田中まどかのブログ~まどから風を~

日高市議会議員 田中まどかのブログです

2010年08月

9月議会が始まりました。
10時開会後いきなり「議長不信任決議」が動議として出され、ビックリ
そこから延々4時間ぐらい議事ストップ。
 
動議の理由は「ケーブルテレビの取材を議長が拒否したのは開かれた議会である
日高市議会の議長としてふさわしくない」というものでした。
ケーブルテレビの取材申し込みについて事前に全員協議会で協議し、
ほとんどの議員が賛成、あるいは条件付き賛成でした。
決定を四役会にゆだねたのですが、そこで取材はお断りした、という経緯があります。
 
私はもちろん取材は断るべきではないし、議会は公開なのだから
条件も注文もつけるべきではないと思っています。全協でもそう主張しました。
しかし、今回のことは議長にだけ責任があるとは思えません。
最終的には議長判断だったとはいえ、四役会で話し合って決めたことでしょう?
そして私たちは四役にゆだねたのですから、不信任はないだろう、と思うのです。
 
ややこしいのは実際にはこの日、取材が入っていた、ということ。
一度は断ったけど、ケーブルテレビ側が「開会日だけ」という条件を出してきたので許可した、
ということだったようです・・・。
だったら最初から「開会日だけならいいですよ」と言ってやればよかったんじゃない?
 
結局動議は議案に追加され質疑、討議されましたが否決されました。
 
それにしても4時間もストップするようなことだったのか?
動議がでたとき、みんなパニクりすぎですよ。
手順をきちんとふんでいけばいいじゃないですか。
 
再開後の執行部席の冷ややかな視線が痛かったですよ~
 
 
 
 

22日、廣川議員、川田議員、斉藤議員、唐沢議員と一緒に
「はちおうじ子どもミーティング」を見てきました。
今年のテーマは「農業と食」。
開場は加住小中学校(小中一貫校)の図書室です。
 
以前に報告したように、この取り組みは1回こっきりではなく、
半年をかけて学生サポーターの研修と参加者(小学5年生~中学3年生)の学習会を
何回も重ねているのです。
その中から子どもたちが感じた疑問や、考えた提案を
今回市長と教育長に直接ぶつけました。
 
「子どもの意見なんてつたないものだろう」「市側もとりあえず聞くだけなんだろう」
そう思われている方はぜひ来年、見に行って下さい。
子どもたちも真剣、答える市長も真剣です。
子どもたちからは「市長はブルーベリーの甘さを見極められますか?」という素朴な質問から、
「八王子農業バックアップ振興計画」という政治家顔負けの具体案まで実に様々でした。
データを示しての発表や、写真・図を使っての発表もあり、子どもたちがいかに学習したかがわかります。
そして子どもの出す意見ひとつひとつに、今の八王子の現状や実現の可能性、市が考えている政策を
丁寧に、はっきりとそして温かく答える市長の姿勢にも敬服しました。
 
日高でもぜひやりたい。
もちろん私は「子どもの権利:子どもの意見表明権」の具現化をめざしていますが、
そんな思いとは別に、ミーティングの最後に中学生が言った、
「ぼくは子どもミーティングに参加して、ますます八王子が好きになりました」
という言葉を日高の子どもたちにも言って欲しい!と思うからです。
そう、10歳の子が10年後、20年後にも日高が好きか?
これは日高市にとって重要な問だと思います。
 
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立っているのが黒須市長。
左隣がコーディネーターの粟澤さん。
彼の強い思いと市長の思いが
このミーティングを
実現させているのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
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「統計八王子」のデータを示しながら話す子。
他の子も真剣にメモしています。
うしろでボードを持っているのはサポーターの大学生。
他にも司会や発表者のサポート、見守りなど、
開場ではたくさんのサポーターが活躍していました。

前後しましたが20日は日高を変えたい市民の会主催の第2回トーク集会に参加しました。
テーマは「里山・環境」。
日高の環境をどう考えるか、どう守っていくかについて熱い議論をしました。
内容を大きく「高麗川」「里山」「農地」に分け、KJ法でアイデアを出し合いました。
第1回のトーク集会と同じく、ファシリテーターは学習院大学講師・安藤雄太先生。
市民活動を温かく応援してくださる強い味方です。
 
里山を子どもたちの遊び場にする。森林ボランティアを募って枝打ちや伐採をする・・・
高麗川への車の乗り入れ禁止。川の家をつくろう。巾着田をもとの田んぼに戻そう・・・
子どもや若者の農業体験を。新しい特産物開発を・・・
などなどたくさんのアイデアや思いが出ました。
 
今回は出たアイデアを行政に提言するまでにはとてもとても至りませんでしたが、
こういう議論を市民が重ねていくことが大事で、
日高の未来を市民自身が描いていければ、
真の協働によるまちづくりができていくんではないでしょうか。
あ、行政側の意識も重要ですけど。
 
このトーク集会はテーマを変えて今後も行われる予定です。
9月11日(土)13:30~   高麗の郷   交通・インフラについて
11月20日(土)14:00~  場所未定   子ども・子育てについて
1月23日(日)14;00~   場所未定   高齢者・障害者福祉について
皆さんもぜひ参加しましょう!
 
