とかはしません。
それは、辻々に立って市民の方ときちんと向き合い、
自分の主張をじっくり聴いてもらいたい、という川田さんの希望でもあります。
 
この間、私はとにかく「投票に行きましょう」というキャンペーンをします。
皆さんも棄権は絶対しないでください。
期日前投票もあります。
もし入れたい人がいなかったら「白紙」で意思表示を!
 

震災についてどんな支援ができるかを話そう、という呼びかけに、
今日、たくさんの人が集まってくれました。
初めて会う若い方がこんなに!
ご夫婦で、赤ちゃんをおぶって、お子さんと自転車つらねて・・・
そしてみんなの会のベテランメンバーも。
事務所がいっぱいになるなんて思いもよらなかった。
(あ、写真撮りそこねた
 
みんな何かしたい!って思ってるんだよね。
 
やりたいこと、やれること、とにかく出し合おう、ということで
大小さまざまなアイデアが出ました。
 
①すぐにもできること
②中長期的に計画していくこと
③もっと大きい政策提言みたいなこと
 
この中からとにかく①をやりながら次を考えよう、ということになり、
さっそく動き出しました。
気持ちがあるから早い!
 
選挙があるから気持ちはあっても思うようにいかない私たち
(みんなの会のメンバーや川田とらおさん)にかわって
事をすすめてくれる人も複数いて、ほんとにスゴイなあ、と思いました。
日高の若い力とベテランたちの力が融合するとどんなことになるのか、
・・・楽しみ!!
 

今日は(あ、もう昨日)武蔵台5丁目を歩きました。
途中、大鶴巣公園の脇でワゴン車から野菜を出して
並べている男性がいたので声をかけました。
 
飯能で青果販売をされていて、ひきうりしているのだそう。
準備が終わると、音楽を流しながら一回り。
すると近所の方々がわらわらと集まってきました。
 
おもいおもいにカゴに野菜や果物を入れながら、
その店の男性やお客さんどうしで親しげにおしゃべりしている。
しゃがみ込んで買った物を買い物袋に入れるお年寄りに、
荷物持っていくわよ、と声をかける方。
緑鮮やかな葉物に美味しそうなイチゴ・・・
日溜まりの小さな臨時商店がとても素敵でした。
 
「どのくらいの頻度でくるんですか?」と聞いたら
販売スケジュールを印刷したものをくれた。
見てびっくり。え?ほぼ毎日!?
場所と時間を変えて週5日、2~7丁目のどこかで開店している。
 
知らなかった・・・
 
買い物に不便している武蔵台の住人はたくさんいるから
助かっている人は大勢いると思う。
 
でもなあ・・・なんで飯能の人なんだ・・・(決してわるいわけじゃありません)
そういえばこの辺回っているお豆腐屋さんは鶴ヶ島かどっかだった。
 
日高のお店もがんばろうよ。
商売も、買い物難民支援もまず日高の人が考えなくちゃ!
 
そういう私もいまごろ言っててどうする
交通と買い物の不便解消は緊急の課題です。
 
夕方には、台地区にいわき市から越してきたご家族に会ってきました。
狭い借家に8人で住んでいるという。
「大家さんにも近所のみなさんにも良くしてもらっている」と
明るい表情だったので安心しました。
小さいお子さんもいるので、はやく広い家に移れるといいと思う。
 
その家族が頼ってきた近所に住む方が市役所に相談に行ったけど、
「基本的には何もしてくれない」と嘆いていました。
今目の前にいる一家族も助けられないんじゃ、
遠くにいる多くの被災者を助けることなんてできない・・・。
 
 

東京都の金町浄水場の水からヨウ素、セシウムが検出されたとの報道、
みなさん「日高は大丈夫!?」とご心配していると思います。
 
日高市の場合、市独自の水(地下水を処理したもの)50%と
県の水50%で水道水を供給しています。
市では今、高岡浄水場の処理水を検査にまわしていて、
結果が出たらHPで公表していくそうです。
県の水については基準値を大きく下回っており、
いまのところ、安全性に問題はないようです。
(市のHPもご覧になってください)
 
しかし、赤ちゃんがいるご家庭ではやはり大事をとりたいと
思うのではないでしょうか。
ところが、市内のスーパーなどではもう売り切れ続出だとか。
市にも乳児のいる家庭への水の配布など、検討項目に入れるよう、
提案していきます。
 
ぜひ、大人だけの世帯では、くれぐれも買い占めなどなさらないよう、
お願いします。
 
市の対応もこのところだいぶ早くなってきました。
市や県のHPなどをチェックして、上手に情報を得てくださいね。
 
 
 

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今日、民主・みんなの会連合の3人(広川・川田・田中)で
市長への提言書を提出してきました。
副市長、総務部長、安心安全課長が対応してくれました。
提言と回答を以下にまとめます。
 
1.被災者受け入れについて、積極的な対応を。
 →高麗の郷を開放することを決め、30名程度受け入れ可能と考えている。
  現在利用の問い合わせは1件。その方も他の場所がみつかったとのこと。
 
2.JR川越線、八高線の復旧とバスなどの代替手段の実施を。
 →川越線内の約40カ所の踏切は、計画停電の区域が複雑にまたがっており、
  対応が困難になっている。
  JRとの交渉により、前日の夕方6時までに翌日の運行ダイヤを
  市に知らせてくれることになった。それを市のHPに掲載していく予定。
  バスによる代替はシミュレーションはするが、実現は困難であると考えている。
 
3.正確な情報提供と、市民と共に支援に取り組む姿勢を。
 →現在市のHPでの情報を充実させている。
  物資、人的支援は確かなコーディネートのもとで行われるべきと考える。
  社会福祉協議会などとの連携をはかりたい。
 
4.市内の高齢者、障がい者などへの物資不足、生活不安、もしものときの避難などへの支援を。
 →人工呼吸器や痰の吸引機を使っている方には停電などについて電話での確認を行っている。
 
5.市役所や公民館まで足を運ばなくても義援金募金ができるよう、回覧板などの利用を。
 →区長会などとの調整が必要だが、実施の方向で考えている。
 
副市長は、これまでの市の対応とはちがい、
自分側の「できない理由」を並べたてるだけでなく、
今、市がどう考えてどう動いているかを率直に、丁寧に答えてくれました。
もちろん、この回答で納得!というわけではありませんが、
これからもお互いに言うべきことは言い合って、
本当に市民の利益になる行動を探っていければと思っています。
 
 
 

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