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安藤雄太さん。
このあとの交流会では
お酒談義に花が咲き・・・
もちろんまちづくりに関しても
あつ~いお話が聞けましたよ。
 
お隣りは環境について日高の課題を
提示した廣川議員。

麹町まで女性のための政治スクールに行って来ました。
校長は円より子さん。7月の参院選では残念ながら当選できなかったけど、
「バッジつけてなくてもやらなきゃならないことがいっぱいある!」
元気な様子だったのでほっとしました。
スクールも続けていくそうなのでこちらもほっとしました。
 
今日の講師は、前半が昨日付けで総合外交政策局長になったという外務省の鶴岡公二さん。
「地球規模課題と日本」と題し、温暖化や感染症やテロなど一国では解決できない課題について、
その解決のために世界の中で日本はどうすべきなのかを語っていただきました。
人、金、モノ、情報が世界中を動き、その交流はもはや止めようがない。
その中で起こる人々を脅かす戦争、テロ、自然破壊、感染症、貧困、暴力、差別・・・
国家や国際社会はそれらから人々を守った上で、予防と、さらに
人々が自ら脅威に対処できるよう、個人やコミュニティの能力を向上させるための施策が必要なんだ、
と説かれていました。つまり「エンパワーメント」。
 
保護と予防とエンパワーメントが大事。
これは国際的な問題だけでなく、子育てや教育、高齢者問題など何にでも言えることですよね。
 
また、鶴岡さんが外交交渉にでかけて行って一番恥ずかしいことは
「日本の交渉団に女性が少ないこと」だそうです。ひどいと20人中1人もいないことも。
そんなことは先進国としてありえないっっ!ことなんだそうです。鶴岡さんはこうも言われました。
「もっと女性の政治への進出を願っています、そうすれば必ず世界は平和に近づきます!」
 
でもまず私たちは地方議会に女性議員をふやしましょう!
 
後半の講師は今をときめく?「みんなの党」幹事長の江田憲司衆議院議員。
演題は「公務員制度改革」。
でも話の中身は政界の人脈の話や、自民党批判、民主党批判、小沢批判などオフレコ満載でした。
演題とは別に、印象に残ったのは「応援してくれたところをむげにはできない。
だからどの団体からも応援されずに当選してきた」という言葉。
「橋本首相の側近だった私がつぶされずにここまでこれたのは、
当時独身、金なし、家なし、株なしでスキャンダルになりようがなかったから」
とも言っていました。
つまりしがらみがあると自分でなりたいと思う政治家にはなれない、ということらしいです。
あの世界で自分を貫くこと、正しいと思ったことをやりぬくのは相当難しいということですかね・・・。
再三の民主党入りの誘いも蹴って、大きなリスクを承知で「みんなの党」を旗揚げした江田さん。
がんばってください。
 
あ、内気なので私は言えなかったけど、
一緒に行った「みんなの会in日高」の代表平井さんが江田さんに
「みんなの」を使ったのは私たちのほうが先ですからね!と一応クギを刺してきた?そうです
結構「みんなの党」と間違えられるんで・・・
 
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江田憲司さん。
今夜は息子さんとカブトムシを
採りに行くそうです。
 
 
 
 
 

7,8,9日の2泊3日で秩父の野外活動センターへ。
20人の子ども、12人のスタッフで今年もチャレンジキャンプしてきました。
小学4年生から中学2年生の子どもたちとの濃~い3日間でした。
 
チャレンジキャンプ名物のロープコースは、例年よりのグレードアップ
コマンドロールは半端ない高さだし、崖をロープで降りるのは初体験。
かなりコワイ。まさにチャレンジです。でもこの怖さを乗り越えてやり遂げたあと、
誇らしげににっこり笑う子、ガッツポーズする子、ほっとして泣いちゃう子・・・
そしてみんなの祝福の拍手
そうです。この瞬間のためにスタッフみんな、大変な準備を惜しまずやるのです・・・。
 
恒例のキャンプファイヤーも、最高に楽しかった!
子ども達の班ごとのスタンツやスタッフの恥ずかしい?スタンツで大盛り上がり。
子どもたちが大好きな「猛獣狩り」や「踊り」も体力限界までやりました~
 
あ、そうそう、子どもたちが考えて決めた今年のキャンプテーマは
っと」「っと」「かまだもん!」でした。泣かせるねえ。
仲間と共に過ごし、新しい自分にも出会えたこのキャンプは
子どもたちにとってかけがえのない心の糧となるでしょう。
私も素晴らしい子どもたちとスタッフと一緒に過ごせて、本当に幸せでした~
 
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コマンドロール。木から木へ。
「顔上げて~」「がんばれ~」
下からみんなが応援します。
 
 
 
 
(既成のコースではありません。すべてスタッフがロープを張ります)
 
 
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崖をロープでスパイダーマンのように
降りるコース。
意を決してやったあとのこの笑顔
 

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